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\ オーバータイム!/
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覚の怪物
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その日、部活で遅くなった
響 蒼留人
は、夜道を歩いていた。突如目の前に現れたのは一つ目の怪物。
「な、なんだあれ?」
戸惑っていると、頭の中にイメージが流れ込んできた。それは
「うわっ」
蒼留人の天敵とも言える人物だった。実の姉である。
「うっ」
ひらひらとしたドレスを手に、満面の笑みで迫ってくる姉の姿に吐き気を催した。慌ててそのイメージを振り払う。
見ると、怪物は笑っていた。心の奥底までも見透かされているようで、過去の記憶を探られているで、背筋に悪寒が走った。
「なんだこれは……やめろ! 俺の記憶を見るな!」
いつの間にか何人もの姉に囲まれていて、可愛らしい女の子用の服を手に迫ってくる。幻覚だとは分かっていても、身の毛もよだつ光景だ。まさにトラウマである。
蒼留人は歯を食い縛り、竹刀袋から竹刀を抜いた。
「くそっ、過去にいつまでも振り回されてたまるか!」
姉からの辱しめから逃れるため、修行に耐え強くなったのだから。
竹刀を構え、じりじりと歩み寄るが、近づけば近づくほど過去の光景が鮮烈に甦る。
BL本を何冊も読まされ、さらに音読までさせられた。女装させられた上、外出を強要された。
心に負った傷がズキズキと痛み始める。自然と涙が溢れていた。
「負けて……負けてたまるかぁぁぁっ」
地面を蹴ると同時、竹刀を振り上げ頭を狙う。しかし、相手も大人しくはしていない。斧でガードしてきたのだ。
「っ!」
竹刀は斧に当たって、つばぜり合いの形に。
「うっ……」
流れ込む姉の顔が精神をガリガリと削っていく。蒼留人は竹刀を握る手に力を込めた。
一度力を抜き、怪物のバランスを崩させる。
「がっ!?」
表情までは分からなくても、戸惑っていることだけはわかる。
それから素早く怪物の手を叩いた。
「小手っ」
気合いを入れて叫ぶと、怪物はその手から斧を取り落とした。
「はああっ」
斧を拾おうとする怪物に肩からタックルをし、後方へ吹き飛ばす。
「この、化け物っ」
尻餅をつく形になった怪物の頭に竹刀を振り下ろす。
「があああっ」
手応えはあった。頭蓋骨が砕けたような感触もある。やがて、怪物は動かなくなったのだった。
「はぁはぁ……」
怪我はないにしても、精神的にボロボロだ。しかし、蒼留人は清清しい笑みを浮かべた。
「勝った……」
現実に戻されるように、スマホの着信音が鳴った。
発信者は『姉』。
蒼留人はその場で失神したのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年02月27日
参加申し込みの期限
2019年03月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年03月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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