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寝子島高校
とある館の侵入経路
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気づけば
ジュスト・ランベール
は夢の中の洋館の前にいた。聞こえてきた声に耳をすませると、状況を把握することができた。
「……やれやれ。厄介な夢に巻き込まれちゃったね」
ジュストは肩をすくめ、腰に手を当てた。
「寝坊するのはごめんだし、洋館に行ってみようか」
敷地内に入り、玄関の前へ立ったジュストは苦笑を浮かべた。
「姉ちゃんがいないのはラッキーだったかな。いたらひどいことになる予感がするよ」
ジュストは洋館を見回した。
「出口は……三階だっけ?」
恐らく、洋館の中には罠があったり敵がいたりするだろう。
「なるべくショートカットしていきたいなぁ……」
ふと自分の体を見下ろすと、寝子島高校の制服姿だった。ポケットに手を突っ込んだりして、持ち物を確認する。
「おっ、これは使えそうだね! フック付きロープ!」
なんでこんなものを持っているのかは謎だが、夢だからだと割り切ることにした。
ジュストは館から離れて、二階の窓を確認した。フックを壁の出っ張りに引っかけ、窓を割って侵入した。
「お邪魔しまーす」
そこは寝室のようだった。目に入ってきたのはダブルベッドだった。掛け布団が異様に盛り上がっている。
「めくるの、なんかやだなぁ……見なかったことにしよう」
いつのまにか心臓の鼓動が早くなっていた。少しゾクゾクする。
ジュストはベッドから離れて壁際を歩き、寝室の出口のドアの取っ手に手をかけた。
と、その時。背後で布ずれの音がしたような気がした。反射的に振り返るが、誰もいない。いないのだが。
「!?」
盛り上がっていた布団がめくれ上がっていた。しかし、布団の中にいたものは見当たらない。
「えっ、ちょっ、え!?」
寝室内を見回すが、誰もいない。しかし、確かに布団の中に何かがいた。
ジュストは慌ててドアを開けて、通路へと飛び出た。勢いよく閉めると何故か息が上がっていた。
「はぁはぁ。今のは……」
と、寝室のドアが内側から叩かれ始めた。
ドドドドドっ。
「! なんか、まずそうだね」
ジュストはドアから離れて通路を左へ駆け出した。
しばらくして、追いかけてくる気配が消えたことに気づいた。
「はあはあ」
ジュストは、後ろを確認し、安堵の息を漏らした。あの部屋から出られない類いのものだったのかもしれない。
「そこに誰かいるのか?」
「!」
聞こえてきたのは近くのドアからだった。
ジュストは歩みよる。
「いるけど、どうかした?」
「内側から開かないんだ。開けられるか?」
「えっ」
ノブに手を伸ばした。回してみると、何故かすんなりドアが開いたのだった。
出て来たのは八神修である。
「助かった。閉じ込められてしまったようでな」
「もしかして君も三階を目指してる?」
「……どうやら同じ状況のようだな」
「俺はこっちに行ってみようと思ってるんだ。君も一緒に行く?」
「ああ、待ってくれ。連れがいるんだ。今呼んで来よう」
「それならこの先は見てくるよ。合流できたら後で」
「……わかった」
修と分かれて進むと、やがて突き当たりに見えてきたのは両開きの扉だ。息を整えて、扉を見上げた。
「三階への階段……はなさそうだけど」
とりあえず入ってみることにした。
「書庫かな?」
天井まで届く本棚が並んでいる広い空間だった。
「戻ろうかな。ここは違う気がするし」
背を向けようとした時、
「うわっ!? 本が!?」
棚から次々に浮かび上がったのは紛れもなく紙の本。羽のようにページをパタパタと動かし、ジュストめがけて飛びかかってきた。
とっさに人差し指を本に向けるジュスト。
後ろ手でドアを開ける。
「BANG!」
指先から本に向けて、圧縮された空気の弾丸が放たれた。直撃した本はバランスを崩され、床へと落下する。
その隙に通路へ飛び出たジュストは勢いよく扉を閉め、元来た方向へ駆け出した。
「やっぱりこっちじゃなかったね」
寝室のドアを通りすぎると、館の中央にある階段を見つけた。どうやらそこから三階へ行けるようだ。
「よしっ」
三階の奥にあった扉を開け放つと、視界がホワイトアウトし、意識が遠退く。無事脱出することが出来たのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年02月19日
参加申し込みの期限
2018年02月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年02月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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