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●
ヒュー・ヒューバート
の場合
その日、京都市内のとある駅に、一台のカメラを手にした青年が訪れた。
「はじめまして。猫井書房の
ヒュー・ヒューバート
と申します」
ヒューと名乗ったその青年は、京都市内の小さな出版社に勤務するフォトグラファーだった。
「ああ、お待ちしておりました。記者の方ですね? どうぞ、こちらへ。駅長がお待ちです」
ヒューを迎えてくれたのは、穏やかそうな初老の男性だった。
自分はフォトグラファーだ、とは思っていたものの、ヒューはあえて訂正することはしなかった。
小さな出版社で働いている以上、その実務内容は記者とそう変わらないからだ。
(本当はこんなはずじゃなかったんだけどな……)
ヒューは、表情には出さずに心の中で、そっとため息を吐く。
本当なら、今頃は、学生時代を過ごしていた木天蓼市にアトリエを構える高名な写真家のもとで純粋な写真家として活動しているはずだった。
だが、その写真家が急逝してしまったために、その話は白紙に戻ってしまった。
結果として、ヒューは小さな出版社で、写真家のような、記者のような仕事をして生活の糧を得る立場となった。
(……まあ、これはこれで結構楽しいんだけどね)
ヒューが案内されたのは、「駅長室」とは名ばかりの小さな木製の小屋だった。
中に鎮座していたのは、高齢のメスの三毛猫――ミケだ。
ヒューは、許可を得て、ミケの写真を何枚か撮影し、駅長の補佐役(世話係)だという初老の男性から色々な話を聞いた。
ヒューは口数は少ないものの、聞き上手なところがあり、取材の名手として出版社では重宝されていた。
「本日はありがとうございました」
取材を終えたヒューは、丁寧に礼を言って、駅舎を後にする。
写真家、というよりは、本当に雑誌の記者のような仕事ぶりであった。もちろん仕事はこれで終わりではない。
会社に戻り、インタビューの内容を記事にまとめて、写真の選定やレイアウトまで行わなければならない。
(忙しいけれど、意外と充実感はある。だけど……)
――何かが足りない。
胸の一部にぽっかりと穴が空いているような、かすかな、けれども致命的な違和感。
結局、社の机に戻ってパソコンを立ち上げるまで、その違和感の正体に気づけないまま、その日もヒューは仕事に忙殺されていく――。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年07月28日
参加申し込みの期限
2019年08月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年08月04日 11時00分
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