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\ オーバータイム!/
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覚の怪物
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稽古帰り、
吉住 志桜里
の前に現れたのは一つ目の化け物だった。
辺りは薄暗く、道の先に佇んでいるそれが人間ではないと分かる。そして並々ならぬ敵意を感じた。
上着や靴を置き、籠手と鉄棒を手にする。
「道を塞いでる時点で、敵対してると見なすわ。もう考えるよりやっつける時間ね!」
志桜里は、鉄棒を構え、駆け出した。
「はああっ!」
と、その時だった。
『格好良いな。やっぱお前は可愛げより格好良さが似合う』
頭の中に懐かしい声が響いた。
それは、中学時代の元カレが志桜里に言い放った言葉。喧嘩中故に本心かわからない憎まれ口。
彼のために可愛くいようと、めかし込んだ乙女心は、あの日、ズタズタに切り裂かれてしまった。
彼を散々殴り、鼻を叩き折ったが、その時の心の痛みは今でも志桜里の中に残っている。
『なんだよ、その格好? びっくりするほど似合わねぇ』
「っ!」
彼の声が響いてくる。実際に言われた言葉なのかは覚えていないが、確実に志桜里のトラウマを抉りにきている。ついに志桜里は足を止めた。額を押さえる。
怪物がにやつくようにこちらを見ていた。
『その格好で俺が喜ぶとでも?』
無遠慮な声が次々と聞こえてくる。もはや、真実の記憶なのか定かではないが、それは確かに一度は愛した彼の声だ。
歯を食い縛り、怪物を睨み付ける。
「……可愛さを否定される事、その通りに格好良さばかりが装いに現れる事に怒ったわけじゃないわ」
志桜里は胸に手を置いた。
ー可愛くいようと思う相手に武骨な茎を隠し花を飾る勇気を鼻で笑った事、これが龍の逆鱗を蹴飛ばしたのー
その言葉を決意に変えて、
「潰すわ、あなた」
唸るように言った。
志桜里は再び向かって行く。
怪物が振り回す鉈を鉄棒で受けつつ、避けながら、拳をその毛で覆われた体につける。
きっかり三秒間。
「があ!?」
初めて怪物が声を発した。縮んだその姿は人間の子供のよう。
志桜里は体勢を立て直すと、鉄棒でスイングし、それを横へ吹き飛ばした。
「がっ」
追いかけて行き、胸ぐらを掴んで、宙へ放る。
「はああっ」
落下してきたそれを右ストレートで殴り飛ばし、鉄棒をやり投げの槍のように投げる。
それは真っ直ぐに飛んで行き、怪物の肩に刺さった。串刺しになったまま地面に落ちた怪物の顔を何度も踏みつける。そのまま後ろへ轢きずり回して蹴り砕く。怪物だったものは肉塊となって果てた。
「これが、龍に蹴られるって事よ……!」
志桜里は静かに呟いた。
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あとがき
担当マスター:
高城ヒト
ファンレターはマスターページから!
高城ヒトです。
精神攻撃をしてくる怪物との闘いどうでしたでしょうか?
辛い記憶に襲われながらも勝利したPCさんを称えたいと思います!
ご参加ありがとうございました!
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担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年02月27日
参加申し込みの期限
2019年03月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年03月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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