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【星幽塔】第一階層 秋の味覚を討伐せよ!
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根を唸らせ、一発目の攻撃が来る。鞭のように跳ね上がったそれが月読に向けて、振り下ろされる。
月読は緋色大鍋を盾にし、根の鞭を跳ね返すと、素早くスケッチブックを取り出した。
「柿の実を、少し……ほしいだけ」
ろっこんの進化能力で吸い込みを試みる。
すぐに反応があった。引っ張られる手応え。引力が発生した。
「よし」
樹はもちろん、踏ん張るが、柿の実はスケブ目掛けて飛んでくる。
十個ほど吸い寄せた月読はそれ以上の攻撃を止めた。
「ありがとう。少しもらって行く」
月読は一礼して、樹に背を向けた。
追撃は来なかった。
月読は大きな爆裂イモを見つけ、足を止めた。
「あれだな」
それは、森の開けた空間、柔らかい土の上にいくつかあった。イモ本体から伸びた根が土に潜っている。
木の陰に隠れた月読は大鍋を両手で掴んだ。
「何度か爆発させた方がいい……そういう話だったな」
甘味が増すらしいが。
「行くぞ」
木の陰から飛び出た月読は魔土の光を発動させた。
気づいた爆裂イモが体をぶるると震わせる。それから、土の中に潜っている根っこがホースに水を通したように膨らんだ。
月読の魔法は爆裂イモの周辺の地面をえぐり出し、空へ向かって壁を形成して行く。
土をドーム状に積み上げたその瞬間、爆発音が辺りに響き、魔土が解除された。爆裂イモからは湯気が立ち上っている。
「あれで甘くなったのか」
月読は爆裂イモに見つかる前にまた姿を隠した。
「さて、収穫をどうするか。そういえばさっき」
爆発する前に、土の中に潜る根っこが膨らんだのを見ていた。
「もしかすると」
月読はとある推測を立てた。もしそれが正しければ、安全に収穫を行えそうだが。
スケブを取り出したところで、声をかけられた。
「爆裂イモ狙い?」
ティオレが小声で聞いてくる。
月読がうなずくと、
「ちょっと協力しましょう」
「!」
その提案に、先ほどの状況を説明する。
「根っこを切れば……爆発しなくなるの?」
「土の中から何かを吸い上げて力にしてる可能性がある」
「なら任せて。こういうのは得意なの」
ティオレは木の陰に隠れながらイモへと歩み寄る。体勢を低くしながら、音をたてずに根っこへと走り寄る。
隠れている月読と視線を交わす。
手慣れた様子でナイフを取り出したティオレは根っこに刃を向けた。
そして、ティオレはナイフを滑らせた。根っこが切られ、爆裂イモはバタバタと暴れ始めた。月読の推測通り、爆発できなくなったようだ。
「行ける」
陰から飛び出した月読はスケッチブックを構えた。ろっこん発動。動物ではないもの、爆発しない爆裂イモはあっさりと、封印されたのだった。
「上手く行ったね」
月読は礼を言い、二人で爆裂イモを分け合うとそのまま分かれた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年07月26日
参加申し込みの期限
2019年08月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年08月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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