三宅 ゆりが歩いていると、道の真ん中に猫が座っていた。あなたが近づくと、逃げる様子もなく顔を見上げてくる。
「何してるの?」
しゃがんで声をかけてみると、
「にゃぁ~」
一鳴きしてゆっくりと立ち上がった。それからゆらゆらと尻尾を揺らしながら民家の塀と塀の間へ入っていく。人一人なら通れるくらいの隙間だろうか。
と、入って行った猫が顔を出してゆりをじっと見つめる。
「え?」
「にゃっ」
まるで着いてこいと言っているかのよう。何かあるのだろうか。
「にゃぁ」
猫は背中を向けたかと思うと、顔だけでまたこちらを振り返る。
似たような仕草を繰り返すので塀の隙間へ近づくと、
「にゃ」
猫は今度こそ、背中を向けて走って行った。
「何だか、誘われてるみたい。行ってみようかな……?」
こんにちは、高城ヒトです。
概要
今回は猫を追いかけるシナリオになります!
皆さんは道端で、猫と出会います。
猫の種類や色、性別、年齢、出会う数などはさまざまです。(自由にご指定ください)
猫はどうやら、あなたについてきてほしいようです。
ついていくかどうかはあなた次第です。
ただこの日は、神魂の影響なのか、猫を見つけるとどうしても、
かわいがりたい! モフモフしたい!
といった気分になってしまうことがあるようです。
塀の穴だったり、屋根の上だったり猫の通る道を体験しながら追いかけて下さい。
その途中で知らない場所に出たり意外な人に出会うなんてこともあるかもしれません。
猫に目的があるのかないのか……。着いて行った先には何があるのでしょうか?
主にアクションに書いて頂くのは、
〇どんな道を通ったか
〇猫の目的と場所はなんだったのか
などです。
可愛らしい猫との追いかけっこやふれあいを、自由にお楽しみください。
NPCについて
三宅 ゆり
悠然とした態度の黒猫を追いかけています。行き先は今のところ不明です。
神魂の影響でしょうか? どうしても黒猫を抱っこしたいようですが、
いまいち上手くいっていません。
その他、登録済みのNPCなら、特定のマスターが扱うキャラクターを除き、基本的に誰でも登場可能です。
また、Xイラストのキャラクターも描写することができます。
口調などのキャラクター設定は、アクションに記載してください。
それではご参加お待ちしております!