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スイカ割り大会開催!
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砂浜に埋まってしまっていた豪は、抜け出す方法を考えていた。
「くっ、一体どうすれば……はっ!?」
目隠しをし、スイカ割りの棒を持ってこちらへ歩いてくる参加者が一人。
羽生碧南だった。
「う、嘘だろ? いや、まだ遠い、大丈夫だ。来るわけない」
しかし、大丈夫ではなかった。豪の気配を読むように、ゆっくりと近づいてくる。
「なんだ、この殺気は」
碧南は、女子にしては高身長ながら、愛らしい顔立ちとおっとりとした雰囲気が印象的な美少女だ。しかし、彼女はバスケ部のレギュラーであり、遊びのつもりであってもいつの間にか試合に臨む時のように勝負モードへ入っていた。
周囲から音が消え、精神が針のように研ぎ澄まされて、周辺に転がっているだろう、スイカの存在を少しずつ捉えていく。
「わかる……!」
少しずつスイカ帽子の豪に近づき、ゆっくりと振り上げる。
棒に力を入れ、頭の中でどのように振り下ろすイメージ。
「わああああっ、待ってくれ! 早まるな!」
などと少年の声が聞こえてくるが、集中しているので気にならない。
さらに集中を高めると、やがて瞼の裏に、スイカの姿が鮮明に映し出された。
「はっ!」
渾身の力で棒を振り下ろす。手ごたえは充分にあり。
「ふう」
ゆっくりと目隠しを外すとスイカが見事に二つに割れていた。
「やった!」
碧南は嬉しそうにその場でぴょんと跳ねた。
数秒前。
「ま、待てこっちじゃない、来るな!」
豪は迫り来る碧南に焦って逃げようとするが、思いの外、しっかり埋まってしまって
る。
「ここはろっこんで」
急がなくては頭をかち割られる。
豪は砂を握りしめた。
「ファイトー!」
砂の重さが消え、体が楽になった。腕を出して、どうにか砂から脱出。
素早く近くのスイカを、振り下ろされる棒がたたき込まれる位置へと置く。
その直後、スイカが真っ二つ叩き割られるのだった。
「危なかったぜ……」
目隠しを取った彼女に対し、拍手を送る。
「凄いな、一発で割るなんて」
「あ、見てた? ありがとう。……あの、顔色が真っ青を通り越して土色だけど、大丈夫?」
「ああ、気にするな」
自分の頭が真っ二つ割れたところを想像してしまい、身震いをするのだった。
「そうだ、あなたはお宝見つけた?」
碧南に問われ、豪は首を横に振る。
「そもそも、まだ割ってないからな。埋まってたし」
「埋まってた?」
「いや、こっちの話だ」
「お互い頑張ろうね」
「お、おう」
そう言葉を交わし、豪は碧南と分かれたのだった。
「さて、割って割って割りまくってやる!」
豪は改めてレンタルした棒を握りしめる。
「行くぜ!」
目を閉じ、思いっきり振り下ろす。
綺麗に割れたスイカはそのまま食べることにした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年06月25日
参加申し込みの期限
2018年07月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年07月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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