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【寝子祭2nd】『Jewel・BeJewel』
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☆ようこそ、『Jewel・BeJewel』へ!(3)
「はあ!? 人手が足りないから表を手伝ってくれ!?」
バックヤードに響き渡る、
滝原 レオン
の声。
接客担当の
七夜 あおい
が、「本当にごめん!」と手を合わせた。
「団体のお客さんが一気に何組も入ってくれて、嬉しいけど手が回らないの……」
接客担当の方が裏方担当よりも少ないし、表に出ているスタッフは、体験コーナーの方に回ることもある。
何より、俄かに忙しさが増したのを、ドリンク作りを主に担当するレオンは肌で感じていた。
「……わかった。すぐに行く」
「! ありがとう!」
他のメンバーにバックヤードの仕事を任せ、渋々ながらも店に出るレオン。
途端、「すみませ~ん!」と、女性客のグループに呼び止められた。
「いらっしゃいませー! ご注文は?」
「え、ええっと……このレインボータピオカソーダと、それから……」
精一杯の笑顔を浮かべて注文をしかりとメモするレオンだが、内心は、
(……若干引かれてる気がする。うぅ、『滝川怜』の時なら普通に笑えるのに……なんでこうなんだ……)
と、落ち込みモード。
しょんぼりしながらも何とか笑顔は崩さないままに、挨拶を済ませてその場を辞そうとした、その時だ。
――わあ! このぬいぐるみ、かわいいね。
――すごいねー。こんなの作れるんだ。
そんな声が、自身の展示コーナーの方から聞こえてきた。
胸をあたためる言葉に、自然、頬が緩む。
「かしこまりました。では、少々お待ちください」
ありがとうございます、と応じる女性客の表情も、先ほどまでよりも柔らかい。
(少しは上手く笑えた……のか?)
考えながらも、注文を裏方の仲間に伝えるべく、レオンは歩を進める。
脳裏に再び、あの時の、『子どもたち』を褒める声が蘇った。
「……よかった」
自分以外の誰にも聞こえない呟きを落として、レオンは、幾らか表情の晴れた顔を上げるのだった。
「そうそう。そこはこうやって……」
水上 桜
は、中学生と思しき男の子に、コサージュの作り方を教えていた。
最初に自分が手本を見せ、言葉や、時にはちょっとした手助けを添えながら。
今は実際に、男の子にコサージュを作ってもらっているところだ。
「えっと……こうっすか?」
「うん、上手上手。あ、でも、そこのところは、こうするともっと綺麗に見えるかも」
「あ、成る程!」
うんうんと頷きながら手直しをする男の子を前に、
(人に作り方を教えるのって、意外に、自分自身が教わる部分もあったりするのね)
と、桜も、目から鱗が落ちる思いでいた。
小学生の頃からアクセサリー作りを趣味として、色々なものを作ってきた桜。
それでも、新しい世界はどこまでも広がっているのだと思えば、胸がどきどきとした。
そして、コサージュの完成後。
「――うん、完璧! お疲れさま。楽しかった、かな?」
「はい、楽しかったっす! お姉さんが優しく丁寧に教えてくれたから、わかりやすかったし」
きらめくような褒め言葉に、頬が火照る。
(これは……ちょっと照れるな。でも、嬉しい)
帰って妹に渡すのが楽しみだと去っていく男の子の姿を見送りながら、桜はそっと微笑んだ。
大塚 絽紗
は、
高峰 一馬
が展示を見終わったタイミングを見計らい、彼をテーブルへと案内した。
テーブルの上にそっと置かれるのは、一馬が来店時に注文したメロンサイダー。
しゅわしゅわソーダの中で、色とりどりの粒が光を揺らした。
「……へえ、こんなタピオカもあんだ。全部一緒の色のもんかと思って……」
「ふふ。このタピオカも、同好会の皆で作ったんですよ」
「えっ、手作り? こんなもんまで作れんのか!」
一馬の声が、驚きに跳ねる。
その様子に、絽紗は微笑ましげに目元を和らげた。
「どうぞ、飲んでみてくださいね」
「あ、そうだな」
促されて、ごくごくとメロンサイダーを喉に流す一馬。
「お味いかがです?」
「うん、美味い!」
にっと眩しいような笑みを絽紗に向けたあとで、一馬は、
「……いやぁ、展示見てても思ったけど、ほんと魔法みたいだ」
と、明るく声を弾ませた。
「コースター作りも、俺は不器用だから見てただけだけどよ、凄えよな、うん」
言いながら、一馬はレースのコースターを編む絽紗の繊細な手つきや、その指先を思い出す。
「……高峰君?」
「へっ? あ、いやっ……わ、悪い!」
無意識に、彼女のことをまじまじと見つめてしまっていたらしい。
一馬は慌てて視線を逸らし謝ると、大きな手で口元を覆った。
照れから来る火照りが顔を赤く染めているだろうことを少しでも隠すために。
「あの……大塚、」
「はい、何でしょう?」
「今日、ここに来られて良かった。ありがとうな」
真正面から手渡された言葉に今度は絽紗が照れる番で、絽紗は小さくはにかみ笑いを零した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
7人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年12月13日
参加申し込みの期限
2019年12月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年12月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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