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【星幽塔】第二階層 水道橋で流しそうめん
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「だ、だから、ソニックブームは冗談だからね?」
顔を真っ赤にして困りはてる真魚。
「やはり、そうめんとは戦いなのですね・・・・・・」
「ち、違う・・・・・・」
うどんを愛するがあまり、ぽろっと言ってしまった冗談。
なんだかとんでもなく素麺について誤解したユリーカ、彼女の知識を正しくしようと、懸命に説明を試みる真魚だが、かえって妙な具合で誤解が広まっている気がする。
五月と華菜子、なかなか手強い天然の二人を相手にツッコミを担当していた真魚も、ちょっと対応に困るくらいの、本格的なうっかりさんキャラ。
その傍らで憤怒に燃えるのは桜。
(何が・・・・・・何が、そうめん大会よ・・・・・・)
ぐわし、と箸で麺を巻き込んで、盛大な音を立ててすすり込む。
全身から漂う怒りオーラのため、だれも近づくことはできない。
(こっちは・・・・・・こっちはすんでのところで・・・・・・そうめんに、しょ、処女を・・・・・・)
喪神の一歩手前で、ほしびとたちに救い出された桜。
ろーしたんれしゅかー、子供は見ちゃいけません、とかの声を、聞いた覚えがある。
ともあれ彼女の純潔はけがされることはなく、記憶は忌まわしきものなれど、とりあえず無事に救い出されたのだった。
だが、本人の気持ちはそうもいかない。
怒りのままに盛大にそうめんを食べ続ける桜。
声のかけようもないとは、まさにこのことだろう。
「それでは・・・・・・」
五月が煮えたぎった湯に、緑の麺を投入する。やはり自分が調理したい。
瞬時に鮮やかな色を取り戻し、翠緑の麺が艶やかな光沢を見せる。
さっと湯を切り、コップに入れ替えて、流しそうめんの樋に流し込む。
竹で出来た樋を、緑の麺がさっと走る。
次々に流される麺の中に、緑の色が混じる。
「取った!」
はつらつとした声が響いた。
続いて華菜子が黄色の麺を茹で上げる。
黄色の麺は、見る間に滋養溢れる黄金色に照り輝く。
「とあーっ!」
パフォーマンスも入れつつ、黄色の麺を流す。
「麺類はみんなを幸せにする食べ物アル! みーんなたくさん食べてたくさん幸せに鳴ってもらいたいアルね」
真魚の麺は、ほんのりやわらかな桜色。
ゆで時間を考慮し、丁寧に仕上げていく。
「ソニックブームは、冗談だからね」
そう苦笑して、麺を流す。
桜の花びらが散る上水道のように、鮮やかで上品な色彩が溢れた。
――調理を替わろう。
月詠がゴーレムと麺の調理を開始し、五月、華菜子、真魚も流しそうめんに参戦。
「せっかくだしある程度勝ちに行きましょうか・・・・・・少なくとも反射神経なら華菜子や五月よりあるつもりよ」
真魚が箸を構えて、気合いを入れる。
「さすがジャージ姿アルネ」
「ジャージは関係ないから!」
「私も混ざってゲットしますー!」ふっふと嬉しそうに笑う五月。
「美味しく、三人で流しそうめんですー!」
――流れを待つ者が見た! そこには、三色に混ざり合う麺の姿が!
ナレーション入りで、月詠が麺を流す。
ねじるように回転しつつ流れる三色の麺は、鮮やかに色を変転させながら流れていく。
先ほどの水路橋で余った食材を流せば、さらにカラフルな色彩に溢れた。
下流域では、素早く水しぶきを上げて麺を掬う真魚に歓声が送られる。
とりゃーっ! と気合いでそうめんを跳ね上げるのはアリス。
「箸使いもうまいでしょ。動体視力と、反射神経には自信があるから!」
傍らのアヴィケンナと、ステラにもそうめんをふるまう。
「この麺も美味しいね」
「こっちの麺のほうが好きだな」
アヴィケンナはゆっくり味わって食べる。
「ありがとーなの!」
ビールジョッキを振り上げて感謝を伝えるステラ。
一通りゲームに参加して楽しんだステラ、膝にはそうめんつゆ、右手にビールのホームポジションでそうめんをエンジョイする。
「どんどん食べちゃって! 流しそうめん最高!」
「涼やかでおいしいですね・・・・・・」
楚々とそうめんを啜るユリーカ。
「色んなものが流れてきて、とても楽しいですね!
私はミカンと一緒におつゆをかけるのがお気に入りです」
「星幽塔の金剛オレンジもある」
修が金剛オレンジをざくざくと剥いて、皿に盛り付ける。
「意外と、そうめん以外にもあうんだね」
寝子島特製のそうめんつゆを指でねぶって、アリスが呟く。
「ステラとアヴィケンナはどれが美味しかった?」
「このふつうのそうめんが一番だね」
アヴィケンナが即答する。
「みんなの気持ちの入ったそうめんは、格別なの」
ステラも頷いた。
食事するうちに、桜の気分も落ち着いてきた。
まあ、バトルすることでそうめんや和菓子を手に入れることができたのだし、これはこれでよしとしよう。
「あまりに美味しいので、これ以上食べたら太っちゃう」と呟く桜。
その言葉で、先ほどの桜の美麗な肢体を見てしまった男性陣は、黙って下を向く。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
ぱーすぺ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年07月14日
参加申し込みの期限
2019年07月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年07月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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