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☆従姉妹たちと恐竜
日曜日。
Yシャツの上にゆったりした厚めのカーディガンを羽織った
青山 絢
は、従姉妹の
水谷 真優理
と一緒に寝子島映画村を訪れました。
動きやすいパンツルックながら、セーターやアクセサリーで可愛らしさもプラスした真優理は、一見すると大人かわいい系の美人です。
しかしプライベートでは一転、従妹大好きすぎて残念無念なキャラに変貌するのでした。
「絢ちゃんとしばらく会えない~。もう寂しいったらありゃしない!」
真優理は朝から大騒ぎでした。
星ヶ丘の超高級ホテル「ステッラ・デッラ・コリーナ」のコンシェルジュとして働く真優理は年末年始、超が付くほど忙しくなるのです。
「同居してるんだもの、全然会えないわけではないでしょ」
と、絢はちょっと呆れて言いました。
「同居してるはずなのに、気持ちとしてはすれ違いの日々を過ごすんだから、余計に寂しいわ! しばらくは二人でこうして遊ぶこともないんだから、今日は堪能するわよ!」
可愛い従妹をずっと愛でていたい。それは本音でした。
けれどそれだけではなく。真優理は絢を一人にしておきたくなかったのです。
たぶん、絢の母の墓参りに行き、絢の代わりに泣いた
あの日
から。
「恐竜、ねえ……」
正直絢は、恐竜にさほど興味があったわけではありませんでした。
それでも、映画に出てくる恐竜と一緒においしいごはんを楽しむというのは、ちょっと面白いかもしれません。
「どうぞ、草食恐竜の餌です。見つけたら食べさせてあげてください」
スタッフの人から笹の葉みたいな餌をもらって、草食恐竜を探すことにしました。
「どれが草食なのかしら?」
「のんびりして、優しそうなのとか? あれとか、そうじゃない?」
適当に草食恐竜を探していると、真優理が1頭の恐竜を指さしました。
角があってフリルっぽい襟飾りがついたようなその恐竜は、確かにのんびりしたような顔でした。
「そうかも。あ、この写真にトリケラトプスって書いてあるわ」
大きなトリケラトプスが、のっそりとこちらに近づいてきました。
「食べる?」
恐る恐る葉を差し出してみると、トリケラトプスは葉を食べ始めました。
(食べる姿が結構可愛らしい。恐竜っていうけれど、こんなかわいいのもいるんだな)
そんなことを思う絢の姿を、さっそく真優理はデジカメでパチリ。
「真優理さんも恐竜に餌あげたらいいのに」
「私は、自家製『青山絢写真集』を撮影するのに忙しいの」
「何それ」
「絢ちゃんはどんな時でもフォトジェニックだから何枚撮っても飽きないわ! あ、視線こっちにちょうだい!」
キャーキャー言いながら、真優理はデジカメで絢を撮りまくります。
何枚かは既にスマホの待ち受け画面に使っているので、しばらく仕事に忙殺されても、合間で待ち受けを見て癒されることができるでしょう。
(恥ずかしがる表情も、無防備な表情も、ちょっと驚いたような表情もいいわ!)
そして時折不意に浮かぶ、「哀」や「悲」を失ったような透明な微笑も──これを見ると、胸が痛くなり、涙がにじみそうになるのですが。
「良かったらシャッター押しますよ、お二人でいかがですか」
スタッフの人が声をかけてくれて、ようやく真優理はデジカメを手放します。
「ありがとうございます。絢ちゃんをしっかり撮ってくださいね」
念押しする真優理に、絢はちょっと呆れています。
二人はトリケラトプスと一緒に写真を撮ってもらったのでした。
スタッフが去った後も、絢はしばらく草食恐竜と遊んでいましたが。
「ガオー!」
「絢ちゃん、危ない!」
「えっ?」
いきなり小型の肉食恐竜が襲い掛かってきました。
真優理に引っ張られて恐竜から離れた絢ですが。
(何? イベント?)
一瞬そう思ったものの、近くにいたスタッフも驚いた表情でつぶやきました。
「なんでデイノニクスが……あんな動き、予定にないぞ」
(え? ガチなの?)
絢は身を強張らせてしまいましたが。
肉食恐竜は大きな爪でトリケラトプスに襲い掛かり、トリケラトプスは逃げようと背中を向けますが、間に合いません。
黙って見ていられなくなった絢は、手近にあった箒を掴みました。
「やめて! あっちにいきなさい!」
たまたまスタッフがしまい忘れた箒を、絢は無我夢中で振り回してデイノニクスを追い払おうとします。
「ちょっと、絢ちゃん! 危ないって!」
絢の剣幕に驚いたのか、デイノニクスは逃げていきましたが。
真優理の真剣な表情に我に返った絢は、急に怖くなってヘナヘナとその場に座り込んでしまいました。
「絢ちゃん? 大丈夫?!」
「……あれ?」
ボーッと放心状態になっていた絢が気付くと、そこはレストランの席でした。
隣に座っていた真優理の表情が、ぱあっと明るくなりました。
「よかった……大丈夫? 気分悪くない?」
心配そうに顔を覗き込む真優理に、絢は頷きます。
「うん……」
「絢ちゃんが無茶するから、びっくりしたわ」
真優理は放心状態の絢を心配しつつ、落ち着くまでひとまずレストランで休もうと連れてきたのでした。
「ごめんなさい……」
「大丈夫ならいいのよ。食欲はある?」
安心したら、絢は急にお腹が空いてきたのに気づきました。
「私もお腹すいたわ。食事にしましょう。絢ちゃんは何が食べたい?」
真優理がメニューを開き、絢に見せます。
「このダイナソーステーキっておいしそうじゃない? 飲み物は、どれにしようかしら……」
注文のステーキが運ばれ、美味しそうな香りが漂うと、絢はすっかり元気になっていました。
「あ、恐竜が来た」
檻の向こうに寄ってきた恐竜に餌をやると、美味しそうに食べ始めました
そんな絢の姿を真優理が撮影しながら、二人は一風変わった食事を楽しんだのでした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
茄子りんこ
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年02月19日
参加申し込みの期限
2020年02月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年02月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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