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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
携帯戦記カプセルギア カプセルプラネットの大冒険！
●VS.ポリ・タンク(2)
少し時間は遡り、鉄の遺跡の入り口付近では――。
「ラズちゃん、なんか可愛いのがいっぱいきたねぇ……って、わわ！ 攻撃してきたよぉ！？」
遺跡をパトロールしていた小さなポリ・タンクの群れが瑠樹くんを見るなり、攻撃を仕掛けてきていました。
『下がって、りゅーき！ ここは私がひきうけるわ』
ラズちゃんが左腕からエネルギーシールドを展開して、ロケットランチャーの攻撃から瑠樹くんを守ります。
『そっちがその気なら、こっちもその気！ りゅーきを傷つけるなら、容赦はしないわよ！』
可愛い顔して男前なラズちゃんが左腕のシールドを収納し、今度は右腕のわっかビームで反撃を開始。
形勢不利を悟ったのか、それからすぐにポリ・タンクの群れは撤退していきました。
「ありがとうなぁ、ラズちゃん。でも、どうしてあの子達いきなり襲い掛かってきたんだろうねぇ？」
『たぶんすでに侵入者がいるみたいだから、それでピリピリしてるのよ。もっとも伝説のギアが眠る遺跡を我が物顔で荒らしているわけだから、ポリ・タンク達に同情の余地はないわ』
「伝説のギア？」
なんだか壮大な単語が出てきて、りゅーきくんは驚きます。
（やっぱりこの星がラズちゃん達のふるさとなのかねぇ。ということは、愛光堂の人もこの星からカプギアを連れてきたのかなぁ）
わからないこと、知りたいことが一杯の瑠樹くん。
「ねぇ、ラズちゃんはどうやってオレ達の星に――」
と、瑠樹くんが問いかけようとしたときのことです。
『いけないわ、りゅーき。向こうからさっきのポリ・タンクが仲間を連れてやってくるわ。危ないからどこかに隠れていて！』
「え？ え？ でも、ラズちゃんは……」
『この私があんなおもちゃに負けると思っているの？』
「わ、わかったよぉ！」
瑠樹くんはラズちゃんを信じて、すぐそばの壁に隠れます。
と、その先で――。
（あれぇ。なんだかカッコいいパーツが落ちてるよぉ？）
りゅーきくん遺跡に隠された謎のパーツを見つけるのです。
その頃――。
「おおおおおっ！ 数がっ、数が多すぎるっスよぉ！」
想像を絶する数のポリ・タンクに、トルーパーを駆る桐子さんは思わぬピンチに陥っていました。
というのも、もともと数が多かったポリ・タンクの群れにラズちゃんから逃げてきたポリ・タンクが合流し、
『マスター、敵前逃亡は打ち首拷問の重罪です』
「ト、トルーパーはなかなかの鬼軍曹っス！」
『しかし、戦略的撤退は例外として認められます。前方の第三軍と合流し、協力して敵のせん滅にあたることを推奨します』
「え、だ、第三軍っスか！？」
桐子さんが前方に目を凝らせば、そこには大きな着ぐるみのようなうさぎのカプギア――ラズちゃんが。
『……来たわね。そこのメカっぽいの！ 遺跡を守る気があるなら一緒に戦いなさい！』
『マスター、第三軍機が支援要請を求めています』
「もちろん協力するッスよ！」
『了解。味方識別信号を設定。互いに死角を補うようにポジショニングし、前方の敵を各個撃破する戦法を提案します』
「いい感じッス。うさぎさんもそれでいいッスか？」
『いいわ。でも、足を引っ張るようなら置いていくわよ？』
「上等ッスよ！」
桐子さんが不敵に笑い、ヘヴィマシンガンを連射。
それに合わせてラズちゃんもわっかビームを発射。
二人は互いに背中合わせになりながら、着実にポリ・タンクの数を減らしていきます。
そんな二人（二体？）を、物陰に隠れた瑠樹くんが真剣な表情で見守っています。
（ラズちゃんも、ロボットさんも頑張ってねぇ！）
瑠樹くんが心の中でエールを送れば、それがわかるのかラズちゃんの戦意も昂揚。
ラズちゃんとトルーパーはさらに敵の数を減らしていきますが、そこでポリ・タンクが防御力を高めようと縦一列に並び始めます。
「今ッス！ トルーパー、突撃してパイルバンカーっす！」
『イエスマスター』
刹那、ヘヴィマシンガンを全弾撃ち尽くす勢いで接近しながら連射！
そのまま敵の陣形を突き破るように一気に奥のタンクまで肉薄し、桐子さんがパイルバンカーで見事にとどめを刺しました。
『敵のせん滅を確認。マスター、お疲れ様でした』
「やったッス！ これもトルーパーとうさぎさんのおかげッスよ！」
『ふふ。なかなかいい手際だったわね。りゅーき、もう出てきて大丈夫よ』
ラズちゃんが壁に隠れた瑠樹くんに声をかけると、彼は両腕に発見したパーツを持ってひょっこり顔を出します。
「二人ともカッコよかったよぉ。ところで、こんなの落ちてたんだけど貰っていっていいのかなぁ？」
『あら？ 落ちていたの？ それならカプギアの神様が持っていけって言っているんじゃない？』
「おお。なんだかトルーパーに換装できそうなパーツもあるっすよ。でも、これ寝子島に持ち帰ったら大き過ぎないっすかね？」
『さあね。とりあえず街に戻りましょう。きっと他の人達ももう集まっているわ』
そうして、桐子さんと瑠樹くんも、戦利品を回収し、一路街へ戻り始めていくのでした。
少し時間は遡り、鉄の遺跡の入り口付近では――。
