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- 種族
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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
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風の女神様 ～あいつをブッとばせ！！～
夏朝は不意打ちで放たれたガンの風を避けきれなかった。
「わわっ」
体を包んだ浮力、とっさに猫シールを、不意討ちをした碧南へと放ち、彼女の体を重くする。宙で取得していたガンを構えるが、狙いが定まらず、そのまま場外へ。
ー重くなくていい！
夏朝は心の中で唱え、猫シールで自分の体を極限まで軽くする。風に乗って、闘技場の柱の上へと着地した。
「危ない危ないっと」
見下ろす闘技場ではブッとばしバトルが引き続き行われている。
夏朝をブッとばした碧南は貼られた猫シールをはがそうとしたのだが、
「！」
すでに攻撃を仕掛けようと碧南に向かいくる対戦者、コルの姿が。棍棒を投げ捨て、拳を突き出してくる。
碧南はシールをはがすことを止め、拳で向かい討つ覚悟を決める。
「良い構えをしてるなっ」
「そっちこそ……！」
右ストレートを手のひらで受けた碧南は発生した風を重くなった体で踏ん張る。
「なっ」
驚いたような顔をするコルに対し、碧南は隠していたガンを近距離で構えた。
それに気付いたコルは拳を取り下げ、碧南の攻撃を横に避ける。それから体勢を低くして、碧南に拳を突き上げる。風が発生した。そして、
「あっ」
風が碧南を包んで、後方へと吹っ飛ぶ。
「よし！ 次はどいつだ！」
碧南は飛ばされながらも、シールをはがし、風の翼で闘技場へと舞い戻った。そこで気づく。
「高野先生」
バスケ部の顧問、高野 有紀が不敵な笑みを浮かべて、立っていた。
心は棍棒を手に入れていた。
ろっこん、人間惨禍で次々とひとを弱らせ、対戦者達の間をすり抜けながら、棍棒をフルスイング。
「ぎゃあッ」
「うあっ」
アイテムを所持していないひと達は次々と場外へ吹っ飛ばされる。
「ひとが、私に勝てるわけないでしょ？ ふふ、ふふッ」
「このッ、ふざけんなっ」
殴りかかってきたひとに対し、心は怒りを覚えた。
「ひとのくせにそんな口をきかないで！ お前はただの人間だっ！」
襲いかかってきた対戦者はがくんと体を脱力させ、その場に膝をついた。
心は容赦なく棍棒を振り上げ、
「ひとミサイル！」
フルスイング。
対戦者の体が風に包まれ、前方にいた志桜里と秘月めがけ、飛んで行く。気づいた志桜里が見構え、飛んできた対戦者を棒で受け流し、場外へ。
心は志桜里や秘月がもれいびだもわかると、素早く退散したのだった。
心に対し、ウチデノコヅチを繰り出そうとした志桜里だったが、逃げられてしまい、内心で舌打ちをした。
「まさか人間を武器にしてくるなんてね」
「ええ。まあ、いいわ」
志桜里は後ろを振り返った。ウチデノコヅチによって一回りほどに縮められた対戦者達がおろおろと歩き回っている。男性でも志桜里の腰の辺りの身長になっている。
志桜里が駆け出した。
「はあああっ」
棍棒を逆手に持つと、対戦者の後頭部に一発、腹に突き、体勢を低くしつつ、全力で足払い、容赦なくブッとばす。
「うーんこれはＴレックスにも迫る暴れっぷりって噂通りだね」
言ってしまってからはっとした。これは禁句だ。
「ご注文は決戦ね？」
「いや待って欲しい、別に私は恐竜の名前を言っただけでパンＴとは……あっ……」
志桜里の殺気が高まった。
夏朝は闘技場の柱から飛び降りて闘技場に戻ると、いきなりガンを向けられた。
「！」
夏朝が気づくと同時にラムダが引き金を引く。
夏朝はすかさず風の翼を使い、宙に舞い上がる。しかし、その場を離れようとした時、角度を変えて放たれたガンの風が直撃。
「うわ……わわわっ」
あっという間に場外へ。風の向きや強さからして戻れそうにない。
戻ろうと試みて、諦めた。空に落ちていく。
「このケース……行う神様のやり方によっては、フツウを守る方向に有益じゃ」
呟きは風になって消えた。
「上手くいったみたいね」
夏朝が場外へ飛んで行き、ガンを下ろしたラムダは背中合わせに棒を振るっているシグマに声をかけた。
「こっちも軽く五人はぶっ飛ばしたぜ」
そう言いつつ近くの対戦者に駆け寄り、棒を振り下ろす。風が巻き起こり、場外へと吹っ飛んで行く。
と、その時、ガンを手に駆けてくるコルの姿が。
「真正面から来るとは、いい度胸じゃねえか」
シグマはこん棒を構えた。すると、コルは逆にガンを投げ捨てた。
「はあああっ」
殴りかかるコルに対し、シグマも棒で迎え撃った。
右拳は棒で受け止めたものの、コルの左拳が横からシグマを襲う。
「がっ！？」
風が巻き起こり、シグマは場外へとぶっ飛ばされてしまう。
「シグマっ」
ラムダが叫ぶが、すぐに空の彼方へと消えて行ってしまう。
「次はお前だっ」
ラムダに向かって、拳を繰り出すが、
「よくも！」
彼女は躊躇いなくガンを放った。しかし、コルも負けてはいない。風を巻き込んだ拳を思い切り突き出す。
