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らっかみ! 夏のーぶら祭
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青山 絢
は人生最大のピンチ(暫定)に直面していた。
それは、下校の道すがら。ぎらぎらと照りつける太陽の元を歩く。その暑さゆえ、ただ歩いているだけだというのに全身が汗だくになってしまった。ほんの少しの身じろぎでも肌に貼りついた衣服が気持ち悪い。なんとなく意識も朦朧としてきて、このままならいつ倒れてもおかしくない……不安が押し寄せてきた。
(まずいわね……)
こんなところで倒れてしまっては話にならない。気を取り直して、家路を急ぐ。
「……ッ!?」
いきなり視界が眩しくなった。思わず目を閉じ、その場に立ち尽くす。
(なんだったのかしら……)
目がまだチカチカする。こらえながら、絢は自宅へ向けて歩くのを再開しようとした、が。
「っぁ……」
唇から零れたのは掠れた嬌声にも似た悲鳴。
胸のあたりの違和感。慌てて口元を抑える。
(ちょ……ちょっと! ブラジャーがなくなってるんだけど!)
ようやっと自分の置かれた状況を把握した。これはマズイ。
(私、ノーブラなんて趣味はないんだけど! ていうか私痴女じゃないってば!)
ひとりであわあわと慌てる。おまけに汗まみれでブラウスも濡れ透け状態、見える。見えちゃう。何がって、見えちゃうんだってば。
自宅まではあと3分ほど。もちろん下着を売っていそうな店などあるわけがない。残された手段はダッシュ。それだけだ。くっ、と身を屈める。
全 力 疾 走 !
「はぁっ、は、はぁっ、……」
この暑い中走ったものだから、滝のように汗をかいてしまった。シャワーの前に着替えを用意しよう。
「……何なの、一体……」
開いたタンスの中には、きちんと洗濯されてたたまれた状態であのブラジャーが鎮座していたのであった。
(毎日暑いわねえ、なんとかならないものかしら……)
じりじりと照りつける太陽の元、
白石 妙子
は息子の通う小学校に辿りついてからようやっと気づいた。いつもそこにあるはずのブラジャーがない事に。
(そ、そんな! ブラジャーが暑苦しいとは思ったけど忘れるなんて……!)
たしかに、この猛暑の中ブラジャーをつけているととんでもなく暑いし蒸れるし、出来る事なら外してしまいたいとちらと思ったことは否定できない。それでも、まさか付け忘れるなんてことはあり得ないのだ。ない。これはないぞ。
(家に戻る時間はないし、どうしましょう……)
暑いから、という理由ではない汗までダラダラと背を伝う。
「白石さん、どうかしましたか?」
「は、はひっ」
そんな風に悩んでいると、他の役員に声をかけられてしまった。そうか、もう役員会議が始まる。会議室に入らなければ……。
次週からエアコンが入ると聞いてるけど、会議室は未だに扇風機だ。スズメの涙ほどの風では、ちっとも涼しくならない。
(汗で白いブラウスが張り付いちゃう……)
とりあえず腕組みをしてごまかすけど、偉そうに見えているかもしれない。周りの視線が気になって、更に汗が噴き出てくる。
(あら?)
ふと視線を向けた役員の男性。その胸に何か……線が……。
(まさか、ね)
「では、賛成の方は挙手をお願いします」
会議も終盤。挙手を求められ、妙子はハッとした。
(手を上げたら……見えちゃう)
だが、上げないわけにもいかない。この案件は反対するような要素など一つもない。上げずにいれば、意見を求められるに違いない。妙子は、左腕で胸の前を隠したまま右手をおずおずと控えめに上げた。
(ああ、視線を感じる……)
まあ、妙子が思っているほど周りは敏感ではなかったのが救いと言えようか。
(や、やっと終わったわ……!)
逃げ帰ろうとする妙子を、ひとりの父兄が呼び止めた。
「よかったら使ってください」
「えっ……」
そこには、紙袋の中にランジェリー。まさか……。えっ? まさか……!?
今日は、オフ。
城山 水樹
は、仕事こそないが大学のゼミへ参加するため、木天蓼大学の寝子島キャンパスへと向かっていた。
「……!?」
カッ、と、太陽が一瞬強烈な光を放つ。
キャンパスまであとわずかというところで、眼を刺すような光に、水樹は思わずその眼を両手で覆った。
「……何、今の……」
おそるおそる、手を離す。周囲に異変はない。目もちゃんと見える。本当になんだったのか……。ため息をひとつ、歩き出そうとしたその時だった。
「!?!?」
思わず、立ち止まる。胸の頂点と服が直接すれ合う感覚に、ビクリと肩を強張らせた。とりあえず、道の端へ寄る。
(え? は……!? まさか……)
そっと、キャミソールの胸元を引っ張って中を覗き込んでみる。
ない。
あるはずのそれが、ない。
いや、胸はある。そうでなく、それをガードする大事なものがない!
確かにブラジャーをしたはず。間違いない。朝は付けてた。
(だって今日のブラはこの前買ったばかりの新しいものだったじゃない)
でも、現実に今……ブラジャーは、ない……。冷汗がどっと噴き出す。おかげでキャミソールに汗染みはできるわ貼りつくわでもうあられもない事になってしまう。
どうするの?
まさか自宅へとんぼ返り?
(そんなことすれば確実に遅刻する)
――とにかく大学の校舎に入ろう。
ダッシュで校舎へ。人波を避け、女子トイレへ駆けこみ、個室の戸を閉める。
(どうしよう……)
あれこれ考える。借りる? まさか。誰が予備のブラなんかもってるの。どうにもいい考えが浮かばない。カバンの中を、とりあえずあさってみる。
(これくらいしか――!)