「ラズちゃん、なんか可愛いのがいっぱいきたねぇ……って、わわ！ 攻撃してきたよぉ！？」
遺跡をパトロールしていた小さなポリ・タンクの群れが瑠樹くんを見るなり、攻撃を仕掛けてきていました。
『下がって、りゅーき！ ここは私がひきうけるわ』
ラズちゃんが左腕からエネルギーシールドを展開して、ロケットランチャーの攻撃から瑠樹くんを守ります。
『そっちがその気なら、こっちもその気！ りゅーきを傷つけるなら、容赦はしないわよ！』
可愛い顔して男前なラズちゃんが左腕のシールドを収納し、今度は右腕のわっかビームで反撃を開始。
形勢不利を悟ったのか、それからすぐにポリ・タンクの群れは撤退していきました。
「ありがとうなぁ、ラズちゃん。でも、どうしてあの子達いきなり襲い掛かってきたんだろうねぇ？」
『たぶんすでに侵入者がいるみたいだから、それでピリピリしてるのよ。もっとも伝説のギアが眠る遺跡を我が物顔で荒らしているわけだから、ポリ・タンク達に同情の余地はないわ』
「伝説のギア？」
なんだか壮大な単語が出てきて、りゅーきくんは驚きます。
（やっぱりこの星がラズちゃん達のふるさとなのかねぇ。ということは、愛光堂の人もこの星からカプギアを連れてきたのかなぁ）
わからないこと、知りたいことが一杯の瑠樹くん。
「ねぇ、ラズちゃんはどうやってオレ達の星に――」
と、瑠樹くんが問いかけようとしたときのことです。
『いけないわ、りゅーき。向こうからさっきのポリ・タンクが仲間を連れてやってくるわ。危ないからどこかに隠れていて！』
「え？ え？ でも、ラズちゃんは……」
『この私があんなおもちゃに負けると思っているの？』
「わ、わかったよぉ！」
瑠樹くんはラズちゃんを信じて、すぐそばの壁に隠れます。
と、その先で――。
（あれぇ。なんだかカッコいいパーツが落ちてるよぉ？）
りゅーきくん遺跡に隠された謎のパーツを見つけるのです。
その頃――。
「おおおおおっ！ 数がっ、数が多すぎるっスよぉ！」
想像を絶する数のポリ・タンクに、トルーパーを駆る桐子さんは思わぬピンチに陥っていました。
というのも、もともと数が多かったポリ・タンクの群れにラズちゃんから逃げてきたポリ・タンクが合流し、
『マスター、敵前逃亡は打ち首拷問の重罪です』
「ト、トルーパーはなかなかの鬼軍曹っス！」
『しかし、戦略的撤退は例外として認められます。前方の第三軍と合流し、協力して敵のせん滅にあたることを推奨します』
「え、だ、第三軍っスか！？」
桐子さんが前方に目を凝らせば、そこには大きな着ぐるみのようなうさぎのカプギア――ラズちゃんが。
『……来たわね。そこのメカっぽいの！ 遺跡を守る気があるなら一緒に戦いなさい！』
『マスター、第三軍機が支援要請を求めています』
「もちろん協力するッスよ！」
『了解。味方識別信号を設定。互いに死角を補うようにポジショニングし、前方の敵を各個撃破する戦法を提案します』
「いい感じッス。うさぎさんもそれでいいッスか？」
『いいわ。でも、足を引っ張るようなら置いていくわよ？』
「上等ッスよ！」
桐子さんが不敵に笑い、ヘヴィマシンガンを連射。
それに合わせてラズちゃんもわっかビームを発射。
二人は互いに背中合わせになりながら、着実にポリ・タンクの数を減らしていきます。
そんな二人（二体？）を、物陰に隠れた瑠樹くんが真剣な表情で見守っています。
（ラズちゃんも、ロボットさんも頑張ってねぇ！）
瑠樹くんが心の中でエールを送れば、それがわかるのかラズちゃんの戦意も昂揚。
ラズちゃんとトルーパーはさらに敵の数を減らしていきますが、そこでポリ・タンクが防御力を高めようと縦一列に並び始めます。
「今ッス！ トルーパー、突撃してパイルバンカーっす！」
『イエスマスター』
刹那、ヘヴィマシンガンを全弾撃ち尽くす勢いで接近しながら連射！
そのまま敵の陣形を突き破るように一気に奥のタンクまで肉薄し、桐子さんがパイルバンカーで見事にとどめを刺しました。
『敵のせん滅を確認。マスター、お疲れ様でした』
「やったッス！ これもトルーパーとうさぎさんのおかげッスよ！」
『ふふ。なかなかいい手際だったわね。りゅーき、もう出てきて大丈夫よ』
ラズちゃんが壁に隠れた瑠樹くんに声をかけると、彼は両腕に発見したパーツを持ってひょっこり顔を出します。
「二人ともカッコよかったよぉ。ところで、こんなの落ちてたんだけど貰っていっていいのかなぁ？」
『あら？ 落ちていたの？ それならカプギアの神様が持っていけって言っているんじゃない？』
「おお。なんだかトルーパーに換装できそうなパーツもあるっすよ。でも、これ寝子島に持ち帰ったら大き過ぎないっすかね？」
『さあね。とりあえず街に戻りましょう。きっと他の人達ももう集まっているわ』
そうして、桐子さんと瑠樹くんも、戦利品を回収し、一路街へ戻り始めていくのでした。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2018年11月28日
- 参加申し込みの期限
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- 2018年12月05日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2018年12月05日 11時00分