その瞬間、二人は反対方向へ吹っ飛んだ。
そして、場外へ。
「わわっ」
体を包んだ浮力、とっさに猫シールを、不意討ちをした碧南へと放ち、彼女の体を重くする。宙で取得していたガンを構えるが、狙いが定まらず、そのまま場外へ。
ー重くなくていい！
夏朝は心の中で唱え、猫シールで自分の体を極限まで軽くする。風に乗って、闘技場の柱の上へと着地した。
「危ない危ないっと」
見下ろす闘技場ではブッとばしバトルが引き続き行われている。
夏朝をブッとばした碧南は貼られた猫シールをはがそうとしたのだが、
「！」
すでに攻撃を仕掛けようと碧南に向かいくる対戦者、コルの姿が。棍棒を投げ捨て、拳を突き出してくる。
碧南はシールをはがすことを止め、拳で向かい討つ覚悟を決める。
「良い構えをしてるなっ」
「そっちこそ……！」
右ストレートを手のひらで受けた碧南は発生した風を重くなった体で踏ん張る。
「なっ」
驚いたような顔をするコルに対し、碧南は隠していたガンを近距離で構えた。
それに気付いたコルは拳を取り下げ、碧南の攻撃を横に避ける。それから体勢を低くして、碧南に拳を突き上げる。風が発生した。そして、
「あっ」
風が碧南を包んで、後方へと吹っ飛ぶ。
「よし！ 次はどいつだ！」
碧南は飛ばされながらも、シールをはがし、風の翼で闘技場へと舞い戻った。そこで気づく。
「高野先生」
バスケ部の顧問、高野 有紀が不敵な笑みを浮かべて、立っていた。
心は棍棒を手に入れていた。
ろっこん、人間惨禍で次々とひとを弱らせ、対戦者達の間をすり抜けながら、棍棒をフルスイング。
「ぎゃあッ」
「うあっ」
アイテムを所持していないひと達は次々と場外へ吹っ飛ばされる。
「ひとが、私に勝てるわけないでしょ？ ふふ、ふふッ」
「このッ、ふざけんなっ」
殴りかかってきたひとに対し、心は怒りを覚えた。
「ひとのくせにそんな口をきかないで！ お前はただの人間だっ！」
襲いかかってきた対戦者はがくんと体を脱力させ、その場に膝をついた。
心は容赦なく棍棒を振り上げ、
「ひとミサイル！」
フルスイング。
対戦者の体が風に包まれ、前方にいた志桜里と秘月めがけ、飛んで行く。気づいた志桜里が見構え、飛んできた対戦者を棒で受け流し、場外へ。
心は志桜里や秘月がもれいびだもわかると、素早く退散したのだった。
心に対し、ウチデノコヅチを繰り出そうとした志桜里だったが、逃げられてしまい、内心で舌打ちをした。
「まさか人間を武器にしてくるなんてね」
「ええ。まあ、いいわ」
志桜里は後ろを振り返った。ウチデノコヅチによって一回りほどに縮められた対戦者達がおろおろと歩き回っている。男性でも志桜里の腰の辺りの身長になっている。
志桜里が駆け出した。
「はあああっ」
棍棒を逆手に持つと、対戦者の後頭部に一発、腹に突き、体勢を低くしつつ、全力で足払い、容赦なくブッとばす。
「うーんこれはＴレックスにも迫る暴れっぷりって噂通りだね」
言ってしまってからはっとした。これは禁句だ。
「ご注文は決戦ね？」
「いや待って欲しい、別に私は恐竜の名前を言っただけでパンＴとは……あっ……」
志桜里の殺気が高まった。
夏朝は闘技場の柱から飛び降りて闘技場に戻ると、いきなりガンを向けられた。
「！」
夏朝が気づくと同時にラムダが引き金を引く。
夏朝はすかさず風の翼を使い、宙に舞い上がる。しかし、その場を離れようとした時、角度を変えて放たれたガンの風が直撃。
「うわ……わわわっ」
あっという間に場外へ。風の向きや強さからして戻れそうにない。
戻ろうと試みて、諦めた。空に落ちていく。
「このケース……行う神様のやり方によっては、フツウを守る方向に有益じゃ」
呟きは風になって消えた。
「上手くいったみたいね」
夏朝が場外へ飛んで行き、ガンを下ろしたラムダは背中合わせに棒を振るっているシグマに声をかけた。
「こっちも軽く五人はぶっ飛ばしたぜ」
そう言いつつ近くの対戦者に駆け寄り、棒を振り下ろす。風が巻き起こり、場外へと吹っ飛んで行く。
と、その時、ガンを手に駆けてくるコルの姿が。
「真正面から来るとは、いい度胸じゃねえか」
シグマはこん棒を構えた。すると、コルは逆にガンを投げ捨てた。
「はあああっ」
殴りかかるコルに対し、シグマも棒で迎え撃った。
右拳は棒で受け止めたものの、コルの左拳が横からシグマを襲う。
「がっ！？」
風が巻き起こり、シグマは場外へとぶっ飛ばされてしまう。
「シグマっ」
ラムダが叫ぶが、すぐに空の彼方へと消えて行ってしまう。
「次はお前だっ」
ラムダに向かって、拳を繰り出すが、
「よくも！」
彼女は躊躇いなくガンを放った。しかし、コルも負けてはいない。風を巻き込んだ拳を思い切り突き出す。
その瞬間、二人は反対方向へ吹っ飛んだ。
そして、場外へ。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2019年02月10日
- 参加申し込みの期限
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- 2019年02月17日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2019年02月17日 11時00分
