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VSもれいび 高校生強盗団を阻止せよ!
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さゆると分かれた正也と武道は曲がり角から飛び出した。
「ん? なっ、お前らどこから」
少年が木刀を構えると、それが発光し始めた。どうやらろっこんらしい。
「おおーい、なんの音だ!?」
どうやら応援が来てしまったようだ。
三人ほどやってきて、最初の少年の横に並ぶ。
「こいつら、アキラさんが言ってたやつらか!?」
「ああ、きっともれいびってやつだ。ケンジさん、どうします?」
情報はすでに拡散されているらしい。他二人の前に出たのは、何故か手にシュークリームを持ったぽっちゃりした少年だった。トップメンバーなのかもしれない。
「きりのん、ろっこん頼む。できるだけたーっくさん、な?」
「おう、ヤバイ気持ちに溢れてるからな!」
正也がろっこんを発動させようとした時。
「無駄だよー?」
ケンジはのんびりした口調でそう言って、シュークリームを頬張った。それから、大きく息を吸って思いっきり吐き出す。
狙われたのは武道だった。
「ブドー!」
ついてきてくれた彼に怪我を追わせるわけには行かない。
【ヤバイ】
心の中で呟くと、かなりの数の吹き出しが出現した。それに阻まれて、ケンジの息は彼らに跳ね返っていく。
見ると、隣にいた二人が崩れ落ち、ケンジも膝をついていた。催眠ガスだったらしい。
「うぐ、眠い……」
彼にも効いているようだ。
「助かった! 任せてくれ」
武道はそう言って、吹き出しに隠れながら、ケンジに近づいて手刀で柔らかそうな腹を突く。
「うぐ!?」
麻酔の効果は二、三分だろうか。
そうして、ついに倒れたケンジ。すぐに正也が三人を結束バンドで拘束した。
強盗団のメンバーが集まってくる気配。
「きりのん、切り替えて行こう」
二人は頷き合った。
轟に任せて走り抜けたサキリは曲がり角で足を止めた。気配がする。そっと陰から覗くと、強盗団らしき少年達が集まっていた。
「!」
真ん中にいた巨漢の少年がふらふらと立ち上がる。トップメンバーのケンジだった。彼は目尻を吊り上げる。
「やつらどこ行った!? アキラに連絡しとけっ、やつらの仲間には容赦しねぇっ、ここは通さねぇぞ!」
どうやら、先に行ったもれいびがいたらしい。
サキリは自分がサバゲ用マスクを被っていることを確認。
ろっこんを使って、彼らの目の前に瞬間移動。
「何!?」
少年達が驚いているうちに体勢を低くしたサキリは、両手でナイフを取り出した。逆手に持ち、斬空赤刃で破壊力を込め赤光化させたナイフで一番近くにいた少年のうなじに峰打ち。
「がっ」
泡をふいてその場に倒れる。
「このっ、どこから」
サキリは背後から鉄パイプのようなもので襲ってくる相手に対し、振り返って、右肩に手刀を打ち込んだ。
「あぐっ、ほ、骨が」
手応えとしては折れたはずだ。
「飛んで火に入る夏の虫だなっ」
ケンジだった。ミニシュークリームを口へ運び、大きく吸って勢いよく吐き出す。
あれに当たれば、一瞬で眠りに落ちてしまうだろう。
サキリはろっこんを発動した。瞬間移動先は……ケンジの背後。
「残念だったな」
左肩と首元に手刀を叩き込む。
「ケンジさん!?」
ケンジが倒れ、動揺するメンバー、サキリは彼らの間合いに踏み込んで、ナイフと手刀で次々と倒して行く。
「くそぅぅっ」
横から襲いかかってきたメンバーの一人には体を捻って回し蹴りをかます。この場の全員を倒したところで、奥の金庫へと走り出す。
虚栄心は目出し帽と手袋を装着し、入り組んだ銀行の廊下を疾走していた。
「なっ、お前どこから」
巡回中の強盗メンバーが驚いて目を見開くが、心は真正面から催涙スプレーを吹きかける。
「ぐあああっ」
しゃがみ込んだ少年の横を走り抜ける。
