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寝子島高校
フシギなフシギな授業参観日
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●いきなり保護者の気分に
「今日も授業のある日……よね?」
森篠 琳子
は、いつも通り普通に寝子高へ行ったはずだった……のだが、何故か寝子島小学校の前にいた。
どうしてここに……と小学校の前で茫然としていると生徒達のお父さん、お母さんといった保護者達がやって来た。
中にはパンダやコアラといった動物。
身体が透けてない!? と突っ込みたくなる白い着物姿のおじいちゃんらしき人。
学校行事にしては珍妙ねと思いつつ、誰かのお母さんらしき女性を呼び止めた。
「今日、学校で何か行事があるんですか?」
そう訊ねると、今日は小学校の授業参観日だと言う。
(……この年末の押し迫った時期に?)
琳子自身は寝子寝子高の制服姿なのだが、誰も咎める者はいなかった。
保護者が仕事で来られないので、代わりにお姉さんが来たんだろうと思われているのだろう。
あなたは参観しないの? と声をかけたお母さんに言われたので、ここまで来たから参観していくかと学校の中へ。
妹の森篠 奏子(もりしの かなこ)は9歳の小学3年生。
奏子のクラスは……と探していると、担任の先生に「奏子ちゃんのお姉さんですか?」と呼ばれ、案内されるがままに教室へ。
担任に案内されて教室へ行くと、後ろの方に保護者達がいた。
その保護者達を見て、琳子は目を丸くした。
明らかに着ぐるみじゃなくて動物とわかるものとか、耳が尖ったエルフっぽい人とか。
学校前で見かけたパンダにコアラ、ペンギンといった動物園から脱走したのかと思う動物達。
幽霊じゃないの、この人!? と思った身体が透けているおじいちゃんもいる。
そんな面々が普通の保護者に交っているのだから、驚くのも無理もない。
「どうなってるの……?」
琳子は「ひと」なので、これが神魂の仕業であることを知らない。
というか、そんな不可思議現象に遭遇するのはこれが初めてである。
(この状態なら……寝子高の制服姿でも目立たないわね、たしかに)
他の保護者は特に気にする風でもなく、普通に子供のことや世間話をしたりしている。
(リアルなコスプレ会場みたいね)
肩を竦めて、これからどうしようと考えていると後ろの方を振り返った奏子が「あ、おねーちゃん!」と手を振ってきた。
笑顔の妹に思わず手を振り返すが、すぐに「前を向きなさい!」と口パクで伝える。
口パクが通じたのか、奏子は「はーい!」と言ってから前を向いた。
隣に立っている誰かの保護者と思しきペンギンが挨拶してきたので、思わず返事する。
「奏子ちゃんのお母さんですか?」
「あの……私、母親じゃなくて姉なんですけど……」
「あら、そうだったの? ごめんなさいね」
ペンギンは自分は奏子の母親で、娘には自分のことを「おねーちゃん」と呼ばせてるように思われているようだ。
人間(見た目含む)のお母さんは見た目が若い人が何人かいるので、そう思われても仕方ない。
(いや、年齢合わないってば)
私、いくつに見られているのかしら……と思うと複雑な気持ちになった。
授業参観は音楽の授業だったので、参観に来た保護者達は生徒達と一緒に音楽室へ移動。
担任のピアノに合わせ、生徒達は歌声を合わせて合唱を披露していた。
妹は元気良く歌っているので、一際、歌声が大きい。
一応拍手はするが、何か落ち着かない。
元気良く歌っている子、歌が上手ねと琳子の側にいたエルフっぽい人が奏子を褒めた。
あの子、私の妹なんですと言いたかったが(一部)奇妙な保護者がいるので素直に喜べなかった。
音楽の授業が終わると、奏子は琳子に駆け寄り「おねーちゃん、一緒に教室に行こう!」と笑顔で手を引いた。
「歌、上手だったわよ、奏子」
妹とふたりきりだったので、素直に褒めることができた。
「ありがとう、おねーちゃん。そう言ってもらえてうれしい!」
突然の授業参観だったけど妹の授業風景が見られてよかった、と微笑む琳子だった。
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あとがき
担当マスター:
カターレ
ファンレターはマスターページから!
カターレです。
神魂の影響によって行われることになったフシギな授業参観、いかがでしたか?
普通のお父さん、お母さんといった保護者の中にフシギな存在が紛れ込んでいるのは驚きですね。
生徒さん達は、いきなり来たお父さん、お母さんにドキドキ、ワクワク、緊張したことと思います。
抜き打ちに近い授業参観でしたので、緊張感が増したのではないでしょうか。
保護者としてご参加してくださった方は、ご家族の授業風景を見て普段はこんなことをしているんだと思われたことでしょう。
参観に来た保護者はハラハラ、ドキドキして授業をご覧になったことと思います。
それぞれの授業参観の様子、楽しく書かせていただきました。
ありがとうございました。
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担当ゲームマスター
カターレ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年03月21日
参加申し込みの期限
2020年03月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年03月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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