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\ オーバータイム!/
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もしも出会ってなかったら
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●
初瀬川 理緒
の場合
つんつん。
「……ふにゃ?」
背中をつつくボールペンの感触に、
初瀬川 理緒
はうたた寝をしていた自分に気づいた。
「理緒。寝てたら先生に叱られちゃうよ?」
「……ごめんごめん。起こしてくれてありがと」
後ろの席の級友に礼を言いつつ、理緒は慌てて教壇に立つ教師が書きつける難解な公式に目を向ける。
(なんかちょろい問題やってるなー。って、あれ? あたし、そんなに勉強できたっけ?)
やたらと長い問題文を目で追うだけで、なんとなく答えが理解できてしまう。
そんな自分に、理緒は自分で驚いている。
(そりゃそうかー。ずっと勉強ばっかりしてきたんだもんねー)
そういえば、理緒は父親が医学部の教授で母親が弁護士というエリートの家系に生まれたサラブレッドなのだった。
だから、小学生の頃はそれこそ寝る間も惜しんで勉強をやってきた。
その甲斐もあって、名門と呼ばれる中高一貫の難関私立高校の試験に合格し、今は医学部を目指して、受験勉強中なのだった。
「では、この問題を――初瀬川さん」
「え? あ、は、はい」
先生にあてられて、特に焦ることもなく黒板の前に立つ。
自分でも不思議なぐらい、すらすらと答えを導きだすことができた。
「正解です。よく勉強していますね」
気難しそうな顔をした先生が褒めてくれると、教室がどよめいた。
「皆さんも初瀬川さんを見習うように」
先生がそう言うと、拍手なんかされてちょっと気恥ずかしくなる。
授業が終わると、水泳部の部活が始まった。
(へー。あたし、水泳部なんか入ってたんだー)
なぜか自分でもすっかり忘れていて、飛び込み台に立ってその高さに驚いた。
「……って、うわ! 高っ!? 怖っ!?」
思わず叫ぶと、後ろから同じ部活の子達の笑い声が聞こえてきた。
「もー、理緒、今更何言ってるの~」
「え? あ、あはは。そ、そうだよねっ」
笑ってごまかしつつ、(女は度胸!)と思い切って飛び込むと意外と水が硬くて、でも上手く演技が決まると凄く気持ち良かった。
部活が終わると、お待ちかねの彼氏とのデート……のはずだった。
だけど、
(へー。あたし、彼氏なんかいたんだー)
と、わりとひどいことを思ってしまっていた。
(……ていうか、この人のどこが良かったんだろう?)
その彼氏は顔に特徴がなくて、別れた数秒後にはもう顔を思い出せなくなりそうなくらい影が薄かった。
もやもやとした違和感を抱えたまま、理緒はまったくときめかない彼氏と儀礼的なデートを終えた。
部屋に戻ると、彼氏の顔なんてもう憶えていなくて、違和感はどんどん膨らんでいった。
(……おかしいなー。あたしの恋人はもっと優しくて、繊細で……。そう、ちょうど沙月みたいな――)
そこで、はたと理緒はそこが大切な人が存在していない夢の世界であることに気づく。
(そうだ。あたしの恋人は――)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年07月28日
参加申し込みの期限
2019年08月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年08月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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