騒ぎを聞き付けて集まってきた強盗団メンバーへ片っ端から催涙スプレーを吹きかて行く。
「そこの女、止まれぇ」
正面に現れたのは肩に担ぐタイプのミニ大砲を持った少年だった。
心は催涙スプレーをしまって、丸のこを取り出した。
「止まるわけ、ないでしょー!」
一歩踏み込んで、丸のこで力の限り大砲をぶっ壊した。
「な、何!?」
武器を失った少年に対し、目の周辺で催涙スプレーを吹きかける。
「ぐああっ」
それから丸のこを耳元に近づける。
「動けるようになったら立ち去りなさい。さもないとバラバラに切り刻むわよ」
「ひっ」
心はゆっくりと歩きだした。
「私のろっこんを使えば死体を痕跡一つ残さずに処理できるのよ。どんな能力かって? 敵に教えるわけないでしょ」
心は呻き声が響くその場を後にした。
倫理子はさゆると分かれて、別ルートで奥の金庫へと向かっていた。
「結構広いわね」
まるで迷路のようだ。と、その時。横道から少年が現れた。
「待てっ」
目の前に立ち塞がれ、倫理子は足を止めた。
強盗メンバーの一人なのだろう、手にはエアガンらしきものをを持っている。
「ここは通さないぜ」
これはチャンスだ。
倫理子はいかにも、「敵に予想外に出会ってしまった」というような驚いた表情を作る。
それから後退って見せる。その様子に少年はにやにやと笑いだした。
「怪我したくなかったら、両手を上げろ」
優位に立ったと思い込んでいるようだ。
倫理子は言われた通りにする。
「よーし」
エアガンを構えた少年は、まったく警戒心なく近づいてくる。その銃口があと数センチに迫ったところで、
「頭の後ろで組んで、床に……がっ」
肘で左目をついたのだ。倒れ込んだところで、彼の落とした銃を奪い、額に銃口を向ける。
「あなた達のボスは誰? どこにいるの」
引き金を半分まで引くと、少年は表情を歪めた。
「や、やめろ、言う、言うから。ボスはアキラだ。金庫室にいるっ、侵入者をすべて排除してから金庫を開けて金を盗もうとしている」
「そう、ありがとうっ」
少年の腹を思いっきり蹴りあげる。
「あがっ」
床に丸くなる少年、まだ意識はあるようだ。
騒ぎを聞き付けた他のメンバーが集まってくる気配。
「おい、何をしてるっ」
「ふふ」
倫理子は少年を見下ろした。
「情報提供ありがとう。強盗団に潜入していた甲斐があったわね」
倫理子はそう言って集まってきた彼らの顔を順々に見る。適当な一人に向けて、笑いかけた。
「ここはお願いね」
メンバーが動揺するのがわかった。
「潜入? 俺達の仲に裏切り者がいるのか!?」
「だれだ!?」
「おい、お前、俺を見て笑ったな!?」
たったこれだけで疑心暗鬼になってしまうとは。寄せ集めのメンバーで信頼関係など皆無なのだろう。
倫理子は背を向けて、元来た廊下を走り始めた。別の道を探した方が良さそうだ。
と、向こうから走ってくる人物が。
心である。
「そこのあなた。こっちが騒がしいけど、敵がいるの?」
そう問われた倫理子が首肯く。
「この先にわらわらいるわよ」
「へぇ?」
心は丸のこを握る手に力を込めた。
「ならぶっ倒すわ」
「!」
心は倫理子の来た方向へと駆けて行った。
倫理子はその様子を見送りながら、廊下に転がったビー玉を踏みつけて、
「だったら、私は他の雑魚を片付けようかしら」
銀行内にはまだまだ敵がいるはずだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年10月18日
参加申し込みの期限
2019年10月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年10月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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