this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
寝子高制服☆トリエンナーレ!
<< もどる
1
…
62
63
64
65
66
…
72
つぎへ >>
●アダルト:エントリーNo.08
刻人・F・ミセリア
(寝子島高校って、このところ寝子島で起こっている不可思議な事件に深く関わっている印象だったけれど……まさか校内の施設にこんな簡単に入れるとはなあ……)
校門をくぐった
刻人・F・ミセリア
は、そのあっけなさに苦笑した。
(……まあ仕方ないか。日本の学校ってこんなもんか)
寝子島高校。近ごろの騒動の震源地とも思われるこの場所の様子を見てみること。
それが今日の主な目的だ。
にこやかな笑顔を浮かべてパンフレットを配っている学生に声をかける。
「暇つぶしに島の祭りでも見に行こうかと思って来てみたんです」――ちっぽけな嘘。刻人はよくこんなふうに嘘をつく。この程度ではもう、欠片も胸は痛まない。「それ、貰えます?」
受け取ったパンフレットを開くと、一枚の紙が入っていた。
「『出場おめでとう』……なんだろこの紙? ……え、これ、ステージに出ていいって事ですか」
純朴そうな学生さんの話を聞き、すこしだけ興味が湧く。
彼の表側はほとんど建前だけで出来ている。しかし、だからこそ、そのときそのときの状況を楽しむことも必要じゃないか。心のまだ枯れていない、一番大切な部分を守るためにも。
「うーん……まあ暇だしちょうどいいか」
「ってこれ……制服?」
そうだよ、と緑色の髪をした案内係の女の子が答える。
(僕、日本にいた時から学生の制服って着たことないんだよね。中学……は日本に居たけど学校行ってなかったし、高校の時には海外だったから……)
制服を着たことがないなんて、日本人としてはおかしいかな。どうして、なんて下手に話に喰いつかれるのもやっかいだ。うーん、困った、と刻人はまた、自分のプロフィールに新たな『設定』を書き加えてしまう。
「いやあ、僕、『小学校から海外にいて』制服ってはじめてなんですよ! え、着てもいいんですか?」
「……こんなものかあ。まだ未成年なんだけどアダルトって不思議だなあ」
人生の、ほんの一時期にだけ許される衣装。自分とは相容れぬ世界のもの。
(いやあリアルタイムで着たかったよ……なあんてね)
意外なことに、少し照れくさい気持ちが湧いてくる。
よし、少し緊張しているって感じで歩いておこう。
キャットウォークの一歩目で、そう表情を引き締めたときだった。
●アダルト:エントリーNo.09
霧桐 舞衣
ツカツカと忙しない靴音が響いてきた。
後ろから猛スピードでやってきたのはライダースーツのおねーさん。名は
霧桐 舞衣
。
八十八旗 信彦
の家の使用人で、木天蓼大学の学生でもある。
「あれっ。チャラ彦くんがアダルトな君の出番だって言ってたから来たのに、前の人、まだ終わってなかったんスか? けど、今から戻るのも時間の無駄っス。そこのおにーさん、一緒に歩くっスよ」
そういうと舞衣は、のんびり歩いていた刻人の腕をぐっと掴んだ。
舞衣はスピード狂だった。乗り物を運転するときはもちろんのこと、人生の上でも。
「わ……歩くの、はやっ」
「え。そーっスか? これがフツウっスけど」
歩くのも速ければ喋るのも速い。
「人生を賢く生きるには、スピードこそ最も大切っスよ?」
「あはは……」
たしかにそれは一理ある。とはいえ、ついていくのはなかなか大変だ。
キャットウォークの端で舞衣はぴたっと止まった。
「おおっ、と」
腕を組まれ、引きずられるように歩いていた刻人の方は、慣性の力で前のめりにつんのめった。
「えーっと、たしかここで着こなしについて何か喋るんっスよね。バイクで駆けつけたまま出場したんで、ライディングウェア、というか革ツナギのままなんスよ。あ、ライダースーツと言った方が一般的っスかね? バイクで転倒した場合とかに、地面との摩擦から守ってくれる服なんスよ。季節的にいい加減暑くて仕方ないっス! それに身体のラインが強調されちゃうのが難点っスけど、万が一のことを考えると、多少の事は我慢といったところっスかね?」
舞衣は怒涛のごとく捲し立てた。
そこでまたピタッと話をやめて、刻人を見る。
「あ、ええと。僕は」
「寝子高の夏服っスね。うちのチャラ彦くんと同じガッコの制服とは思えないっスね。なんか新鮮っス」
「あはは、そうですか?」
「あとはポイントっスか? そーっスねぇ、この革ツナギは特注品なんで、脊椎へのダメージを抑えれる脊椎パットが埋め込まれてあって……!」
「すごいけど……それ、着こなしのポイントじゃないですね?」
「あれ? 違うんスか?」
なんだか夫婦漫才みたいな様相だ。
ここで舞衣は観客の青少年たちにビシィっと決め台詞を吐いた。
「バイクにしろ自転車にしろスピード出すのは気持ち良いっスけど、安全第一っスよ!
みんな、オネーサンとの約束っスよー!」
オネーサンとの約束、と言われたら、なんであろうが応えずにはいられない男子どもが、「おーっ!」と拳を振り上げる。舞衣はそれを見て満足そうに微笑むと、ギュルルルンとその場でUターンをし、来たとき同様ツカツカと忙しなく去って行った。刻人がそれに引きずられていったのは、言うまでもない。
<< もどる
1
…
62
63
64
65
66
…
72
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
寝子高制服☆トリエンナーレ!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
130人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月30日
参加申し込みの期限
2013年10月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!