this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
なめこ流対つちのこ流 ニンジャ大決戦の巻!
<< もどる
1
2
3
4
5
つぎへ >>
「うん、大分情報が貯まったわね」
自らで纏めた資料を見ながら
白 真白
は呟く。
現在、寝子島にて激化しているニンジャ界隈の争い。覇権を巡って争っているのはなめこ流とつちのこ流の二派だが、真白のようにそのどちらにも所属していないニンジャもいる。
では、どちらにも所属していない真白は一体何をしているのか? それは情報集めだ。
と言っても、どちらが有利かを判断する為に情報を集めているというわけではない。真白はニンジャ専門の情報屋なのだ。
卓越した情報収集能力を用いて、なめこ流とつちのこ流の両方の情報を集め、それを両方の派閥のニンジャに売る。
時に屋根に潜み、時に盗聴器を用いて、時に同業のニンジャにもばれないように尾行し、時に偶然耳にして。様々な手段で集めた情報は対価さえ払えば誰にでも与えられる。
しかし、商売相手を固定しないやり方は時として反発を生む。
それは当然とも言えるだろう。何故なら、真白が得ている情報の中にはもしかしたら自分達の派閥の重大な情報があって、それが敵に渡る可能性があるのだから。
仮に真白がいなくなり情報を得れなくなってもそれはただ零になるだけでけしてマイナスではない。しかし、敵に渡れば明確にマイナスになる。ならば、致命的な事が起る前に真白を消してしまおうと考える者が出てもおかしくはないのだ。
どちらの派閥も似たような事を考えているニンジャはいて、これまでずっと派閥へと勧誘をし続けていたが真白はけして承諾しなかった。真白からすれば今の方が収入も多く、気が楽でいられるから承諾する理由がないのだ。
そして、その時はやって来た。
「やぁ、ようこそ。今日はどんな情報をお求めかな?」
いつもの間に合わせ場所にやってきたのは一人のつちのこ流のニンジャ。ずっと真白とやり取りをしてきた相手だ。
しかし、真白が何の情報を欲しているのか尋ねても何も答えずに黙っている。
「どうしたのさ、何か情報がいるんじゃないの?」
「……我が軍へ入る気はないか?」
「あぁ……。またその話? だから、入る気はないって」
「……そうか」
こうして勧誘されるのも慣れたものなので、真白の対応もおざなりだ。けれど、どうにも普段と反応が違う事に真白は気付いた。
「それならば消えて貰おう」
「おっと、振られたからって暴力に訴える気? それはちょっと良くないと思うんだけどなぁ」
「プロポーズにも限度回数というものがある」
「いやいや。そこは諦めずに何回でもアタックしようよ! それでこそ男ってものでしょ?」
「安心しろ。ちゃんと指に婚約指輪を嵌めてやる。二度と取る事ができないがな」
「……言っても無駄みたいだね。それならしょうがない、ちょっと痛い目、見てもらおうか!」
真白がパンと手を合わせると目の前に箒が現れる。これこそが真白のニンジャとしての武器だ。そして、その箒を地面に突き立てると足元から紅蓮の炎が吹き上がった。
「むっ!」
「ふふーん」
「そうか、貴様は火遁のニンジャか」
そう言いながら鉤縄を取り出すニンジャ。どうやらこのニンジャの武器は鉤縄のようだ。縄を持って振り回せる鉤縄と真白の箒とではリーチ差があって不利だが、真白は不敵な笑みを消さない。
「そう言うあなたの術は土遁だよね」
「……何?」
「ふふ。私は情報屋だよ? 直接取引している人の情報だって知っているさ!」
「ちっ」
真白の言葉に舌打ちをするニンジャ。まさか自分の情報まで持っているとは思っていなかったのだろう。
「まぁ、実のところそろそろやばいかなぁとは思っていたんだよね。だから、あなたとの取引は今日で終わりにするね。つちのこ流といってもあなたとだけ取引しているわけではないし」
真白がその言葉と共に取り出したのは野球ボールくらいの黒い玉だ。重厚感のある黒さはまるで砲弾のように見える。
「じゃあね」
ポイッとの黒い球を投げてから再び箒を地面に突き立てる。すると、黒い球が吹き上がる炎に巻き込まれて爆発した。
煙と音を重視した爆弾だが逃げ出すには十分な代物であり、ニンジャが立ち直る前に真白はその場から離れるのだった。
<< もどる
1
2
3
4
5
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
なめこ流対つちのこ流 ニンジャ大決戦の巻!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年07月29日
参加申し込みの期限
2020年08月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年08月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!