今年の寝子島の夏は、容赦というものがない。
ぎらぎら、ぎらぎらと、太陽はまぶしく照りつけている。
今日もまた汗ぐっしょりになってしまいそうだ。うんざりしつつ、あなたはいつものように家を出た。
カッ!!
ふと、陽光が一際にまぶしく輝いたような気がした。
「……あれっ?」
あなたが胸元に違和感を感じたのは、その時だ。
あなたが女性であったなら、こう思ったことだろう。
いつも優しく包み込んでくれる、頼れるアイツの存在が感じられない。やだ、何この解放感……?
「ぶ、ぶ、ぶ、ブラジャーがない!?」
あなたが男性であったなら、こう思ったはずだ。
平坦なはずの自分の胸を包み込む、やわらかくあたたかい感触。やだ、何この安心感……?
「俺、なんでブラジャーつけてんの!?」
とにかく暑い日だった。
あなたは汗でぐっしょりと濡れてスケスケな胸元を見下ろし、途方に暮れた。
注*基本的にギャグテイストのお話です。
過度なセクシー描写にはお答えできかねますので、ご了承ください。
でも、のーぶら。
・ぎらつく太陽の光を浴びた時、外出中のあなたの胸元に異変が起こります。
あなたの性別や状況などによって、起こることが異なります。
・女性の場合、突然ブラジャーが消えてなくなります。
消えたブラジャーは、おうちに帰ればきれいに洗濯された状態でタンスに戻っています。不思議。
・男性の場合、あるいは普段からブラジャーをつけていない女性の場合は、
いつの間にかブラジャーを身に着けています。
ブラジャーには、今まで誰かが身に着けていたかのような温もりが残っています。
時間が経てばブラジャーは消えて、元の持ち主のところへ綺麗な状態で戻ります。
・暑い日なので、胸は基本汗で濡れスケ状態です。
上手く隠してください。
・1人で外出でも、お友達と外出でも構いません。
カップルで、彼女のぶらじゃーが消えたと思ったらいつの間にか彼氏が装着してた、なんてのもアリです。
お互いに気付いていても、気付いていなくてもOKです。
自分だけノーブラ、男の子同士でブラ仲間、お前ブラジャーつけてやんの! 等々、なんでもOKです。
・らっかみ!は全年齢対象なので、透けたりしてても、大事なところはギリギリ見えません。
ご了承ください。
・らっかみ! 春のーぱん祭とはあまり関係ないので、
引き続き参加していただくのはもちろん、今回からの参加も大歓迎です。
・ただただ羞恥に耐えるのだ。
・解放感出してってもいいのよ。
・とはいえ全年齢ですが。
・解放感楽しんじゃっていいのよ。