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寝子島高校
これ、落とし物ですか?
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その日、
恵御納 夏朝
は学校からの帰り道をのんびりと歩いていた。
「あっ」
地面になにやらグリーン、パステルカラーの布が落ちていることに気づく。踏みとどまってそれを拾ってみると、
「変な形のハンカチ……じゃない」
摘まんだ布切れは綺麗な三角で細かいレースがついていた。
「パンティー……え、落とし、物?」
にわかには信じられないが。
「交番に届けようかな。困ってる、よね。困ってる……?」
夏朝は謎の落とし物に首を捻りながら、歩きだそうとしてふと気づく。
「どこ……?」
そこは見慣れない場所だった。確実に寝子島ではない。青空に浮かんでいるのは虹色の太陽、見渡す限りの草原の先にぼんやりと見えるのは町だろうか。
と、足元に何かが落ちている。よくよく見てみると、それは異世界の勇者が使うような片手剣だった。両手剣や斧、ナイフ、盾に弓矢、そして杖が無造作に散乱している。
「異世界だ……!」
風景としても剣と魔法の世界という言葉ぴったりだ。そして手には握りしめたパンティー。
「ま、まずいよ」
もしこの世界で落とし物であるこれを紛失したら一生持ち主の元に戻らない可能性がある。
「もしこれ一枚しか持ってない人だったらノーパンになっちゃうよ」
絶望的な未来に戦々恐々としていると、短い草を踏みしめ複数の獣が現れた。角が生えたライオンのような生物で尻尾がレインボー。ぐるるるとうなり声をあげている。
「くっ、ノーパンの悲劇を起こしてたまるかぁっ」
手近な片手を地面から拾い上げ、襲いかかってきそうな角ライオンへ向かって駆け出した。
「パンティーは、僕が守るっ」
夏朝はそれを丁寧に畳んで、鞄へしまった。
町中を歩いていた
佐藤 瀬莉
は気配を感じ、地面に視線を落とした。
「落とし物?」
どうやら定期券らしい。薄い茶色の革のケースに入っている。
「お巡りさんに届けなきゃ」
瀬里がそれに手を伸ばした時、定期券がぴくりと動いた気がした。
「は?」
風に舞う落ち葉のようにふわりと浮かんで少し離れたところへ着地する。
「……?」
重さ的に浮かぶようなものではないのだが。
疑問に思いながらも、再び手を伸ばすと定期券に四本の足が生えた。毛むくじゃらで肉球がついている。
「わっ」
定期券はそのまま走り出した。
「ま、待ってっ」
小山内 海
は目を瞬かせた。
道の真ん中である。目の前に置かれている、というか落ちているのは小さな口と丸みを帯びた形の、スタンダードな壺だった。ちなみに色はレインボー。
(落とし、物?)
半信半疑である。
(なんで、こんなものが)
海の半分以下の高さとは言え、落として気づかない大きさではない。意味はないと思ったものの中を覗いてみた。その瞬間、
(あっ)
中から風を感じた。まるで掃除機のノズルに手をかざした時のような。
(ま、待ってっ)
ぐらりと体が傾き、海の体は圧縮されて壺の中へと吸い込まれて行った。
声にならない悲鳴を上げる海、吸い込まれる感覚は一瞬でどこかへ放り出され、盛大に尻餅をついてしまった。
「!」
腰をさすりながらゆっくりと目を開けた海は呆然とした。その場所は明らかに寝子島の風景ではなかったからだ。虹色の太陽が照らすのは海が立つ荒野である。そして隣には例の壺が転がっている。
タスニム・アルハビール
は辺りを見回し、自分の両手に視線を落とした。
「ネコジマってとこかぁ」
どうやら寝子島に飛ばされてしまったようだ。人間の姿も久しぶりである。
「ま、ぶらついてみっか」
そのうち戻れるだろう。道行く人が少し物珍しげに見てくるが、多少目立つくらいで済んでいるようだ。
歩いていると地面に落ちていたなにかを蹴飛ばしてしまった。
「おっと、アブねぇな」
見るとそれは固い長方形の鞄だった。好奇心から拾って開けてみると、
「なんだ、ペラペラの紙じゃねぇか」
そう呟いたものの、どこかで見たことがある。
しばし考え込むタスニム。そしてはっとした。
「もしかしてこれ金かぁ!?これって凄ェ大金なんじゃ!? オッシャ~~~~!!こんなとこに忘れるなんて阿呆もいたもんだぜ!!」
鞄もといアタッシュケースを閉めてガシッと掴むと、
「んなっ」
目の前に現れた光が視界を覆った。そして気づいたときには、
「どこだこりゃー!?」
見たこともない風景が広がっていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年07月25日
参加申し込みの期限
2020年08月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年08月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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