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\ オーバータイム!/
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寝子島高校
忍び寄る影は雨と共に
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序:時計の針が背中を押して
(さされる? メイ先生、だれかに傘をさしてもらえるのかな?)
ミラから話を聞いた時、
新井 すばる
はふと、そう考えた。だが、よくよく話を聞いてみると……、彼の表情がわずかに青くなる。担任である
瓜山 メイ
が、人違いで何者かに刺される。そんなことが、あっていいわけはない。しかも、これが切欠で寝子島を舞台に連続殺人事件がある、というのだから阻止しなくては、と探偵の正義感が騒いだ。
「そうナチュラルに思ってしまうほど……メイ先生には【事件】なんてワードが似合わないってことだよね」
ぽつりと呟きながらも彼は知恵を借りよう、と一緒にいた
神野 美野梨
に事情を話す。美野梨は彼から聞いた話に内心驚きつつも、眼鏡を正して策を練る。そこで思い浮かんだのは、メイが普段腕時計をしている事だった。
「時間を遅らせるなら難しくはないけど、早く帰らせるのね……。ねぇ、こんなのはどうかしら?」
美野梨は自分の案をすばるに聞かせる。と、彼は僅かに目を見開き、「それはいけそうだ」とぱちん、と指を鳴らした。
「ちょっとズルして手に入れたような情報だけど、時間さえ短縮できれば先生も、この島も守れるってわけだ。素直にこのカードに感謝して動いてみようか」
すばるはそう言うと美野梨と共にメイを探し始めた。
――さぁ、片づけてしまおう。雨が影を連れてくる前に。
>午前10時32分
すばると美野梨は自分たちの時計を早めにセットし、飲み物を買う。と、丁度いいところにメイの姿が。彼女の視線の先には、リッチ志向なショッピングセンター、『マタタビーゼ』がある。飲み物を持ったすばるがにこやかに声をかける。
「先生、こんにちは。お買い物ですか?」
「あら、すばるさんと美野梨さんではありませんか」
やんわりとほほ笑むメイの姿に、やはり守らねばと決意を新たにする2人。すばると美野梨は何気ない会話でメイの気を引く。
メイは、夕方にある祖父の誕生日祝いまでにチーズケーキを作りたいらしい。それに頷き、すばるは「今がチャンスだ!」と作戦を決行することに。
「先生、今日は昼頃から雨が降るようですよ。買い物とか早めに済ませた方が……っとと?!」
「きゃっ?!」
自然な演技で手を滑らせたすばる。手にしていたペットボトルから水がこぼれ、メイが小さな悲鳴を上げる。すばるは「ごめんなさい!」と謝りハンカチを取り出してメイを拭き、その間に美野梨はメイの時計をチェック。その時計の針を数分早めに動かした。メイはそれに気づいていない。
(これで少しは変わるかしら)
美野梨がそしらぬ顔ですばるの傍に戻ると、メイが時計を見る。彼女は既に数分進んでいる事に気付き、「いけない」と小さく呟いた。
「ごめんなさい、急がないと……」
「だったら、買い物を手伝わせてください。ほら雨の事も気がかりだし……」
と、すばる。メイは迷惑ではないか、と心配になったが美野梨が「私たちは大丈夫ですから」とフォロー。メイは「よろしくお願いします」と申し訳なさそうにそういった。
* * * * *
『マタタビーゼ』内。丁度そこへ来ていた
椎井 莉鳥
はミラから話を聞き、1つため息を吐いた。
(……ここでは最悪、チーズケーキの材料を早めにそろえる必要があるようね。私の買い物は後回しでもいい訳だし)
そこから莉鳥の行動は早かった。移動した売り場の位置を把握するためお店の案内図を確認し、実際にその場所へと行ったのである。
(乳製品類とお菓子作りの材料がある場所はちょっと遠いかしら。紅茶の茶葉は比較的に近いから先にチーズと生クリームかしら?)
彼女が考察している間に、メイがすばると美野梨と共にやってきた。莉鳥が偶然を装って近づこうとした時、先に来る者がいた。
志波 武道
である。
(特異点シャレにならないな。本と昼食は省けそうだが、できる事をするか……)
と、彼は『マタタビーゼ』に先回りしていたようだ。
「あれ!センセ奇遇ですね!!」
「こんにちは。武道さんも、お買い物ですか?」
メイが問うと、武道は「そうでっす♪」と楽し気に答える。そのノリで何を買うか聞きだすと、すばると美野梨と目が合った。
(先生の買い物を早く終わらせないといけないんだ)
(うん、わかってる。手伝うよ!)
と、すばると武道が小声で話しているうちに莉鳥も合流する。彼女の場合カートを押していたのもあり、ごく自然に偶然を装えた。
「こういうこともあるものね。先生やみんなも買い物?」
「そうなんです! 私たちは先生の買い物の手伝いで……」
美野梨がそういえば、莉鳥は武道とメイの会話から何が必要なのかを確認した。
「だったら、ここから一番近いのは乳製品のですね。先ほど行きましたので、案内しますね」
「あ、上に看板がありますよ! アレを目印にするとわかりやすい!」
莉鳥と武道が歩き出しながらそういい、メイは感心したように頷く。入口付近にある張り紙で売り場の変更などは知っていても、正確な位置まではわかりづらい。こうして案内されることで時間短縮となる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
推理・サスペンス
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年10月17日
参加申し込みの期限
2018年10月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年10月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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