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【寝子祭2nd】『Jewel・BeJewel』
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☆ようこそ、『Jewel・BeJewel』へ!(2)
店内の展示は、
高峰 一馬
を、次々に驚かせる。
錦織 彩
の展示を前に、一馬は腕を組み、感嘆の息を吐いた。
「こんなちまちましたもん、俺がやろうとしたら一生かかっても終わんねえ……」
その隣は、
水上 桜
の展示コーナーだ。
「これは……花? 綺麗だけど、何で出来てんだ? 布か?」
何だか気になってしまって、一馬は、すぐ近くを通り過ぎたスタッフへと、
「あ、ちょっといいか?」
と、何気なく声を投げた。
途端、スタッフ――片付けに出てきていた彩が、びくりとして振り返る。
「な、ななな、何、でしょうか……?」
同好会のメンバーには慣れたけれど、お客様が相手だとやはり緊張してしまう彩。
しかも、小柄な彩からすれば、一馬は山のように大きい。
殆ど涙目になる彩を前に、一馬は、
(あ、錦織だったか。悪いことしちまったな……)
などと思うも、「今更、『何でもない』ってのも不自然だよな……」と、
「なあ、この花って、何で出来てるんだ?」
と、尋ねたかったことをそのまま伝えた。
一方の彩もまた、
「……ここっこれは、です、ね、あの、ぬ、布で、出来ています……」
と、どもりまくりながらも、ひたむきに、何とか音を紡ぐ。
「あっ、やっぱこれ布でできてんだ、凄えな!」
「は、はい、すごい、です。い、一年生、の、水上さんが、その、つ、作りました……っ」
「……あれ? 私の作品の話ですか?」
「ひゃああ!?」
ひょこり、と後ろから桜が顔を覗かせたのに驚いて、悲鳴を上げる彩。
「あ、ごめんなさい、先輩。めちゃくちゃ驚かせちゃいましたね」
「いいい、いえ! だ、だだ、大丈夫、です……っ」
「ええと……しばらくこっちのお店にいられそうなので、代わりましょうか?」
「! よ、よろしくお願いします……!」
というわけで、選手交代。
スタッフ用のエプロンを身に着けたばかりの桜は、一馬へとにこりと笑みを向けた。
「どうも。そのコサージュの作者の、水上です。何か気になる点がありましたか?」
「ああいや、今、錦織に教えてもらったとこだ。素材が気になってな」
「ああ、そうでしたか」
「花はよくわかんねえんだけど、こんなにいろんな種類をそれぞれ作れるってのが凄えなって思う」
どれも本物そっくりだよなぁ、と、にかっと白い歯を零す一馬。
ありがとうございます、と、桜も表情を綻ばせた。
「いや、布ってのは綺麗なんだな。……って、錦織の作品を見た時も思ったんだが……」
との一馬の言葉に、
「あとで、私から伝えておきますね」
と、桜はまたくすと笑んで、接客へと戻っていった。
一馬も同様に、作品鑑賞へと戻る。すぐにその口から、
「おっ」
と、嬉しげな色が滲む声が漏れた。
「これ、前にも作ってるのを見たっけ。このへん大塚のだな?」
プレートを見れば、そこはやはり、
大塚 絽紗
の展示コーナー。
冬の香りがするようなマフラーを眺めていたら、ついつい、マフラーを貰った自分を想像してしまい、故に、
「高峰君、それは私がつくったんですよ」
と間違えようのないその人の声で突然に呼ばれれば、「うわっ!」と一馬は肩を跳ねさせた。
「……高峰君、そんなにびっくりしましたか?」
「あっ、や、なんでもない! いやその……、」
「……うん、やっぱ、可愛い」
表面上は、絽紗の作品を褒めたつもり。
けれど胸の内には、「この空間を作って、そこにいる大塚が」と、言葉は続く。
ありがとうございます、と応じる絽紗の頬に、淡く薔薇色が咲いた。
「……どれもほんわかきらきらして、それが全部手作りっての、凄えよ、うん」
「うふふ。同好会の皆の作品なので、そう言ってもらえると私まで嬉しいですー」
絽紗が笑んだ、その時。
「お、大塚さん、あの……、」
と、声がかかった。
「彩さん、どうしました?」
「その、レース編みのコースターを作りたい……と、お客様、が……」
「あら。わかりました、すぐに行きますねー」
「よ、よよ、よろしくお願いします……っ」
逃げるように去っていく彩の姿に、一馬は小さく眉を下げて笑ったあとで、
「大塚、近くで見ててもいいか? 邪魔はしねえから」
と、絽紗に尋ねるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
7人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年12月13日
参加申し込みの期限
2019年12月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年12月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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