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アンチカップルの怪
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週末の夜。
その夜をどう過ごすかは人によって違うだろう。
朝鳥 さゆる
と
葉利沢 倫理子
に成り代わっているMaliceにとっては、それは互いを貪り合うという破滅的なものだった。
その夜、二人が最初の絶頂を迎えて、暫しの休息。
さゆるが浅い眠りから覚めて、時計を覗けば時刻は日曜の午前零時過ぎ。
いつもと変わらない気怠い雰囲気で天井をただ見つめる。いや、果たしてそれは天井を見ているのかそれとも、別の何かを見ようとしているのか。
そこへさゆるが目覚めているのに気付いたMaliceが話しかけてくる。
「ねぇ、知ってる? 最近、カップル狙いの変な生き物が徘徊してるって」
「……興味ないわ」
「私、どんなのか見てみたいな」
Maliceの言葉に対してさゆるの返答はない。ただ、天井を見上げたままだ。
夜の道をさゆるとMaliceはブラブラと歩く。
二人とも簡単にスカートやシャツを着て、その上にコートを羽織っているという恰好。
Maliceがさゆるの腕と自らの腕を絡ませる。それは仲の良い相手同士が腕を組んでいるというよりも、さゆるへと無理やりにつけられたアクセサリーのようであった。
さゆるは鬱陶しさを感じているが、何かを言葉にするのも面倒で結果としてただされるがままの無視という態度を取る。
だけど、例え本人からすればそうでも、どうやら不思議生物からすれば同性のカップルのように見えたのかもしれない。
「へぇ。これがその生物ってわけ? 何かしら、まるでギャグのようねぇ」
「……はぁ」
二人の行く手を塞ぐように幾つものの手が現れるが、さゆるは詰まらなさそうにため息を吐き、Maliceは幼稚だと笑い声を上げる。
そんな態度に怒ったのか幾つものの手は一斉に行動を開始する。足首を掴んだり、肩や腕を掴んで二人を引き離しにかかったり、服を脱がせにかかったり。
さゆるもMaliceも、そんな手の妨害に対して全く動揺する事はない。ただ、冷静にさゆるが腕を掴んでねじ上げたり、Maliceが蹴り飛ばしりしている。
ただ、二人を離しにかかったのは失策だったかもしれない。何故なら、それをされたMaliceがとたんに機嫌を悪くし、本体が出現した時に不思議生物が消えるまで徹底的に締め上げる事になってしまったからだ。
そして、二人の真夜中の散歩は続く。
再び腕を絡めて、さゆるへと身を寄せるMaliceを見て、二人をカップルだと誤認し不思議生物達はその後もどんどんと姿を現した。
「…………」
「おいコラ、このクソ寒いのにこの格好はねぇだろ!」
さゆるが無表情に自分の姿を見ている横で、Maliceは喚いている。
歩いていると、不意に二人へ甘い香りのする煙が吹きかけられ、煙が晴れた時にはさゆるとMaliceの服装が変化していたのだ。
さゆるは青色のマイクロビキニの水着。その布のあまりの小ささはブラ部分はさゆるの胸を全く隠しきれておらず、横からはみ出てしまってさえいる。
ショーツの方はと言えばやはり同じように布は小さく、Vラインが相当に際どい。少しずらしただけで大変な事になるのは間違いないだろう。
Maliceの方は紫色の透け感満載のシースルー生地で出来たランジェリーだ。
ブラ部分は布そのものはさゆるよりも大分多いが、胸を覆っているところが半透け状態となっており、それは隠していると言えないのではないかと言われる事間違いない。
ショーツはブラと違い透けている部分がないものの後ろ柄がただの紐になっており、所謂Tバックだ。
寒い時期の夜にこれほどまでに露出が高い状態にされれば、文句の一つも出るというものだろう。
二人のこの格好に興奮したのか、物陰に隠れながらぴょんぴょんと跳ねていた不思議生物は、すぐにMaliceに発見され徹底的にぶん殴られ消滅していった。
幸いだったのは元に戻るまで目撃者がいなかった事だろう。もし仮にいたら、Maliceは不思議生物同様に問答無用にぶん殴っていた事だろう。
そして、次は当たると酔ってしまう水を上からかけられてしまう。
上から水が降ってくる直前、さゆるは察知する事が出来て咄嗟に避ける事に成功するもののMaliceは思いっきり被ってしまう。
不思議生物の目的としては、これで素面でなくし暴走をさせてその結果として別れさせるというつもりだったのだろう。だが、彼は暴走とは思わぬ事をするから暴走というのだと知らなかったのだ。
「ぎょ、ぎょぎょぎょっ!?」
「あっはははははははっ!」
どういう声なのだろうと無表情のままさゆるは思っていた。さゆるは今においてはただの傍観者に過ぎない。そもそも妨害が面倒な為、迎撃をしているだけで自分が行動しなくても良いならする気はないのだ。
すっかり酔っ払ったMaliceが笑いながら不思議生物を追いかけまわしている。
一体、どうやったのか酔ったMaliceは瞬時に不思議生物の位置を割り出して襲い掛かり、こういう状況になっているというわけだ。
しかし、不思議生物はあまり体力がないようで次第に追いつかれるようになりMaliceに殴られ蹴られている。
Maliceが酔いから覚め、日が登り始める頃には、その場に不思議生物の姿はなかった。
「ねえさゆる、部屋へ戻ったらまたヤろ?」
「…………」
「まだ夕方までたっぷり時間あるわ」
夜が明けても、二人の退廃的な時は明けない。ドロドロとした何かが混じり合うだけだ。
混じり合った先に何があるのか。それはまだ解らない。
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担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年12月26日
参加申し込みの期限
2020年01月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年01月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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