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もはやモデルさんでSHOW!
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「な、なんじゃこりゃあ!」
幾人かの出番が終わり、次は
響 蒼留人
の出番だ。蒼留人は真白、桜、レオン同様にやはり驚きを露わにしていた。
だが、男らしい蒼留人に頭に大きなリボン、スケスケのチュニック、アイドルのようなフリフリスカートでノーパンというような恰好をさせればそうなるのも無理はないというものだ。
「さてはあいつの仕業か? 出てこい!」
蒼留人には自らにこんな悪戯をする人物に心当たりがあるようで辺りを見渡しながらそう叫ぶ。
だが、蒼留人の前に姿を現したのは悪戯好きで変態な姉ではなく、どう見ても女悪魔にしか見えない人物であった。
女悪魔は早く出てこいと促すように床を鞭で叩き、セクシーポーズを取らなければここから出る事は出来ないと告げる。
「……ステージでセクシーポーズだと? ふざけんな! 俺は戦う!」
どうやらようやく姉の仕業ではないと蒼留人は気付いたが、目の前の女悪魔は姉の同類だと考え物理的な反抗に出る事にしたようだ。
今の格好になった時から持っていた魔法少女のステッキのおもちゃを握り、女悪魔を睨みつけるが、そこで誰かが自分達の方へと進み出てくるのに気付いた。
「何だ、お前。お前もあいつと戦うのか?」
「いえいえ、そんな暴力的なことはいたしませんよ。俺はただ、口説き倒す、それだけです」
蒼留人の問いかけに答えたのは
クロセル・ラインツァート
だ。
クロセルもまた女悪魔によってこの場に連れて来られたのだが、彼はとある目的を持っていた。それは女悪魔やその他悪魔達を説得し、協力を打診するというものだ。
「……はぁ? 良く解らないけど、説得するって事か?」
「そうですね。そう取って頂いて構いませんよ」
「なら、さっさと話せよ。そのくらいは待ってやる」
「では、遠慮なく」
どうやら蒼留人は律儀な性格をしているようで、そう言うと一歩二歩と後ろに下がった。
それと同時にクロセルが前に進み出て、女悪魔の方へと近づいて行く。女悪魔もまたクロセルの存在に気付いたようだが、何故、勝手に出てくるのかと鞭をしならせて怒っている。
「素晴らしい……! 実に素晴らしいじゃないですか!」
だが、クロセルはそんな女悪魔の言葉などを気にする素振りもみせずに唐突に大声でそんな事を言い始めた。
「頬を染める赤色が羞恥によるものか、はたまた怒りによるものかは分かりませんが、感情豊かな表情の一瞬の輝きを永遠の記録して保存したい、そして更なる感情を引き出したい、その気持ち! 実に共感できます」
「何かこいつもやばくねぇか?」
クロセルのその様はまるで演説をしているかのようですらある。その身振り手振りは正しくその手の人間のように見える。そもそも蒼留人はクロセルのそのあまりにも長く熱の籠った台詞に、こいつやばいというような視線を向けてさえいるし、女悪魔でさえもちょっと引き気味である。
演説をしながらも、ゆっくり少しずつ女悪魔の方へと歩み寄って行くクロセル。
「ですが! 良くない、とても良くない!」
まだまだ続くクロセル劇場。そもそもの話、彼もまたゴスロリ系のようなドレスを着せられているのだが全く持ってそれに動じた様子はない。
女悪魔にとって誤算であったのは、クロセルは衣装を着る程度の事では恥ずかしいとは思わないという点にあったのだ。
「言い方は悪いかもしれませんが、仲間内だけで盛り上がっている内は、ただの趣味です。より多くの鑑賞者に影響を与えてこそ、真の芸術だと思いませんか?」
そんな事を言いながらもじりじりと寄って来るクロセルに、ついに我慢できなくなったのか女悪魔は直接彼に鞭を振るう。しかも、他の者へお仕置きとしてやっている跡が付かない痛みだけのものではなく、ただの攻撃として。
しかし、鞭で打たれようとも彼は引き下がる事はない。何度も、何度も打たれても前へと進む。自らのろっこんで回復をしながら。
その様は格好良く言えば不死鳥のようだと言えるだろうが、傍から見ている蒼留人からすると黒いGにしか見えなかった。もしかしたら、女悪魔と一緒にあいつも退治した方が良いのではないかと考えてしまう程度には。
「っと!?」
そんな事を考えていると、蒼留人の方へも女悪魔の鞭が飛んでくる。
どうやら業を煮やした女悪魔は言う事を聞かないクロセルと蒼留人、この2人を同時に排除する事にしたらしい。
「まぁ、説得失敗って事で良いよな。よし、ぶっ倒してやるぜ!」
「あ、ちょっと!」
攻撃された蒼留人はクロセルの静止の言葉を振り切って女悪魔へと突撃をする。
しかし、それをひらりと飛んで躱した女悪魔は指を鳴らして2人の羞恥心を極限まで高めて動きを阻害しようとする。
「ぐっ、な、なんだこいつはっ!?」
「むむっ!」
蒼留人とクロセルはいとも簡単に女悪魔の精神攻撃に囚われてしまう。
だが、蒼留人は自らの頬を自分で殴ると、羞恥心に曝されながらも女悪魔へと攻撃を仕掛けた。
まさかこの短時間で動き出すと思っていなかったのか、完全に油断していた女悪魔は蒼留人の魔法ステッキによる攻撃を無防備に喰らってしまう。
床へと叩きつけられた女悪魔は、すっかり怒り心頭に発していた。
その怒りのままに自らへとかかってくるかと考えた蒼留人はその場で構えるが、その予想とは逆に女悪魔は蒼留人とクロセルを罵倒しながら妙な黒い靄の中へと消え去って行った。
どうやらこの場では分が悪いと判断したのか、退散をしたようである。
「ちっ、逃げやがったか」
それを見届けた蒼留人は残念そうに舌打ちをするが、とりあえずはこれで元のところに戻れるかと安堵もしていた。
「ええ、ええ。個展を開きたくはありませんか?」
その間にクロセルはステージ下へと移動しており、そこにいた悪魔達と何かしらの交渉のような事をしている。
何を話しているのか気になるが、クロセルに関わるとやばいような気もした蒼留人は何も見なかった事にして元の場所に戻されるのをそのまま待つのであった。
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あとがき
担当マスター:
昂祈
ファンレターはマスターページから!
昂祈です。
もはやモデルさんでSHOW!のリアクションをお届けいたします。
雑誌などでモデルさんの写真を拝見する事があるわけですが、いつもポーズが大変そうだなと密かに思っていたりします。
中には身体が固い人だとそもそも無理なんじゃないかと思うようなものもあったりしますよね。
後はモデルさんではありませんが、TVで国民的アイドルグループである5人組がメンバーによって笑顔の指定が違ったりするみたいな話をしていました。
メンバーの一人はもうくしゃくしゃになるレベルの笑顔でOKが出るのだそうです。
私はモデルとかそういう経験はありませんが、そういった撮影も中々に大変そうですね。
という事で今回はこの辺で。
それでは、この度のシナリオにご参加頂きありがとうございました!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
お色気
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年05月28日
参加申し込みの期限
2019年06月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年06月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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