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破壊の大蛇
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「あれ、倒せる……のか? いや、倒さなきゃだよな……!?」
呆然とした様子でヴリトラを見ながら呟くのは
志波 武道
。
幾度か非現実と向き合う機会のあった武道だが、それでもヴリトラの大きさには驚いたのかもしれない。
だが、それでも武道は決断をする。どうであれ戦わなければならない相手であるとテオから説明をされているからだ。
道中に落ちている武器の中から銃を選択し拾ってから、ヴリトラの元へと駆け出していく。
「さて、どーしたものかなぁ」
呉井 陽太
は拾った銃で肩を叩きながらどうするか考えていた。
既に陽太の目の前では増えたヴリトラの頭が誰かを相手している様子が見て取れている。理由は不明だが、どうにもヴリトラの近くへ誰かが行くとその分だけ頭が増えるようなのだ。
そして、1つの頭は担当である人物のみを狙う、という事のようだ。
「つまり俺の方にも来ると思うんだけど。俺は銃を拾っているし、接近戦する人達の援護射撃に回って協力した方が良いかもしれないねぃ」
銃の強みとは即ち遠距離攻撃が出来る事にある。つまりは火力支援がし易く協力行動もとり易いのだ。
そうとなればと陽太は早速行動を開始した。
「呪いの魔剣の次は大蛇か。こいつは凄い迫力だね。戦い応えがありそうで嬉しいよ」
言葉通りに嬉しそうに笑う
サキリ・デイジーカッター
。
その手には既に二本の片手剣が握られており、今はどういう風にして戦うかを考えている最中なのだ。
どうやら既に誰かが戦っているらしく、遠くからではあるがその戦いぶりが見えている。
相手であるヴリトラは突進、氷弾、伸縮刃といった攻撃手段があるのでその対策の為に遮蔽物が多いところが好ましいとサキリは考えているのだ。
視界の端に武道、そしてそれとはまた別の道を陽太が走っていくのが見える。
どうやら彼らも今から参戦するようだ。このままだと近い地点で戦う事になるかもしれない。基本的には単独戦闘をするつもりだが、ある程度仲間達と連携して動く事を心がけても良いかもしれないとサキリは思った。
3つのヴリトラの頭が蠢く中をサキリがろっこんによる高速連続転移による立体機動で駆け抜けていく。
ただ、ろっこんによる転移を連続で行っているだけではない。次にどう動くかというところでフェイントを入れたり、建物の壁に転移してジャンプ台代わりにしたりと様々な動きを混ぜている。
そうする事でサキリは撹乱する行動を取っているのだ。
今、ここにいるヴリトラの頭は3つ。サキリ、陽太、武道を担当している頭達だ。
最初、この3つの頭達はそれぞれの担当である人物を狙う動きを見せていたが、それを阻害するようにサキリが動いていると邪魔だと感じたのか3つの頭が全てサキリを狙い始めたのだ。
だが、それは全てサキリの狙い通りだ。サキリとしては正面からの力勝負は避けたいところだった。
攻撃するならば赤光化させた剣で一撃必殺。だが、それをするには隙を突く必要がある。
そこで近くにいた陽太と武道と協力する事を考えたのだ。
『ジャアアアアアアアッ!』
3つの頭で追っているというのにサキリの幻惑的な動きにいつまでも捉えられない事に苛立つヴリトラ。
そして、それを突くようにして1つの頭に射撃が殺到する。
その射撃を行っているのは、勿論武道と陽太だ。
話し合いは特に行われてはいないのだが、2人ともサキリの行動の位置を既に把握しており的確な援護射撃を繰り返していた。
サキリを狙おうとする瞬間を狙う。突進をした後にサキリを探そうとする瞬間を狙う。
銃による攻撃は威力は低いとは言えど、ダメージが0というわけではない。蓄積されていくダメージと捉え切れないサキリ。
ヴリトラの苛立ちは募っていくばかりだ。
『ギィルァアアアアアア!』
「氷弾来るよー!」
「オッケー!」
陽太の注意勧告に応えながら回避行動を取る武道。その声はサキリにも届いており既に射線とは違う位置へと転移済みだ。
既にヴリトラの攻撃の動作等は把握済みであるらしく、陽太がそれを知らせる役を担っていた。
