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時限爆弾パニック
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●植物図鑑がもたらしたもの
寝子島小学校の昼休み。
佐藤 瀬莉
は給食を食べ終えてから図書室でのんびりと過ごしていた。これは彼女の日課であり、今日も日当たりのいい席で本を読もうとやってきた。さっそく今日の本を探す為に本棚を見て回る。
(なにか面白そうな本ないかな……)
そうしてたどり着いたのは児童向けのコーナーだった。そこを眺めていると少し分厚い植物図鑑を見つける。なんとなく興味を惹かれて、それを手に取った。柔らかい光が差し込む席に腰掛けると、さっそく本を開いた。
しかし、本には植物は載っていなかった。ページがくりぬかれていて、そこには機械が収まっていた。よく見るとそれは、時限爆弾だった。
(!?)
驚く瀬莉をよそにデジタルで表示された時間が『5:00……4:59……4:58……』とカウントダウンを始める。
(え、ちょっと、これってもしかして、嘘でしょ!)
彼女は想像もしなかった出来事に困惑を抑えられない。
ただこのまま放置するのはマズいと感じて、どうにか解除しようと思い立つ。
爆弾には幾つかコードが付いているのが見える。
(これを切ればどうにかなる……のかな。でも切るものってどこ?)
周囲を確認すると、受付のところにハサミが置きっぱなしになっていた。幸いなことに、受付には誰もいない。焦らないように何食わぬ顔でそこに近づいて、スッとハサミを手に取った。
同じように席に戻って、ハサミを構える。どれを切れば大丈夫か全く分からないので、ほとんど勘頼みで切っていく。細かい作業が得意とはいえ、コードをハサミで切るときは緊張する。それでも切断作業を進めて、残り2本まで数を減らした。
赤と黒のコード。このうちどちらかが本命だろう。
「赤と黒って、なんだかまるでルーレットみたいじゃない!」
ハサミが2本のコードの間を行き来する。
(ここまで無事に来たんだから、今度も大丈夫なはず……)
そう思いつつ、なかなか切るコードを決めることができない。
(でも……最後の最後で切ったのがビンゴだったら……?)
しばらく瀬莉は逡巡していた。
その間にもタイマーは無情にもゼロに近づく。
(……よし! 黒だ!)
決断と同時に黒のコードへハサミを伸ばすと、パチンと切った。
その瞬間、パンッと甲高い音が瀬莉の耳に届いた。彼女は失敗したと思って、反射的に目と耳を塞ぐ。
しかしそれ以上の音は聞こえてこない。体に痛みもない。
(……?)
ゆっくりと目を開くと、そこには色とりどりの花びらが舞っていた。
おそらく箱から飛び出したのだろう。ふわりとした香りが瀬莉のもとへ届く。
「きれい……」
瀬莉は季節の境を越えた花たちの姿に見とれていた。
それらが消えるまで、彼女はずっと眺めていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年10月26日
参加申し込みの期限
2019年11月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年11月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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