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\ オーバータイム!/
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猫の道しるべ
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師走も押し迫ったある日。
マリエッタ・ラシュリエ
は修士論文の追い込みでの疲れた体の気分転換に寝子島を訪れていた。旧市街の趣のある街並みの中にいた。前方を見ると道の真ん中で猫が寝ていた。
「ふふ、可愛い」
滅多に車も通らないのだろう。
触ってもふもふしたいところだが、起こしてしまうのはかわいそうだ。そっと横を通り抜けようとすると、猫が大きな欠伸をして立ち上がった。
眠気がまだ覚めないのか、のっそりとした歩みで尻尾を揺らしながら路地裏へと行く。
そしてこちらへ振り向く。
「にゃあ」
一鳴きすると、また路地裏の奥へと進んでいった。
不思議な感覚だ。まるでついてこいと言われているかのよう。
「待って」
猫の背中が消えたところで、マリエッタは駆け出した。
人一人がやっと通れるくらいの細い路地、のっそり動く猫に追い付いたところで息を整えた。
「どこへ、行くの?」
答えは返ってこないとわかっていても、つい問うてしまう。と、その時だった。
「きゃっ」
肩にずしっとした重みが乗ったのだ。
「え……?」
首筋に生暖かいふわふわが当たる。
「にゃ」
「あ」
どこか高いところから降ってきたようだ。
気付けば路地から細い裏道に出ていて、さまざまな猫達が一緒に歩いている。
「にゃぁ~」
そしていつの間にか勝手に猫マフラーが出来ていた。
「あったかい……。って、ここに入るの?」
並んで歩いていた猫達がぞろぞろと入っていくのは人の家の敷地だった。
恐る恐る塀の隙間から内側へ入る。
そこは裏庭らしい。草を踏みしめる音でばれてしまいそうだ。ちなみに裏口のドアがそこにある。
「見つかりませんように」
猫達に続き、裏口の前をゆっくりと通りすぎようとした、その時だった。
「ちょっと、誰かいるの?」
丁度ドアが開いてしまったのだ。主婦らしき中年の女性が出て来る。
「……どちら様?」
不審者を見る目だ。
「あ、ごめんなさい。うちの飼い猫を追いかけていて。勝手に入ってすみませんでした」
マリエッタは頭を下げる。
「あら、逃げ出したの?」
マリエッタの態度に女性は毒気を抜かれたよう。
「はい。それでは失礼します」
「ええ、気をつけて」
女性はそう言って、家の中に入って行った。
「はあ。よかった。……あ、待ってみんな」
素早く裏庭を抜けて走り出した猫達へ追いつく。細い道の先を抜けるとそこは。
見渡す限りの海が広がっていた。夏に比べて潮の香りは薄いが、微かにする。どうやら猫達のたまり場のよう。
「ちょっとお邪魔してもいいかな?」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
3人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年05月14日
参加申し込みの期限
2020年05月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年05月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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