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覚の怪物
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葉利沢 倫理子
……Maliceは夜の街をふらふらと歩いていた。
「へへ、退屈はさせないからさ」
適当に捕まえた男が肩を抱いてきた。少し先にホテル街のネオンが見える。男は心なしか早足だ。
と、Maliceは立ちどまった。
「んー? どうしたの?」
男がMaliceの視線を追うと、
「ひっっ、うあああああっ」
男はあっさりとMaliceから離れ、情けなく走り去っていった。そんな様子を嘲るように笑ったのは、猿のような姿の怪物。
倫理子は怪物と対峙しながら、歪んだ笑みを浮かべた。
―さて、この化物をどう始末したらいいかしら?
薄い笑みを浮かべながら、狡猾なMaliceは怪物を嵌める算段を組み立てようとしたのだが、
「!?」
今は真夏だというのに、Maliceは寒さを感じた。冬の夜の光景、それと同時に複数の男達がMaliceを囲む。
「うっ……?」
恐怖で手指が震える。生臭い匂いと鮮血。身体中の鈍痛。
何より、生活の一部となっているその行為に対し、Malice自身が嫌悪を抱いてしまっている。
「なん、だ。これは」
脳内に直接流れ込んできたイメージはもう一つの人格である倫理子の凄まじいトラウマだった。
Malice自身が経験したわけではないのに、倫理子が味わった恐怖と絶望がまるで自分のことのように、Maliceを蹂躙する。涙を流しながら獣じみた悲鳴をあげ、地面に倒れ込んでのたうち回る。心を抉られるようだ。
―バカな……この私が、あの子のトラウマに飲み込まれる?
Maliceは拳を握り締め、歯を食いしばりながら上半身を起こした。
「ざッけんじゃねェぞぉ……このクソザルがぁ!! 私はあんなクズみたいな女とは違うんだ!」
吐き気に耐えながら叫ぶ。それに反応したようで、怪物が鉈を振り上げた。Maliceは歯を食いしばりながら、見上げる。
「やれるもんなら、やってみろ!」
挑発してやると、目を細めた怪物が鉈を振り下ろした。後ろに飛び退いたMaliceは地面に減り込んだ鉈を足で踏みつけ、怪物の手をもう一方の足で蹴り飛ばす。
「がうっ」
鉈から手を離す怪物。Maliceはそれを奪い取ると、怪物の股下をすり抜けて、背中に回った。一切躊躇いなく、怪物の背中へそれを振り下ろした。
「がああああっ」
勢いをつけて、全身を鉈の刃で切り刻んで行く。すると、怪物は耐えきれなくなったのか、その場から走り去ろうとする。
「待て、この野郎っ」
この場で逃げるわけにはいかない。
背後から追いかけて、鉈を右から左へ、空気を撫でるように振り回す。
風を切る音、鉈の刃が怪物の首元に触れた。
そして、次の瞬間、肉が切り裂かれる音がして、鮮血が辺りに飛び散った。
Maliceが動きを止めると、怪物の首がゆっくりと、地面に落下した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年02月27日
参加申し込みの期限
2019年03月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年03月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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