this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
愛とウサギとチョコレート
<< もどる
1
…
10
11
12
13
14
…
16
つぎへ >>
■ゆるふわティータイム!
「湊兄ぃ、人がたくさんいるよう」
澪乃 澄佳
がオオカミ男のいる城へと到着すれば、中からはワイワイとした声が聞こえ。
「むしろ人数多くてよかったかも、だねえ。優秀なウェイターさんもいるし、ばっちりしょやねぇ♪」
澄佳が愛らしい笑顔を振りまけば、隣にいる
澪乃 湊弥
は相変わらず、あぁどうして俺はこんな所に、と憂鬱な表情を浮かべている。
(それに、せっかく澄佳が作ったものを邪な気配を感じる奴に渡すのも癪だ)
そう思いながらも、湊弥は澄佳に言われるがままに台車を押し、バニー城の王座へと進んで行く。
「さえオオカミ男さん、極上のチョコさ持ってきました、だよう!」
澄佳の明るい声が響き、オオカミ男を始め皆の視線が集まれば。
やや恥ずかしそうな表情を浮かべる湊弥が台車を更に城の中へと押す。
澄佳が台車の上の箱をカポッと外せば……中から現れたのは三段重ねの大きなホールケーキだった。
「普段は絶対買えない、とびきりの材料さ使いましたっ!」
澄佳の明るい笑みにオオカミは満足そうな笑みを浮かべ
「……ほぅ。これはあれか、ウェディングケーキという奴か? 俺とお前の……」
「澄佳、もういいだろう。切り分けるぞ」
オオカミ男の言葉を遮る様に、湊弥が澄佳に聞けば「そだねー!」と明るい言葉が返り。絶妙なスルーである。
澄佳の手によって丁寧に切り分けられていくケーキ。そしてその間、湊弥は紅茶の準備を始める。
それは勿論オオカミ男一人のためではなく。
「さて、一緒に食べるべさ!」
湊弥がティーカップに紅茶を注いだ。不本意には思いつつも、最初はオオカミ男の元へ。
「どうぞ」
そしてそのまま、他にも集まっているバニー姿の面々にも紅茶を配る湊弥は立派なバニーボーイだ。
「せっかく美味しく作ったもの、みんなで味わった方が美味しいでしょ?」
勿論、オオカミ男さんには一番上の、飾りのついた所を上げるよう、と愛らしい笑みで澄佳がケーキの乗った皿をオオカミ男に手渡す。
「いただく」
オオカミ男がフォークを手にし、澄佳特製のケーキを口に運んだ。
「美味しいですわ」
七星がうっとりとした声を上げれば、澄佳もニコニコとした笑みを見せる。
湊弥がそんなほっこりとしたやりとりを見た後、オオカミ男を見れば、黙々と口を動かす男。
表情は掴めないが、紅茶を口にし
「……美味いな」
そう呟くのを聞き逃さない湊弥。
(そうだろう、何せ澄佳の菓子は愛が詰まってるからな)
菓子作り愛、だけど。そう思う湊弥だった。
皆がほっこりとしたティータイム気分の中。バニー城に新たなウサギが到着した。
全身をすっぽりと覆った着ぐるみウサギ姿のその口元から、くぐもった声が聞こえる。
「チョコを持ってきたウサ」
小柄なウサギ着ぐるみ――
旅鴉 月詠
がオオカミ男の前にやってきた。
ラッピングされた包みをオオカミ男に渡そうとした瞬間……
「が、気になる事があるのであえて指摘するウサ」
ん? とオオカミ面の男は首を傾げる。
「君はチョコを食べて良いウサ? 君はオオカミだろう?」
「あ、オレも思ったんだよなぁ」
瑠樹ウサギも声を上げる。
「いや、別に俺人間だが」
目鼻を隠すオオカミの面を被ってはいるものの、見た目は人間なわけで。
ちなみに彼の本名が『大加見さん』だとわかるのはまた後の話だし、こっそり彼が
(もしかして俺の苗字のせいで女子が気を使ってチョコを渡さなかったのか……!? そうか、ならば納得だ!)
などと思い直しているのはここだけの話。
「自分がヒトだと言うのであれば、その証拠を見せるウサ」
「いやもう見た目が人だし」
「具体的に言えば、そのマスクを取るウサ」
別に構わない、とそのマスクを取る。外そうとするオオカミ男、だが……
「言われてみれば外れないな、これ」
月詠ウサギが怪しみ、オオカミ男のマスクに手をかける、が。
「……確かに、外れない」
「おまえはそれ、脱げるのか?」
オオカミ男の言葉に、月詠ウサギは頷いた。
「しょうがないウサァ」
月詠がその着ぐるみの頭をカポッと外せば、月詠の鮮やかな白髪が現れた。頭には勿論、うさみみ。
そしてそのまま身体を覆う着ぐるみもスッポリと脱げば。
「はーい、ウサギの中身はバニーでしたー拍手ー」
月詠の言葉についバニー達は拍手を送り。オオカミ男も力強く拍手を送った。
主に、出て来たバニーガール姿の月詠の小柄ながらもボリュームのある胸元や色気に対し。イェス、バニー。
「じゃあ、そのバニー服は脱げるのか?」
「ん?」
試しに、月詠が己のうさみみを外そうと試みる、が。どうやら取れない模様。
「俺のマスクも同じことだろう、多分」
「……やすやすと脱げないとは、な」
ふむ、と月詠が己の服を見る。
「脱げるか試そうか?」
「結構だ」
もぞもぞと己の服に手をかけるオオカミ男。
「……俺の服は脱げるようだが。見るか?」
「結構だ」
即答する月詠だった。
<< もどる
1
…
10
11
12
13
14
…
16
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
愛とウサギとチョコレート
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
金原りく
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
お色気
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年02月14日
参加申し込みの期限
2018年02月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年02月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!