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寝子高制服☆トリエンナーレ!
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●幕間:裏側からトリエンを支える人々
「ふあーっ! 疲れましたぁ!」
講堂の後方に設置された長テーブルは、本日は音響ブース。音響係の
御陵 春哉
は、ヘッドフォンを外すとパイプ椅子に凭れるように伸びをした。
隣に座っていた記録係の
音無 文
も、鉛筆を置くと春哉と同じようにぐーっと強張った背中を伸ばす。
「ふーっ。結構人数いましたね。春哉さん、お疲れ様です。ナイス選曲でしたよ! 盛り上がってました」
「ほんと? 良かったですー。でもまだ制服パートしか終わってないから、先は長いです!」
ぐっと握り拳を握ったところに、撮影係の
民谷 鋭二
が「よっ」と現れた。
「おふたりさん、お疲れ! ほい、これ差し入れ」
鋭二がテーブルに置いたのは、靴の絵がデザインされたプラコップに入ったジュース。陸上部のトラックNo.1から買って来てくれたらしい。
「あれ、ふたつしかありませんが、鋭二さんの分は?」
文が首を傾げると、鋭二はぱたぱたと手を振ってみせる。
「ああ、俺はホラ、割と自由に動けるからさ。外で飲んで来たわ。これはおふたりさんの分」
「そうなんですか。では遠慮なく」
文が笑うと、その口の端から可愛らしい八重歯が覗く。
「ありがとですー」
春哉も笑顔でジュースを受けとり、乾いた喉を潤した。
寝子高制服☆トリエンナーレはお蔭様で大好評。制服、私服、アダルトと3つあるうち最初の制服パートが終わり、10分間の休憩に入っている。
そして、華やかな舞台の裏側にはかならず、表には出ないけれど頑張っている人がいる。
この幕間では、そんな実行委員の人々を紹介しよう。
まずは音響係、
御陵 春哉
。
音楽に詳しく、とくにポップスとジャズ、クラシックなどが好きな彼女は、今回音響スタッフの実行委員としてトリエンに参加していた。キャットウォークを歩く人の性別や雰囲気に合わせて、音楽が切り替わっていたことにお気づきいただけていただろうか。それはすべて春哉の仕事だ。オープニングから、各パートごとのBGM、最後の表彰式の分まで、あらかじめ合いそうな曲を選んでおいた春哉が、状況に合わせてタイミングよく曲を変えてくれていたのである。
それから記録係、
音無 文
。
文の仕事はちょっぴり地味かもしれない。登場した人物の名前、様子、アピールポイントなどを表にして記録してゆく。あとで、記録の内容を編集してまとめ、写真も添えて、冊子にして配るつもりなのだ。委員長のエレナははじめ、「そこまでしなくてもいいんじゃない?」と言ったが、文はそこで頑張った。
「こんな素敵なイベントなんですから、しっかり記録して思い出を形として残しておくべきですよ!」
その熱意にほだされて、エレナも「そう言われればたしかにそうね」と考えを改めた、なんて経緯がある。
最後に撮影係、
民谷 鋭二
。
自分のカメラは
猫鳴館のウツボカズラ騒動
のときに残念ながらお陀仏となってしまったので、学校のカメラを借りての撮影だ。撮影係を買って出た理由は、ただ撮りたいから。野次馬根性というやつだ。
勿論、公式の撮影係だから最終的に撮った写真はカメラと一緒に学校へ返すつもりだが……良い写真が撮れたら、データを拝借して闇取引――という名の写真密売――の材料として使わせてもらおう、とニヤリ考えているのはみんなには内緒だ。
「そーいや、出店の方で変な噂聞いたぜ」
「変な噂?」
ジャーナリスト気質の文が食いつくと、鋭二は楽しげに跳ね毛をピンと揺らした。
「なんでも、『妖精さん』が出るんだそうだ」
「妖精さん、ですか?」
春哉も首を傾げる。
「小さくて羽根が生えてるような?」
「いや、そういうんじゃなくってさ。食材足りないなーと思ってるといつの間にか補充されてたり、ゴミ捨てなくちゃと思ってるといつの間にか捨てられてたり……って不思議なことが起こってるらしい」
「へえー。いい妖精さんじゃないですか」
文がそういうと、そうなんだ、と鋭二も頷く。
「しかもその妖精さんは、ウチのジャージを着てるらしいぜ?」
『ジャージ姿の妖精さん』――それを聞いて、春哉ははっと思い出した。
「そういえば! 音響用の配線ケーブルが1本足りなくて困ってたとき、どうぞ、って声がして、気づいたらケーブルが置いてあったんですよね。……うんうん、たしかに、ジャージの後ろ姿を見たような気がします」
「おおー。ここにも遭遇者が!」
鋭二は有名人に会った、みたいな顔をして、春哉に握手を求める。
「あっそうだ! 熊の人のとき、ジャージ姿の人がステージ通っていきませんでした? もしかしてあれも!?」
文が<怪奇! トリエンナーレの妖精さん!>と記録に付け加えたとき、ちょうどブザーが鳴った。
どうやら私服パートがはじまるらしい。
妖精さんの話も気になるが、ここからは仕事に集中、集中。
春哉はパンとほっぺたを叩いて、気合を入れなおす。
「よーし、後半もがんばりましょー!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
130人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月30日
参加申し込みの期限
2013年10月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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