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携帯戦記カプセルギア ある日、公園でのカプギア風景
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戦い済んで、一段落。
赤チームと青チームのギアマスターたちが、あれやこれやと会話に花を咲かせている。
「いやー、凄かったぜ。リットの、あのステルス機能!」
「それ言うなら、タクさん……タクの迷彩も凄かったと思うけど」
拓磨と翔のやりとりに、その凄かった迷彩にやられた蒼が食いついてくる。ちなみに、呼び捨ては拓磨自身の希望である。
「Diablo Azulもレーダーは強化してたんだけど、あれどうやったの?」
「下生えに潜り込んで、停止ギリギリまでトリプルスリーの出力を下げてみたんだ。これくらいしないとバレると思ってさ」
「なるほどね……次のバトルの参考にしようかな」
火力支援型のDiablo Azulなら、埋伏しての砲撃はなかなか効果がありそうだ。
「それにしても、今日は楽しかったな。また遊ぼうぜ」
「そうね。ここに来れば、機会はいくらでもあるだろうし」
そんな拓磨と蒼のやり取りを聞きながら、リットが翔に問いかける。
『――SHO。君は今日のバトル、楽しめたか』
「……ああ、もちろんだ」
リットのフェイスパーツが、一瞬笑ったように見えたのは。はたして、気のせいだったのだろうか。
「トルーパーのパイルバンカーと、ニャーサーのランス。あの打ちあいは正直興奮したッス!」
「アニメとかでありそうだったよね! こう、ガキーンって!」
桐子とカノンが、握手しながら破顔して盛り上がる。
突撃槍とパイルバンカー、どちらもロボの持つ武器としてはロマン側。それが真っ向からの打ち合いをしたとなれば、盛り上がるのも当然だろう。
ちなみに身長差のせいでカノンがしゃがんでいるため、だいぶ微笑ましい絵面になっている。
「っていうか、ローラーダッシュってあんなに速いんだね。おれびっくりしちゃった」
「いやいや、ニャーサーのレッグパーツもすごいスピードだったッス。スピードって言ったら、アマデトワールもすごかったッスね!」
アマデトのたてがみを撫でながら、ちょっとぼーっとしていた甘桃が、その声にはっと我に返る。
「あんなファンシーでかわいい見た目ッスのに、走るとものすごく速いんッスから。うち、びっくりしたッス」
「ジェットで飛ぶのも、かわいいしかっこよかったし。――そうだ! ニャーサー助けてくれてありがと!」
甘桃が、えへへと笑う。
「だって、ニャーサーも同じチームだもん! こまってたら、たすけてあげなきゃ!」
アマデトが来て、そして今日おひろめ会をやって、バトルをして。
甘桃にも、わかったことがある。
みんな、自分のカプギアが大切なんだって。
だから、かわいく、かっこよくカスタマイズもするし、バトルで負けたら悔しくなる。
ゴツゴツしたのばっかりで、かわいくないからイヤだって。そう思っていた時には、ぜったいに気づけなかったこと。
人のカプギアをかわいくない、イヤなんて言っちゃいけない。
甘桃だってアマデトがかわいくない、イヤって言われたら悲しいから。
多分、ニャーサーを助けようとしたのも。それがわかったから、だったんだと思う。
◆
そろそろ、日も暮れ始めた頃のこと。
「ねえねえ二人とも、こんなの作ってみたよぉ」
瑠樹がラズちゃんに持たせたのは、紙と枝を張り合わせて作ったうちわだった。
「うちわで、何やるの?」
「これでシャボン玉を、ぶわーって浮かせられないかなぁって」
ヒョードリとマトリヨーシカが作ったシャボン玉を、ラズちゃんがパタパタ仰いで空に飛ばす。なんだか、絵本のワンシーンみたいだ。
「やってみやがれです。いつもの高さじゃ届かねえですし、しかたねぇからヒョードリもマトリヨーシカと同じくらいの高さで飛ばしてやるです」
「うん、やってみよ……♪」
ということで、残り少ないシャボン液をたっぷりと輪っかに浸して、ヒョードリとマトリヨーシカが上下に並んでスタンバイ。
少し離れて、うちわを両手に持ったラズちゃんが位置につく。
せーの、の声が3つ重なって、ヒョードリとマトリヨーシカが動き出す。
上下二段のシャボン玉がぶわーっと出来上がって、そこにラズちゃんが全力でうちわを仰ぐ。
すると、飛んだ。
うちわの風にあおられたシャボン玉が、夕暮れの空に向かって舞い上がっていく。
ふわふわ、ふわふわ。夕焼けの色を映したシャボン玉が、どこまでも跳んでいく。
「きれいに飛びやがるです」
「きれい、だよね……♪」
「きれいだねぇー!」
見上げる3人の視線は、シャボン玉が見えなくなるまでそのままだった。
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あとがき
担当マスター:
風雅宿
ファンレターはマスターページから!
ある日のカプセルギア風景、いかがでしたでしょうか。
カプギア関連のシナリオガイドは初挑戦でしたが、楽しんでいただけたのでしたら幸いです。
書きながら、カプギアのシステムってブラックボックス多そうだなって思ったりした風雅でした。
それでは、また。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月28日
参加申し込みの期限
2018年10月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年10月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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