携帯戦記カプセルギア　冬だ！バトルだ！カプギア甲子園だ！｜リアクション

携帯戦記カプセルギア　冬だ！バトルだ！カプギア甲子園だ！

　決勝戦と並行して行われていた３位決定戦は『ロックトルーパーズ』が勝ち、表彰式が行われている。
「さぁ、各選手の感想を聞いてみようか！　１位の『陽炎』のマドカ選手から、今日の優勝を手に入れた決め手はなんだったかな？」
　カプギア仮面からマイクを向けられると円は照れくさそうに答えた。
「事前に相手のことを調査したことと、ステルスにデコイに分身と、結構トリッキーなチームを組めたのが多きかった……かな？」
「ステルス対策をしているところはほとんどなかったし、背後に回れたのは大きかったわね」
　どこかスッキリした顔で真白が円に続いてコメントをする。
「いろんな相手との闘いを想定していたのがよかったかな。いい試合ばかりで資料映像としてほしいくらいだよ」
　旅鴉の方は試合結果よりも試合そのものに興味があるようにコメントをした。
「なるほど、ありがとう！　では２位の『星鷹』は今日の試合どうだったかな？」
「楽しかった……カプギアは奥が深い」
「そうだね、油断があったこともあるし面白い戦いをする相手もいたから、刺激になったね」
　高性能パーツで組んではいたものの、カプギアは使い方次第だとスピカと凛太郎は今日の試合で感じる。
「いやぁ、二人の支援ばかりだったけど面白かったよ。受験前のいい息抜きになったわ」
　2位という結果でも試合から得られるものは多かったと蒼も笑う。
「素晴らしいカプギア魂（スピリッツ）だ！　君たちはこれからもっと強くなるぞ！　では、3位のチームにも聞いてみようか」
「まぁ、男ってやつが敗因ッスかねぇーｗ」
「だぁぁぁ、その弄りはやめろよぉ～！？」
「男ぉーなのは悪いことなのかぁー？」
　桐子は負けた試合のことを振り返りながら、クスクスと笑いをこらえている。
　龍樹は顔を真っ赤にして桐子を責めるものの、瑠樹は何のことかわからずに首をかしげている。
「あー、仲がいいことは美しいな！　これでインタビューは終了だ。栄えある入賞者に拍手をささげてくれ！」
　漫才のように盛り上がっていく3人を後にカプギア仮面が締めの挨拶をすると会場のすみずみまで拍手で包まれた。
　冬の一大イベントであるカプギア甲子園の幕が閉じられる。
　だが、カプギアの世界は広い。
　ギアバトラーたちのバトルはこれからも続いていくのだ！

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あとがき

担当マスター：橘真斗
ファンレターはマスターページから！

カプギア甲子園へご参加ありがとうございました。

優勝賞品チームの『カプギアレアパーツ詰め合わせ』を使って新しいギアを組んでいただけることを楽しみにしております。

カプギアシナリオは今後とも定期的に色々やっていきたいと思いますので、またご参加いただけますようよろしくお願いいたします。

素敵なアクションありがとうございました。

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