今日は暑くなるだろうから、と持ってきていたスポーツタオル。これを巻いて凌ごう。モデルにあるまじきごわごわのダサい外見になるのは否めないが、誤魔化すにはこれしかない。
ゼミ室では教授やゼミ生のツッコミが怖くて仕方なかったが、止むにやまれぬ事情でごわごわしているのくらいみんなわかってくれたのだろう。なんとかその場を乗り切った。
帰りがてら、miaoに寄る。このまま帰宅するには遠すぎる。散々な1日だったと疲弊しきってタンスを開けてみると。
「なんで朝に身に着けたはずのブラジャーがタンスにあるのよ……」
柔軟剤の香りがふわりと香る、ブラジャーがそこにご帰還なすっていたのであった。
(今日も暑いなぁ……)
白 真白
は、じわじわと照りつける太陽に眉を顰めた。汗やらなんやらで胸の谷間やぱんつの中が蒸れる。ちょっと気持ち悪いなぁ、と。
(ま、でも用事も終わって今日はもう帰るだけだし早く帰ってシャワー浴びよっと)
シャワーシャワー、と鼻歌交じりに帰りたいところだが、残念ながらここから家までは結構距離がある。一際、太陽が輝いた気がした。瞬間だ。
(ん……? なんか胸が重く……)
ずしり。鎖骨のあたりから胸にかけての負担が一気に増えた。
(それにすーすーして……)
うん、確かに暑かったから蒸れを解消できるのは良い。いや、よくない。だってこの状況は。
――ってブラがなくなってる!?
「え、え、なんで?」
おもわず声が漏れる。
「ど、どうしよう……」
今気づいたが、本日真白さんは白ワンピースである。汗で全身にはりついてしまって、透けてしまっている。ピンチ。ただひたすらピンチ。
ノーブラの上に全身透け透けって……もう発禁処分じゃないですか。
(ていうか重い……)
全国のまな板の皆さんからしてみたら嫌味に聞こえるかもしれないこの発言だって、低身長にそぐわぬMカップとかいう爆乳を抱えた真白ならではの苦悶の叫びだ許してやってほしい。
(とにかく胸の下で腕を組んで支えよ……うう、でもこれじゃノーブラの上に透け透けの胸を強調するような形に……)
――こ、このままだと痴女だって思われちゃう。
過ぎるのはそんなこと。真っ白なワンピースにノーブラで爆乳をばいんばいんさせながら歩いていたら無理もない。でも待って欲しい。全部ろっこんのせいだから。この子のせいじゃないんです。
しかし、隠すにしてもこれは片手では隠し切れない。もう支えるのをあきらめ、両手でかくして走るしかない。ええいままよ。全力疾走だ。
「いたっ……」
胸がガンガン揺れる。上に下に左右に。走ったら重力がダイレクトアタックしてくる。ああ、もう走るのは無理だ。歩くだけでも揺れが酷いのに走るなんてとんでもない。
「ノーブラってつらい」
……どうか誰にも見られませんように。身を屈めながら、早足で帰路を往く。こんなにブラジャーのありがたみを痛感したのは、今日が初めてかもしれない――。
檜扇 舞華
は、授業と自宅のおつかいを兼ねてシーサイドタウンを訪れていた。
「んっ?」
――なんだかブラを抜き取られてるー。
とりあえず疑うはろっこん。そんなはずはない。誰の服にも、下着にも触れていないのだから。
(なんぞーこれが噂に聞くろっこんの暴走でしょうか)
「いやいやいやいや発動してないですよ?」
慌てて首を横にブンブンと振る。今日はメイド服ではなく、女学生のコスチュームだ。シャツは白! そして照りつける太陽! 噴き出す汗!! 言わずもがな透けます。
うぐぬぬぬぬと舞華は唸る。見ている分にはご褒美だし、ヤル気さえあればセクシーシーンだって辞さない。でも、だが、しかし! ここは公衆である。
ここでノーブラで外出してしまった時の対策法をご紹介。
ひとつ、シャツを引っ張ってシワを作る!
舞華はグッと胸元を前へ引っ張り、空気を含ませてノーブラをいい感じに誤魔化した。短い距離ならいける。が……この汗! 湿気たシャツだとどうにもまた貼りついてくる。厳しい。何度もやっていると怪しまれてしまう。
ふたつ、バッグで隠す!
本日は運がいい事に、ウサチャンぬいぐるみリュックだ。これならばいける。大きいバッグなら両手で胸に抱くところだったが、まあ、ようは頂点が隠せればいいのだ。バンドを少し緩め、胸の位置に合わせて背負う。
(スリングショット!)
我ながらわけのわからないテンションになってきたぞ。
(よかった手でかろうじて包めるほどの普乳で! 姉さんみたいな巨乳は見る分には良いですが大変ですよねー)
みっつ、猫背!
大きい人だと効果がない。が、普乳ならこれでも大丈夫。舞華のノーマル乳なら十分にごまかしがきく。
よっつ、腕組み!
が、これは流石に女の人にはお察しされるかもしれない。腕が使えないところも不便だ。
こうして、試行錯誤しながら帰路に着く。なんとか無事に帰ってこれた。安堵と共に自室を確認するとそこには……綺麗にしまわれたブラが……。
「何故なのか神魂」
問うた声は、虚しく響いた。
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3人まで
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日常
コメディ
お色気
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年10月16日
参加申し込みの期限
2018年10月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年10月23日 11時00分
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