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セピア幻想異聞録:No.3「マッチ売りの少女」
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◆
そのころ、『セピア』を目指して進む、ふたりの少女がいた。
響 タルト
と、その後輩である
マーガレット・ライカー
だった。とある共通の趣味をもつ彼女たちは、喫茶『セピア』の店主が作家であることを知り、足を運んだのである。
「マガレちゃん、硯先生って、どんな人なんだろうね!」
「ええ。本職の先生ですからね、きっと知的な方なのではないでしょうか」
はしゃぎながら、胸を高鳴らせて『セピア』の店内へと足を踏み入れたタルトと、マーガレットを出迎えたのは、けれど、ふたりの幼い少女たちだった。
「あ、いらっしゃいませ!」
振り返り、笑顔を見せたのは、依菜里だ。そして、もうひとりは、赤いずきんをかぶる――
「望んだ夢をみることができるマッチは、いりませんか?」
思わず、といったようすで、タルトとマーガレットは顔を見合わせる。もしかしてと、そんな思いが頭を過ぎっていく。そうして、ふたりは、どちらからともなく口を開いた。
「「マッチ売りの少女?」」
しかし、すぐにかぶりを振ったのは、マーガレットだった。あれは、童話の話だ。現実に、マッチ売りの少女などというものが存在するとは思えない。
「望んだ夢をみることができる……これ、まさかドラッグなのでは……いや、でも、ドラッグの売人とは思えないですし……あるいは、新手の客引き――先輩、どうします?」
むずかしい顔をしたマーガレットが、タルトへと顔を向ければ、彼女は目をきらきらとかがやかせ、マッチを売る少女へと話しかけていた。
「本当に、望んだ夢が見られるの?」
「はい、間違いありません。ほかのお客さんたちも……みんな、素敵な夢をみたと言っていました」
「わあ! それって最高だね!」
そう声をあげたタルトは、こぶしをつくって、マーガレットを見た。
「マガレちゃん、さっそく一緒にやってみようよ!」
「タルト先輩――いえ、たしかに、そういう妄想を駆り立ててくれるアイテムとしては、悪くはないですよね」
タルトに言われ、考えを改め直そうとするマーガレットを見て、依菜里がそわそわとしている。マッチを買ってくれるのかどうかが、気になっているようだった。
すると、そこへ現れたのは、
硯 いろは(すずり いろは)
の筆名をもつ、店長の
鎮目 悠弥
だった。
「いらっしゃいませ。よろしかったら、皆さま席へどうぞ――そこでは寒いでしょうから」
寝子島は、12月である。いくら室内といえども、ドアの近くで立ち話をしていては、身体も冷えてしまう。来客を気遣った悠弥の言葉に、タルトもマーガレットも感謝を口にしようと振り返り、そして、その場で固まった。
「「硯先生!」」
再び、ふたりの声が、きれいに重なった瞬間であった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
かたこと
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
3人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年02月01日
参加申し込みの期限
2020年02月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年02月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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