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\ オーバータイム!/
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誰か、あそぼうよー!
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【Epilogue】
【
愛猫 萌々子
の場合】
萌々子は、兄を宿まで見送ると、別れ際に応援の言葉を投げかけた。
「お兄様。次のライブも頑張ってくださいね」
「ありがとう。萌々子も、やりたいことを精一杯頑張れよ」
「はい!」
兄の言葉は、萌々子にとって、大きな原動力となった。
こうして、数日後、愛猫 公英は再びアメリカに戻ることになる。
【
朝鳥 さゆる
の場合】
さゆるとノゾミが大観覧車を降りると、ちょうど夕暮れどきだった。
大観覧車の中では少し饒舌になっていたノゾミも、カゴを降りるとまた無表情に戻っていた。
けれど、
「じゃあ、またね」
と、さゆるが言ったとき、ノゾミは確かに少しだけ笑って、
「うん。またね」
と言った。
そして、ノゾミはどこかに消えていった。
きっとノゾミとはまたどこかで会える。
さゆるには、そんな気がしてならなかった。
【
城山 水樹
と
ヒュー・ヒューバート
の場合】
湯冷めをしないようにしっかりと休憩を挟んでから、ヒューと水樹は本土に帰る友美と大地を駅まで見送ることにした。
「じゃあね、水樹。それに、ヒューさんも」
「またクリスマスに」
そう言って、友美と大地は改札の向こうに消えていった。
「楽しかったな」
ヒューがぽつりと言うと、「でしょ?」と水樹が得意げに微笑む。
「クリスマスはどこで遊ぶか考えておかないと」
「あ、じゃあ、これから一緒に考えましょうよ」
そう言って、水樹はヒューの腕に自らの腕を絡ませた。
まだ今日の二人のデートは終わっていない、とでも言いたげに。
「ああ、そうだな」
ふっと小さく息を漏らして、ヒューが微笑むように言った。
そうして、二人は夜の街に消えていく。
二人のデートはまだもう少しだけ続くようだ。
【
滝原 レオン
の場合】
レオンは、ひとしきり島を案内し終えると、マイクを駅まで見送った。
「タキハラさん、今日は本当にありがとうございました!」
マイクは、レオンそっくりの顔で、深々と丁寧に頭を下げる。
「いや、気にすんなって。俺も結構楽しかったし」
そう言ったレオンの言葉は嘘ではなかった。
当たり前になってしまった景色の一つ一つに感動するマイクを見てることで、寝子島の魅力を再確認することができた気がしていた。それは悪いことではないとレオンは思う。
「あ、タキハラさん、最後にメールアドレスの交換、いいですか?」
「ああ、いいぜ」
断る理由もなく、レオンはすぐにマイクとメールアドレスを交換した。
「それではタキハラさん。またお会いしましょう」
「ああ、また会おうな」
去りゆく自分と瓜二つの顔をしたマイクを、レオンは手を振って見送った。
社交辞令ではなく、本当にまたいつか会うことになる。
レオンにはそんな気がしていた。
【
吉住 志桜里
の場合】
罰ゲームが終わっても、芹香はまるで懲りた様子がなかった。
「ふふ。今日のところは負けを認めるよ」
縮められて踏まれた傷はろっこんであっさり全回復し、芹香は何事もなかったかのように志桜里にそう言った。
「少しは懲りたかと思えばまったく凝りていないようね。……なら、懲りるまで会う度に縮めるわよ」
志桜里がガンを飛ばしても、芹香は肩をすくめて笑うだけでやはりまるで懲りた様子もなく温泉をあとにした。
どうやら志桜里の芹香を懲らしめるという目論見は失敗に終わったらしい。
だが、
「まあ、スッキリはしたから良しとしましょう」
『日頃の心身の疲れを癒す』という温泉にやってきた目的を果たすことができた志桜里は、なんだかんだでご機嫌で寝子島温泉を後にすることができた。
これが、この二人が、なんだかんだで悪友を続けている最大の理由――であるのかもしれない。
【
澪乃 湊弥
と
古苗木 美姫
の場合】
そして、澪乃親子の別れの時間も近づいていた。
別れ際、美姫は悠美に自分の名前の由来の後日譚を聞かせていた。
「――今はね、名前と違ってお姫様とは程遠いかもしれないけれど、それでもいいの。だって、悠美が生まれて、パパとママのお姫様になってくれたから」
そう言って、美姫は悠美の小さな身体を抱きしめた。
「あたし、お姫様なの?」
悠美はきょとんとした表情で首を傾げている。
「ああ。悠美は、パパとママの大事なお姫様だべ。今日は来てくれてありがとうな」
そう言って、湊弥は悠美の髪をなでてやる。
「うん。じゃあ、またね。パパ、ママ」
そう言って、悠美はあるべき時代に帰っていった。
「……行ってしまいましたね」
少し寂しげに美姫が言う。
「……また会えるよ。だって、俺と……美姫さんの娘なんだから」
そこで、湊弥はもう一度、勇気を出して美姫を名前で呼んだ。
それに、美姫は少しだけ目をぱちくりとさせた後、
「そうですね」
と、少し嬉しそうに言った。
以降、湊弥は美姫のことを美姫さんと呼ぶようになる。
(……悠美をダシにした気もするが、いい機会だよな、うん)
かくして、突然の来訪者達はあるべき場所に戻る。
そして、来訪者を迎えた彼らもまた、その出会いあるいは再会を小さな変化または成長の糧としてそれぞれの日常に戻っていくのであった。
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あとがき
担当マスター:
水月 鏡花
ファンレターはマスターページから!
というわけで、ご参加頂きました皆様お疲れさまでした。
MSの水月鏡花です。
まず最初にお詫びを。
今回は、リアクションの公開が遅くなってしまい、大変申し訳ありませんでした。
全ては水月のスケジュール管理能力不足が原因です。
今後、このようなことがないように致しますので、なにとぞご容赦頂ければ幸いです。
さて、今回はXキャラクターを題材にしたシナリオということで、通常のPCとは違ったXキャラならではの魅力をいかせるリアクションが書けたらいいなーと思い、執筆に臨みました。
なかなか難しい試みではありましたが、少しでもそれがリアクションに良い影響を与えていれば嬉しく思います。
だいたいそんな感じ。
では、最後になりましたが、ご参加頂いた皆様と「らっかみ!」に関わる全ての皆様に感謝を。
それでは、また次回のあとがきでお会いできることを祈って。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年11月14日
参加申し込みの期限
2019年11月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年11月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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