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キラキラチアリーディング! 応援パレパレパレード♪
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「トワ、ぶっちゃけ今日ノリできたんデ」
(パレードを知らない女性)
そうは言っても好奇心いっぱいの
トワ・E・ライトフェロゥ
、独自の動物的嗅覚と本能で、今回のパレードの存在を察知した。
なんでも神様の像が発掘され、その像を慰めるためにパレードが開催されるらしい。
正午のパレード開始を期して、賑わいを見せ始める街頭。
「ヌヌヌ……parade、なのデス?」
シーサイドタウン、常ならぬ人ごみにひかれて、街に出てきた。
説明を聞いたトワ、じっと考え込み、眉間にシワを寄せ、深くうなずいた。
「だいたいわかるマシタ!」
びしぃ! とあらぬ方向に指をさし、満面の笑みを浮かべる。
自信満々の彼女。
それをみた、彼女を知る周囲の者は、にわかに不安を覚える。
自信に満ち溢れた彼女ほど、不安なものはない。
彼女を知る者は経験から、知らぬものもなんとなく様子で、それを感じた。
「よく解ってないんデスケド、だいたいわかるマシタ!」
目に炎を宿し、ぐっとこぶしを握り締めるトワ。
一番まずい状態だ。
「トワたちのー yell で
ネコビエSummerの Tension をアゲアゲってヤツにするのデス!」
ディテールやら事の次第などすっ飛ばして、いきなり本質をぶち抜く。
テストですべての過程を無視して、いきなり答えだけ書いてバツを食らう。
天衣無縫、なんでもありのトワのいつものパターンだった。
しかし、ノリだけでは突破できない障壁というのも、この世には確かに存在する。
一糸乱れぬチアリーディングは、事前講習や個人の特訓を経て、初めて会得できるもの。
いくら天性のセンスに優れたトワといえども、パレードにいきなり参加するのは困難。
いかなる秘策が、トワの小さな胸に秘められているのか?
「アゲアゲに出来ればよいのですから……」
トワは考える。
正規のチアリーディングに、今から参加するのはほぼ不可能。
ならば、自分のなすべきことをなすのみ。
「――ならば、これです! Change!Bird mode!」
謎のポーズ。そして発声とともに、トワの全身がまばゆい白光に包まれた――と誰もが思った。
むろん物理現象ではありえない。
そのような事例が可能であると、ゆめゆめ読者諸賢は信じないでほしい。
しかし事実をありのままに書くのなら、トワ嬢の全身の白光が薄らいで、次に彼女が姿を現した時、彼女は消え去っていた。
そこにいたのは――雀!
いまはただ一人の――いや、一羽のキグルミ雀少女だった。
「トリの気持ちにナリヤガルマス!」
昂然とハト胸ではない、スズメ胸を張るトワ。
ざわっ。
騒然となる周囲。
「キグルミも! 皆でやればー怖くナイ!」
言うなりトワは、周囲のギャラリーたちに、どこから持ち出してきたのか、大量の雀キグルミをおっかぶせ始める。
「面白そうだと思ったあなたもー
とりあえず参加してみたいけど
恥ずかしくてできないと思ったあなたも―
参加する気はないけど見学だけしようとしてたあなたも―
キグルミも! 皆でやればー怖くナイ!」
勢いだけでの勧誘。
――雀になれば、怖くない!
そのとき、子供の声が響き渡った。
続いて、一匹の雀がひょこひょこと飛び出し、トワに追随する。
――怖くない!
――怖くない!
その一羽を皮切りに、続々とスズメたちがトワに続く。
スズメの姿に身を隠したスズメ軍団。スズメンズ。
ネコビエ様をお祭りし、災厄退散、病魔退散の願いを願う。
とくに神魂の災厄の続く寝子島では、平穏は一番の願いだ。
チアリーディングに関しても、積極的に参加するし、協力の力は惜しまない。
パフォーマンスをする人たちを、全力で支援する。
だが、本音を言うなら、自分たちだって体を動かしたい。
不安を追い払うため、恐怖に打ち勝つため。
何か、もっと主体的にパレードに参加する、そんなはけ口を皆が求めていた。
そんなみんなの気持ちに、先導者の旗を振ってこたえた。
それが、トワだったのだ。
だが、それがまさか、スズメのキグルミだったとは。
着ぐるみ部隊はすでに大きく膨れ上がり、老若男女、さまざまなスズメたちが、ぞろぞろトワに従っていた。
「完成! キグルミ隊 Let's Dancing!」
翼をこぶしのように振り立てるトワ。
「Stage car を借りて Dancing!
さらに増やせヨ!キグルミ大隊!」
その場のノリでシュプレヒコールを上げるトワ。
その場のノリでシュプレヒコールに答えるスズメ着ぐるみ隊。
すべてはその場のノリで、大きく膨れ上がった茶色の軍勢は、パレード本体へ向けて突撃を開始した。
――すでに当初の目的が半ば見失われていることは、言を俟たない。
カオスの妙技、とでも言おうか。
完璧に統制されたチアリーディングの周りで、自由かつ無秩序にはしゃぎまわるトワのサンバは、奇妙なエネルギーの渦を呼び覚ましていた。
自由と統制。
秩序と混乱。
二つの相があいまって、パレードの行進そのものに、ダイナミックなエネルギーを呼び起こしていたのだ。
「その場のノリで参加して、
その場のノリで踊りマス!
その場のノリで着ぐるみを着て。
その場のノリのつくだになのデス!」
太陽のように明るくはしゃぎまわるトワ。
そのエネルギーに当てられて、ひとり、またひとりと着ぐるみに身を包み、サンバの渦に巻き込まれる。
サンバの勢力は、今や巨大な塊となり、すさまじい勢いで増殖を開始していた。
その中心に君臨する、スズメの女王、トワ。
スズメダンス軍団はいやましに膨れ上がり、パレードのテンションは早くも最高潮である。
トワのボルテージは早くも最高潮。
カーニバルの先蹤となるべく、勇躍パレードの先頭に躍り出る彼女。
寝子島の光に照らされた、一羽の雀。
彼女は最高に明るく、
最高に輝いて、
そして、最高に不審であった。
――奇怪な、スズメ少女……。
警戒の視線をじっと送る、獅子唐 マコトの鋭い眼光に、陽気なトワはまだ気づかない。
(確かに不審――だがッ!
だがッ――許容範囲!)
その瞬間マコトの中で、トワは「監視対象」から「保護対象」へと変化する。
スズメに変化し、周囲を恐怖スズメのお宿軍団に変えていくくらい、寝子島ではよくあることだ。
むしろ彼女は、いらぬ妨害から護るべき存在。
数多くの、凄腕エージェント級の存在を従えつつ、わちゃわちゃと進むカーニバル。
そんなプロフェッショナルのボディガードの存在を知ってか知らずか、
「トワは最強! なのデスー!
ダイジョーブ!
クライヤミのソコで オタカラ探せば
軽く Tension Max デス! とつげきー!」
トワのシュプレヒコールに答えるスズメ軍団。
周囲に手を焼かせ、周囲を引きずり回し、周囲を混乱させる。
そして、周囲に自分への奉仕を要求し、いっかな構いつけない。
自分に奉仕させた相手にも、疲労を感じさせない。
そういう奇妙なカリスマが、彼女にはあるのだろう。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
ぱーすぺ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
神話・伝説
お色気
定員
1000人
参加キャラクター数
19人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年07月12日
参加申し込みの期限
2020年07月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年07月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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