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セピア幻想異聞録:No.2「雪女」
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◆
「私は、この人のことを店まで案内しておくわ」
「もし何かあったら、ここに連絡してくれ。車で迎えに行くよ」
連絡先の書かれた紙を綾花に手渡し、澪は葉月の案内で『セピア』へと向かった。
二人の乗る車を見送ってから、綾花は依菜里の手を握る。
「それじゃあ、私の部屋に行こっか」
「……うん」
部屋へとあがる前に濡れタオルで依菜里の足を拭き、綾花は、もう小さくなってしまった自分の服を用意した。依菜里が寝間着から綾花の服へと着替え終えたところで、二人は小さなテーブルに向かい合って座る。テーブルの上では、冷たい麦茶の入ったグラスがふたつ、汗をかいていた。
「聞いたよ、オヒョウさんのこと」
グラスに口をつけた依菜里を見つめながら、綾花はぽつりと話を切りだす。一瞬、依菜里の手がふるえた。けれど、それはまるで叱られることをおそれているかのようで。
気づいた綾花は、やわらかく微笑んで言葉を続けた。
「依菜里ちゃん、本当はわかってるんだよね。オヒョウさんが悪くないってこと。だけど、お店が休みになったり、悠弥さんとの時間が取れなかったり……さみしかったんだよね」
――居場所を取られてしまったみたいで。
語りかける綾花の言葉に、ぽろりと、依菜里の目から涙がこぼれた。うつむいて、その唇が真一文字に結ばれる。それは、綾花の考えが正しかったことを裏づけるものだった。
「イナリ、オヒョウにひどいこと、言っちゃった……ユーヤも、きっと怒ってる……」
「依菜里ちゃん……」
綾花は、泣きじゃくる依菜里の背を、やさしく撫でる。そうして、ふと、思いついたように言った。
「ね、依菜里ちゃん。ふわふわのかき氷、食べに行こう?」
「かき氷?」
「そう。本物の苺のシロップはね、すごくおいしいんだから」
にこりと、綾花は依菜里に笑いかける。突然の提案に首をかしげていた依菜里は、けれど、やがて、おずおずとうなずいた。そんな依菜里を見つめ、綾花は胸の中で呟く。
大丈夫だよ。悠弥さんは怒ってないし、オヒョウさんだって、ちゃんと話せば、きっと――
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
かたこと
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
3人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年11月03日
参加申し込みの期限
2018年11月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年11月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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