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【三寮祭】星ヶ丘、マスカレード☆
【お任せ】青い夜空を歩く
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■特別な催し
闇が深まれば、
桜 月
はエントランスでの仕事を離れた。
そしてその時間に合わせ、待ち合わせ場所であるナイトプールへと向かう
小山内 海
と
北条 冬華
。
冬華は蝶をモチーフとしたアイマスクで目元を飾り、その妖艶さを増し。
海はスパンコールが輝き、青い華細工がついた華やかなマスク。首には同系色で太めのチョーカーが巻かれている。
『つきちゃん、私たちにきづくかな?』
「どうでしょうねぇ……」
月デザインの衣装を着ている人も沢山いるだろう、が例え目元や雰囲気を変えようとも、あの月が冬華を見間違うことはない、と思ってしまう。
そう思いながら待ち合わせ場所に着けば
「やぁ、小山内さん。冬華、案内ありがとう」
ナイトプールの片隅で、優美な笑みを浮かべ二人を待っていた月が、冬華と海へと声をかけた。
『すぐにみつかっちゃったね!』
海が笑みと共に筆を走らせる。
その言葉に月は小首を傾げれば、冬華が
「海さんと、月さんは私達に気づくのでしょうか、と話していたのです」
月はそういうことか、と納得し。
「あぁ、二人共私のデザインのドレスを着てくれているし、それに……」
『それに?』
海が首を傾げる。
「冬華程の胸元は、そうそういないからな」
月はそう言うと共に、あたりを見渡す。
寮生や来寮者を始め、周りの客人たち(主に男性)の視線が、スタイルの良い冬華、そして愛らしい海にたっぷり注がれているのを月は感じていた。
(実際に着てもらうと流石私、と自画自賛だが……)
あからさまな視線に月の眉間に皺が寄る。
(この辺りはジレンマだな……。今回は、我慢しよう)
ちなみに視線を注がれているのは妖艶な月も、ではあるのだが。
改めて腰を落ち着けた三人の前に、星ヶ丘寮の執事によって温かな紅茶とお茶菓子が運ばれてきた。
「月さん、寮生のお仕事お疲れ様でした」
衣装の準備を始め、当日もコーディネートや着付けなど忙しく動いていた月を、冬華は愛情を込めて労う。
「あぁ、ありがとう。……そうだ。二人共、夜のプールサイドはまだ寒いだろう」
美味しい紅茶の温かみと友人との語らいで心は暖かさを感じるものの。まだ寒さの残る五月のである。
月は、そっとケープを二人へと手渡せば、その上質な肌触りと温もり、そして月の心遣いに冬華も海も顔を綻ばせた。
お茶を楽しんでいる三人に、絶えず聞こえてくる軽やかな音楽。
『こんなすてきな音楽といっしょに、おいしいものをたべられて幸せ』
そう書く海に、月も冬華も表情を和らげる。
『つきちゃんとふゆかちゃんも、おどったりするの?』
「ダンスか……一通り習ってはいるが」
そう言いながら、月は一つのアイディアを思いついた。
「せっかくだ、少しダンスも楽しむとするか」
月が不敵な笑みを見せれば
『プールまわりはおどれるスペースがすくないけれど』
「月さん、移動しますか?」
「まぁ、見ていてほしい」
月が2人に言い、目を瞑る。
『出ろ』
強く念じれば、月の影が更に更に闇へと伸びて行く。
(あ! 月ちゃんのろっこん!)
月が立ち上がり、プールサイドへと歩いて行けば、影もまたゆっくりと移動をし。
月がプールに向かって顎をクイと引けば、月の影はそのまま水面へと姿を移す。
プールに浮かぶ月の影。
その上に足をゆっくりとかける月の姿に、海や冬華は勿論、周りにいた者達も目を丸くした。
「あの娘、プールの上に立ってるぞ……!?」
一瞬どよめきが起こる。
(月ちゃん、凄い……! でも、普通の人の目もあるけれど大丈夫!?)
いきなり解除されてしまうのでは、と思う海だったが、その時誰とも分からぬ声が響いた。
「流石星ヶ丘寮! 凄い装置があるのね!」
誰ともわからぬ声がその場に響く。それにより皆が、星ヶ丘の余興として月の姿を見つめた。
「さぁ、小山内さん、冬華、おいで」
「はい」
颯爽と月の元へと近付く冬華。
少し遅れ、またドキドキとした表情で海もプールに浮かぶ月の影へと足を踏み入れる。
「せっかくだ、見世物らしくダンスを披露しよう」
手を差し伸べる月の手を海はそっと握る。
「分からなかったら私が上手く誘導するよ、安心して」
月の言葉はいつも、説得力と安心感がある。
そう思いながら海はプールの上で月がエスコートするのに合わせステップを踏んだ。
(プールの上で踊るのって初めてだよ……!)
プールの上は勿論のこと、沢山の視線を集めているのにも少し緊張しつつ、一曲を華麗に踊る海。
「……冬華」
月に呼ばれ、海はそっと身を引く。
「失礼いたします」
曲の雰囲気もラテン的なものへと変わったこともあり、冬華の手を取った月は彼女の身体を情熱的に引き寄せる。
熱く絡む手と足、近づいては離れる二人の激しいダンスに
(いつか私も、大好きな人とあんな激しいダンスを踊ったりするのかな)
大好きな人達の姿を思い浮かべ、頬が紅潮して行くのを感じる海だった。
楽しそうに踊る三人の姿に
檜扇 唱華
は笑みを浮かべた。
「プールさん、ピンチを教えてくれてありがとう。あと、流石舞華ちゃんね」
唱華のろっこん『声無き声』により、プールのピンチの言葉に気付いた唱華。
丁度同じ場にいた、声優学校に通う
檜扇 舞華
が声を上げたわけで。
周りに、星ヶ丘寮の設備である、と思わせることに成功したわけで。
「また何かあったら聞かせてくださいね」
片目を瞑り、ウィンクする唱華だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
金原りく
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
69人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月24日
参加申し込みの期限
2017年12月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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