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噂の黒電話
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●水の音
「お米の宅配遅くなっちゃったな……」
志波 武道
は暗くなった空をみながら呟いた。早く帰ろうと思い下宿先へ歩き出そうとしたところで電話の音が聞こえた。
「この路地からか……」
武道は音の鳴るほうを目指して細い道を進む。だんだん音が大きくなり、その正体が目の前に現れた。
「……黒電話?」
なぜこんなところに黒電話があるのか。どうして鳴り続けているのか。頭の奥で『やめておけ』と警鐘が鳴り響くが、武道は引き寄せられるように受話器を耳に当てた。
『コポリ、コポリ』
何か音がする。水の音だろうか。しかし武道は何か違和感を覚えた。水の音になにか別の音を感じる。
(……水泳の息継ぎみたいに、水の中で空気が抜けるような……)
『ゴボゴボゴボ』
音が大きくなる。今すぐ耳を離せ、と警鐘が先ほどより喧しい。分かってはいるが、かすかに聞こえる声が気になり、聞き続ける。
『一緒に』
『きて』
『さみしい』
その声を聞いた途端、武道は一気に肺の中の空気が奪われる感覚に襲われた。
「え? ガボッ……!」
次の瞬間、なにかに足首を掴まれた。そして強い力で引きずり込まれる。目の前が灰色に染まり、上も下も分からない。水と空気の暴れる音が耳にうるさいほど聞こえる。わずかな呼吸すらままならなくなり、世界がぐるぐると回る。途切れそうになる意識を必死につかみながら、空気を求めて手を前へ伸ばす。
「がはっ……はぁ……はぁ……」
もがき暴れて手から受話器が落ちた。それが、ガチャンと地面に落ちる音とともに、肺が空気で満たされる感覚を得る。
しばらく呆然としていた武道。ふと我に返ると急いで辺りを確認する。そこはさっき通った路地を抜けた先。しかし落としたはずの受話器は電話ごと消えていた。
うるさい心臓に手を当て、大きく深呼吸をして無理やり息を整える。
(……あの声は、一体……)
冷静になると、途端に背筋が寒くなった。
「……は、早く帰ろう!!」
武道は来た道を通って急いで帰路に着いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
ホラー
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年07月27日
参加申し込みの期限
2018年08月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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