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合戦、鬼ノ島
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アケーチは白い翼で鬼ノ島上空を飛行していた。
「ふふ、集まってきていますね」
滑空しながら、手裏剣を取り出し、地面を走る鬼達に手裏剣を撃ち込んで行く。
鋭い爪で飛びかかってくる小鬼の攻撃を避け、煙玉で撹乱、一度上空へと飛ぶ。
と、その時。
「あれは」
現れたのは角が生えた鳥……鳥型の、異形鬼だった。
「ああ、この空で舞い、戦うことが出来るなんて……! さぁ、愛し合いましょう」
アケーチは刀を抜いて、構える。
「きえええええっ」
奇声を上げて襲いかかってきた鳥鬼。アケーチは緩急のついた踊るように軽やかで優雅な動きで翻弄し、四方八方から刀で切りつける。
「ふふ、空中デートというのも素敵ですね……!」
最後に鳥鬼の首を跳ねてフィニッシュ。
「おやおや、また」
鳥鬼は一匹ではなかったらしい。大群となって押し寄せてくる。嘴の攻撃を刀で受け止めかわしていくが、ガードしきれなかった頬や腕に細かい傷がついた。
鮮血が流れる。
「ああ……ふふ、素晴らしい。刺激的です……!」
痛みが快感をくすぐる。異常な興奮が襲ってきた。
「はぁはぁ、もっと……! もっと下さい。私ももっと深くあなた方に突き刺してみせましょう!」
襲ってきた鳥の異形鬼を手裏剣で撃ち落とす。
「おおーい、アケーチさーん」
地上を見ると、岩の陰、頭から被っていた風呂敷タルトが手を振っていた。
降下する。
「タルトさん、ご無事のようで」
「アケーチさんも♪ なんか苦戦してる?」
「いえ、特殊な状況での疑似的な性的興奮を」
「鬼×アケーチさん……ありっていえばありかも?」
「はっ、タルトさん隠れて下さい」
アケーチがタルトの前に立った。タルトは言われた通り風呂敷を被って体勢を低くする。向かい来るのは蜘蛛のような異形の姿をした鬼だった。
「アケーチさん、あれ一匹なら一人で大丈夫。みんな鬼大将のところへ向かってるから先に行って」
「大丈夫ですか?」
「もちろん」
アケーチはタルトの目をじっと見つめ、うなずいた。
「わかりました。では」
アケーチは羽を広げ空へと飛び立って行った。
蜘蛛鬼はそこまで迫っている。
一度風呂敷の中に隠れたタルトは、奇襲を仕掛けるため、手裏剣を構えた。
南端の城の前まで来た高久はそれを見上げた。
「焼き討つのが手っとり早いが……大将、どれ程の強さか気になる所だとなれば……正面から行くか」
思考を巡らせていると、城の門がゆっくりと開いた。溢れ出すように襲いくるは、鬼の大群だった。
「さすが、本拠地だ」
高久は殺気を纏い、弾丸のように駆け出した。
先頭を来た小鬼の額へ刀の切っ先を突き刺さしながら振り上げ、脳みそを真っ二つに。さらに刀を力任せに振り回し、小鬼や中鬼達の頭や腕を容赦なく落としていく。
「退け」
静かに言い、切り捨てながら門扉へと向かう。
「! あれは」
少し離れたところで血飛沫が上がった。
「もう少しだー!」
「やれー!」
先程助けた侍達だった。
「今度はこちらが助太刀致す! さあ、中へ」
何人もの侍が道を作ってくれるようだ。
「!」
ついよそ見をしてしまった。視線を戻すと、
「がああっ」
小鬼が鋭い爪で襲いかかってきたのだ。高久は攻撃を避けて跳躍し、頭を蹴って、宙で一回転。頭一つ高い中鬼めがけ、刀を投てきした。それは心臓を貫いて、一瞬で息の根を止める。小鬼達が動揺しているうち、中鬼に近づき刀を取り戻すと、門の中へと走り出した。
桜は南へ向かっていた。目指すは鬼大将である。
「同じように向かってる人がいるはず」
何人集まるかは分からないが、協力すれば勝てるに違いない。
少し先に、鬼達の根城の門が開くのが見えた。そこから溢れ出てくる小鬼達。凄まじい光景に手に力が入る。
と、その時。真横からの攻撃に飛び退いた。
「っ!?」
見ると、気配を殺して近づいてきたらしい大鬼だった。しかも二体。
「こんな時に」
無視して突破するのは厳しそうだが、出来なくはないだろう。
「あんまり戦いたくないけど」
こん棒を持つ大鬼は思いっきり振り上げ、そのまま振り下ろして来た。
「うぐっ」
刀で受け止めるのは無理があったか。少し後悔したが、そんな場合ではない。
力を振り絞ってこん棒を振り払い、後ろに跳ぶ。
「一か八か」
走りっぱなしで体力が持ちそうにない。
「があああっ」
再びこん棒攻撃。
桜はそれをギリギリのところで回避すると、鬼の股下へダッシュ。刀で脛を切りつける。
「がっ」
血が吹き出るが、桜は構わない。後ろに回り込んで体勢を低くすると、下から上向きに、背中へ刀を深く突き刺した。
「がはっ」
すぐに刀を抜いて、血を振り払う。
逃げようと走り出そうとするも、大鬼がもう一体。
同じ方法で倒すわけには行かないだろう。
「私が相手をします。どうぞ、向かって下さい」
現れたのは志桜里だった。
「! でも」
「私は大鬼討伐が目的故、お気になさらず」
「ありがとう」
桜は城へと走って行った。
「さて」
向かい合うは大鬼である。
「先ほどの戦いでその動きは読めています」
すかさず、こん棒攻撃。志桜里はそれを刀で受け流し、大鬼の足元へと滑り込む。それから刀を足の甲へ突き立てた。
「ぎゃあぁああっ」
その隙に三秒触れ、ろっこんが発動する。その巨体がみるみるうちに縮んで行った。
「はああっ!」
まるで志桜里に何かが乗り移ったようだった。
刺し、斬り、殴り、蹴り、踏み、轢き、擂り一挙一動が徹底的に"潰す"事を目的としている。
「命を踏み消す事に慣れていたのでしょうが、逆は如何ですか」
志桜里は最後、答えを聞く前に、刀を滑らせ大鬼の首をはねた。
「彼奴等の形は此処に崩れ、我等は此処に立つ。恐れず往きましょう」
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担当ゲームマスター
高城ヒト
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年11月07日
参加申し込みの期限
2018年11月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年11月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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