武道と言えば氷の弾をやり過ごした後、氷の弾を放ったヴリトラの頭へと敢えて近づいて行く。
この氷の弾はどうやらクールタイムのようなものがあるらしく連続しては撃って来ないという事が解っている。つまり攻撃手段が1つ少ない為に行動の予測がし易いのだ。
「おっと、来たなっ!」
近づいて来る武道が視界に入ったのか、そのヴリトラの頭は武道へと突進を開始した。
だが、それこそが武道が待っていた行動だ。建物と建物で囲まれた道を通り抜けつつ瓦礫が降り注ぐように建物に撃つ。
そうする事でヴリトラへと建物の瓦礫が降り注ぐようにしたのだ。勿論、これで倒せるとは武道も考えていないが多少の行動の阻害が出来ればそれで良かった。
『シャアアアッ』
降り注ぐ瓦礫に突進を邪魔をされ邪魔だと言わんばかりに頭をもたげるヴリトラ。
だが、それが致命的な隙である事に気付いていない。
「頂きっ! トドメ、頼む!」
武道の声と共にヴリトラの動きが目に見えておかしくなる。完全に動きが止まっているわけではないが、一部分が動かないといった感じだ。
それは武道のろっこんであるスイ・マーによって首の一部分が麻痺しているが故だ。だが、それを知らないヴリトラは混乱していた。
そして、空間を二筋の赤い光が走る。まるでそれは赤い赤い糸が張り巡らされようとしているかのよう。
その正体はサキリの斬空赤刃によって強化された剣の刃の閃きだ。
「1つ」
『ジィアッ!?』
小さく呟くようなサキリの声。
自らに起こった違和感を感じ取るヴリトラの頭。しかし、既に遅い。その赤き糸はその命を絡めとっているのだ。
ゆっくりと頭が地面へと落ちていく。自らに何が行ったのか解らぬままに。
「隙有りだねぃ!」
自らと同じ頭が目の前でやられるという事態に他の2つの頭は驚愕に目を見開いていた。
そして、その隙を突いたのが陽太だ。正確無比な射撃により片方のヴリトラの目を狙う。
『ギシャアアッ!?』
ヴリトラとて巨大ではあるものの生物ではあるようで、目はちゃんと弱点であったようだ。
隙を突かれたその一撃に身悶え、更なる大きな隙を晒してしまう。が、果たしてそれを本能で理解しているのか。その隙をどうにかしようと大きく暴れ出す。
だが、目の見えぬ状態での適当な動きではサキリの動きを阻害するには足りない。
本能のままに暴れるという動きは、それ故にとても読み易い。一瞬の隙間を縫うようにして動けるサキリにすればそれは隙だらけなのと変わりはしないのだ。
再び閃く赤き輝きの糸。それはまるで死神の鎌であるかのように容易く命を狩り取る。
「2つ」
『グ、グアアアアアアアッ!』
瞬く間に2つの首が落とされ、それでも敵意が消えない最後の1つ。
大きく口を開き、氷弾をサキリへと浴びせようとし、そして、3つの氷弾を放った。
「3つ」
だが、サキリの小さな呟きと共に彼の姿が掻き消える。
目を見開きサキリの姿を探すも見当たらない。混乱する最中、口の中から激痛が走るのをヴリトラは感じた。
まさか、という思いを抱いたかどうかは解らない。だが、ヴリトラの内心がどうであれ結果は変わらない。
サキリは氷弾を放った直後にヴリトラの中へと転移したのだ。シールドを展開しながら中からヴリトラをズタズタに切り裂いている。
『ジ、グ、ギィアアアアッ!?』
まさか中から攻撃をされるとは考えてもいなかったのだろう。
ヴリトラが悶えながら血を吐き、叫ぶ。
そして、10秒が経とうかというタイミングでサキリは中から転移で脱出。しかし、その頃には既にヴリトラは力尽きていた。
「うん、満足だ」
返り血で真っ赤になっているサキリは満足そうに頷くのであった。
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担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年10月30日
参加申し込みの期限
2018年11月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年11月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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