this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
寝子高制服☆トリエンナーレ!
<< もどる
1
…
9
10
11
12
13
…
72
つぎへ >>
(……なんてこった。名前通りに、リア充経営の店じゃないか!)
解理は絶句した。
と、とりあえずチュロスを何個かテイクアウトで買って、退散しよう。
う、羨ましいとか、そんなわけがないじゃないか!
白衣を翻して、解理はえぐえぐと去って行った。
「おもしろそー、チャレンジしよっ!」
るるかは響也の返事を待たずに、チュロスを購入する。
「や、やってみます……?」
上目遣いに隣を伺ったのは、洋美。
「はあ? 馬鹿、やんねえよ。ただでさえ女苦手だってのに、ハードル高すぎだ!」
即答。頭ごなしに言われて、しおしおとうな垂れる洋美がいじらしい。
「あは、そうですよね。流石に劉さんも、私とじゃあ恥ずかしいですよね」
「だから……そういう事じゃねぇだろ。ほんっと、大らかっつーか、なんつーか……変な女」
「劉さん?」
むしろ、俺の方が釣り合ってねーだろ。シャツの皺を伸ばしながら、ジニーは奇妙な居心地の悪さに急き立てられて、先を行く。
「……おい、出店まわんだろ? 早くしろよ」
背中越しに、ぶっきらぼうに投げられた言葉に、洋美は慌てて従った。
「響也はそっち咥えて。端からちょっとずつ齧っていくよ」
「ああ……」
釈然としないまま、響也は言葉に従う。
対する るるかは、音楽室から流れる響也のヴァイオリンの音色に導かれて、出会った日の事を思い出していた。その時、“この人とは運命の赤い糸で結ばれてる”と直感したらしい。
(響也とキス出来るかもしれない、絶好のチャンス。あーん胸がドキドキする! 響也の顔がだんだん近付いて、胸が爆発しちゃいそー)
「…………」
少しずつ、少しずつチュロスが短くなっていく。
どうしたものか困惑した響也だが、チュロスが残り僅かになった時、彼は るるかの目を掌で、そっと塞いだ。
「?」
るるかがチュロスを食べきった時、そこに響也の顔はない。
「……最上、行こう」
響也がくるりと背中を向け、呆然と るるかは追う。
(……響也、あたしの事どう思ってるの? 女の子として、意識してもらえてないのかな? いつもクールで、無愛想でツレなくて……今日誘ったのも、ホントは迷惑だったのかな?)
「リ、リア充め~!!」
野々 ののこ
や
神薙 焔
を誘って出店巡りをしていた
猫村 翡翠
は、ちゅっちゅろすの客を見て、地団太を踏んだ。
「あら、いいじゃない? 仲がいいのは、いい事だわ」
焔は意に介せず、チュロスを購入する。
「お祭りは心躍るわね。せっかくだもの、この機会に目一杯食べ歩きましょう?」
マイペースな焔に、翡翠は脱力しかけたが、気を取り直して彼女の手を取る。
「ほ、焔! もし嫌じゃなかったら、あたしと……!」
おまじないを、と言いかけた翡翠の口に「はい」と、チュロスが突っ込まれた。
「もがが!?」
「心配しなくても、翡翠ちゃんや ののこちゃんの分も、ちゃんと買ったわよ。二人ともトリエンナーレ出るんでしょ? 腹ごしらえしておかなきゃね」
自分も次々とチュロスを消費しながら、焔はどうすれば効率よく出店を回れるか計算している。
「むぐ……トリエンナーレ……」
翡翠は、ずーんと胃を抑える。
「翡翠ちゃん、だいじょーぶ? あ、わかった! 緊張して、お腹空いちゃったんでしょ? 私もだよー!」
はむ、とチュロスを頬張って、ののこは緊張など、どこ吹く風だ。
「ののこちゃんったら、やる気ね。私も、望むところだわ。……でもまあ、それは焼きそばとお好み焼きとクレープと、うどん食べた後よね」
「焔ってば、そんなに食べるの!?」
「あら、このくらいは普通でしょう? おやつは別腹だし」
「そんなに食べてスタイルいいなんて、羨ましいよ~!」
羨みながらも、ののこもハムスターを連想させるモグモグは止まらない。
「カロリーなんて、その分動いて消費してしまえばいいのよ。さ、次へ行くわよ」
「おー!」
「わ、待ってよー!」
忙しく去ってゆく客たちを見送って、出店に残ったのは、かなえと荒太郎の二人。
「あ、そう言えば。とうふちゃん、ショーに出るんだっけね」
はたと思い出した荒太郎が、まじまじと かなえを見つめる。
「うーん。でも、うちお店が……」
「少しくらいなら、空けても平気だよ。3年に1度だよ? せっかくだし、僕も見たいし。出ておいでよ、応援するから!」
「こーたろーくん、うちのこと応援してくれるん?」
「当然だよ! 一生懸命応援するよ」
にこやかに笑う荒太郎に、勇気をもらって。
「じゃ、じゃあ、うち頑張ってみようかなー」
「そうこなくっちゃね! そうだ、髪型変える?」
「こーたろーくん、髪結ってくれるん?」
「妹達の髪結ったことあるし、任せてよー」
女系家族で育った荒太郎、丁寧に かなえの髪を梳くと、見事なツインテールをつくる。仕上げに、タイと同色のリボンでまとめて。
「よっし、これでOK! 優勝間違いなしだね~!」
「ありがと……うん、うち頑張ってくるなー!」
「その意気だよ、とうふちゃん」
二人の掌が打ち合わされる音が、パチンと響いた。
<< もどる
1
…
9
10
11
12
13
…
72
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
寝子高制服☆トリエンナーレ!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
130人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月30日
参加申し込みの期限
2013年10月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!