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バニー・オークレイ
は星ヶ丘にあるオークレイ牧場の一人娘だ。それ故に普段から手伝いで店番などをしていたりする。
本日もいつも通り学校から帰宅してから、セーラー服を脱いでオークレイ牧場のコスチュームである西部劇に出てきそうな衣装に着替え、ウエスタンハットを被っている。
主に手伝いをするのは母親の代わりであるショップの店番である。
ショップではオリジナルの乳製品やアイスクリームにお土産の販売、その他施設見学等の受付業務を行っている。
そうして、普段通りに業務を行っているとショップに入ってくるお客さんの姿が見えた。
「おっと、ナイスタイミング。お客さんだ。しかも、ポニテ美人」
バニーの隣でそんな風に言うのは彼女と同じような格好に着替えた
鎌八 まもる
だ。
まもるは遊びに来ている、というわけではなくバニーと同じような恰好をしている事から解るように彼もまたここで去年からバイトをしているのだ。
まもるの主な担当はバニーの父親が行っている牛馬や豚、ふれあいコーナーの動物の世話の手伝いである。
最初は馬にも乗れないという有様であったのだが、筋が良いのかそれとも動物に好かれ易い性質なのか、乗馬だけでなく様々な事をそう時間をかけずに熟せるようになっていき、今ではバニーの父親も相当気にいったようで跡取りとして期待していると言う。
バニーはまもるもそれに満更でもないらしい、と聞いているのだがそれはつまりまもるとバニーが結婚するという事になるのだが、果たして彼はちゃんと理解しているのだろうかと疑問に思っていた。
「すみませーん、このバニラアイスくださーい」
「あ、はいバニラアイスですね。サンキュー」
「すみません。それと乗馬体験を申し込みたいんですけど」
どうやら今入ってきたお客さんはアイスの購入と乗馬体験の申し込みが目的であったらしくバニー達がいるカウンターへと真っすぐ進んで、その注文を口にした。
アイスの方は特に問題はない。問題があるとすれば乗馬体験の方である。いや、正確に言うと申し込みをしに来たお客さんの片方が髪型をポニーテールにした女性なのが問題なのであるが。
「あ、先週も来てくれたコだね」
「はい、そうです。覚えてくれていたんですね」
「はは、そりゃ覚えてるよ。じゃ、今日は軽くおさらいしてから1人で乗ってみ……」
「えっと、まもる。乗馬体験、バニーが代わろうか?」
相手がポニーテールの女性というだけで不安があるというのに、そのやり取りでますますバニーは不安が募っていくのを感じる。
気付けば、そんな提案を口にしていた。
「え、うさぎちゃんがやるの? ここ大丈夫なの?」
「パートさんがいるから大丈夫だよ。今日はそこまで忙しくないだろうし」
「なら良いけど……。じゃ、何かそういう事みたいだから頑張ってね」
何故、バニーがそんな事を言い出したのかまもるは全く理解出来ていない。出来ていないのだが、問題はないと聞いて納得したようだ。
しかし、ポニーテールのお客さんにウインクという余計な事をしたが為にバニーにキッと睨まれていたりする。
「わ、うさぎちゃんに睨まれたよ! ……なんかあった?」
まもるとしてはいつもしている事をいつも通りにしただけで、やはり何故バニーに睨まれたのかなど理解できる筈もない。だから、傍にいたパートさんに何か機嫌が悪くなる事があったのかを聞いていた。
「うーん、そうねぇ。まもるさんには解らないかもしれないけど、今のはまもるさんが悪いわねぇ。後で機嫌取った方が良いかもしれないわねぇ」
「そっか。じゃ後でご機嫌とってみるよ」
良くは解らないが、こういう事は年長者の言う事は聞いておいた方が良いと言うのでまもるは言う通りにする事にした。
だが、今はバニーもいないし、仕事をしなければならないので馬房の方へと向かう為にショップから出るのであった。
「おうシルバー」
馬房に入って、今日の手入れをする為に一頭の馬へと近づいて挨拶をする。
すると、そのシルバーと呼ばれた馬はまもるへと顔を向けると一鳴きした。まるでそれは挨拶を返したかのようだ。
「何かさー。うさたんのご機嫌ななめだったけどなんか知ってっか?」
シルバーの手入れをしながらそう尋ねるまもる。流石に答えが得られるわけではないと解っているのだが、ついこうして話しかけてしまうのは人の性というものだろうか。
「うさぎちゃん。乗るかい?」
「まもる?」
乗馬体験が終わり、牧場内でバニーが一人佇んていると後ろからまもるに声をかけられる。
まもるはアンバーという馬に乗っており、恐らくは牧場内の見回り中だったのだろうとバニーは予想した。色々と軽薄なところもある彼だが、仕事に対しては紛れもなく真面目なのだ。
一瞬どうするか悩んだバニーだったが、馬上からまもるが手を出してきたのを見るとその手をそっと取った。
「見回りの途中だからこのまま回るよ」
「うん」
「覚えてるかな? オレが馬に乗れなかった頃にこうやって一緒に乗せてもらったりして教わったよね」
「オフコース。まもるったら最初は空っきしだったものね」
「ああ、うさぎちゃんのおかげでなんとか一通り出来る様にはなったかな。先生が良かったんだな」
「スチューデントも良かったのよ」
いつも通りの会話に見えて、少し違う会話。それなりの付き合いであるからこそ理解出来る空気感。
やはり何かあるのだなとまもるは思い、ならばと直接訪ねる事にしたようだ。
「なにか悩み事?」
「え? んー……悩み事って程のものではないわ。ねぇ、まもる。パパがしてた話覚えてる?」
「オーナーの話? 牧場つげって話の事かい? うーん、さすがに養子になるってのどうかな?」
「……は?」
バニーはそのまもるの言葉を聞いた瞬間、まるで時が止まったかのように動きを止める。
それはそうもなるだろう。何せ、牧場を継ぐという事は即ちバニーと結婚するという話なわけで間違いなくバニーの父親もそのつもりで言っている筈なのだ。だからこそ彼女は色々と考えたりしていたわけなのだが、まもるはそれを養子に来いと言われたのだと勘違いしているのだ。
「うさぎちゃんと本当に兄妹になれるのは嬉しいけ、って痛っ!? え、何で今蹴られたの!?
「シャットアップ! ちゃんと前見なさい!」
あぁ、色々と考えていた自分が馬鹿らしいとバニーは思った。その相手であるまもるはこんなに能天気だと言うのに。
だけど、何となく心が軽くなる。もしかしたら自分は重く考えすぎていたのかもしれない。どうせなるようになるのだから、もう少し気楽に考えようかとバニーは考え直した。
だが、それはそれとしてやはり自分との関係を能天気に考えているまもるには腹が立つのかもう1回蹴りを入れる。大体、兄妹って何よ! 女性として眼中にないとでも言うの! と言わんばかりであった。
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担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
15人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月21日
参加申し込みの期限
2018年09月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年09月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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