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セピア幻想異聞録:No.2「雪女」
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◆
それは、悠弥が寝子島へ来る前。祖父と一緒に今の『セピア』で暮らしていた依菜里は、こんな猛暑日に高熱をだして寝こんでしまったことがあった。けれど、両親は仕事で海外におり、祖父もまた、運悪く家を留守にしなくてはならない用事があった。一人ベッドで横になる依菜里は、さみしさから書庫にあった一冊の本を抱えていた。それこそが、雪女が、オヒョウが登場する物語。
――みんなで、かき氷、食べたい。
熱に浮かされながら、依菜里はささやかでいて、切なる願いをこぼした。
※
「オヒョウはイナリのお願い、叶えようとしてくれたのに、ひどいこと言って、ごめんなさい」
依菜里の謝罪の言葉に、けれども、となりに座るオヒョウは、ゆるゆるとかぶりを振った。
「いいえ。いいえ、依菜里さま。わたくし、うれしいのですわ。わたくしと同じように、依菜里さまが思い出してくれていたことが」
そして、
「こうして出会った皆さまと、かき氷を食べられることが」
休業中の『セピア』。その店内で、かき氷を前に、オヒョウは同じテーブルへついた面々を見渡す。
「私も、うれしいです。依菜里ちゃんとオヒョウさんが仲直りできて」
「僕もだ。こんなに美しい人や、かわいいお嬢さんたちと出会えたんだからね」
綾花と澪が笑うかたわら、葉月は苺シロップのかかったかき氷をながめて呟く。
「あの冷気は、きっと、かき氷用の氷を作るために出ていたのね」
「そのようですね」
普段どおりの服装に戻った悠弥がうなずいた。
「さあ。オヒョウさんの作った氷が溶けてしまう前に、いただきましょうか」
悠弥の声をきっかけに、各々が用意されたかき氷を口へと運ぶ。ひんやりとした氷のかけらは、泡雪のように舌の上で溶けてゆく。けれどそれは、どこか、あたたかい味がするようだった。
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あとがき
担当マスター:
かたこと
ファンレターはマスターページから!
この度は、喫茶「セピア」へのご来店、まことにありがとうございました。
再びの臨時休業の最中、「セピア」で起こった一幕。ご参加してくださった皆々さまにとっては、どのようなものとなったでしょうか。
このリアクションが、皆々さまのお口に合いますことを、願って。
それでは、また、お会いする日まで。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
かたこと
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
3人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年11月03日
参加申し込みの期限
2018年11月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年11月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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