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夢?それとも幻? 空飛ぶ巨大なコイを追い払え!
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【空飛ぶ非常識】
その日、
新田 亮
は旧市街の港近くにある自宅の車庫で、バイクの整備をしていた。
「ふぅ。だいぶ綺麗になったな。今日はこれで終わろうか」
組み直したバイクにガソリンを入れ直そうとしたその時。
鳴り響いた携帯電話の着信音が、日常崩壊の前触れとなった。
「うん、樹か? また変なメールじゃないだろうな。って『リアル鯉のぼりナウ』……なんだこれ?」
開いたメールに添付されていた画像は、自宅の真上にいる巨大な錦鯉をバックに、ピースサインしている妹の
新田 樹
。
亮は、もう一度画像を見直した。
自分が今いる車庫の真上で、クジラのように大きな錦鯉が空を泳いでいる。
『真上』で。
これが真実なら、ガレージの屋根一枚挟んだ向こう側に巨大な鯉がいるわけだ。
ところが亮は驚きもせずに、ため息をついた。
「やれやれ、また面倒なのが出やがった。あの大きさは洒落にならないぞ。退治しないと」
亮はとりあえず妹にメールを返すと、静かに書庫の内扉から自宅に移動した。
このような不思議な出来事に慣れてきた自分に少々呆れつつ。
「……まずは情報収集かな」
亮はできる限り物音を立てないように気をつけ、書棚から魚図鑑を抜き出した。
* * * * *
妹の
新田 樹
はというと、住宅の陰に隠れて自宅の真上に浮いている鯉を伺っていた。
「うーん。やっぱり兄さんの言う通りにしようかな」
樹は『情報集めるから待っていろ』と書かれた兄のメールを確認して頷く。
その顔には、好奇心が溢れ出していた。
コンビニからの帰り道。自宅が見えたとき、空飛ぶ巨大な鯉がいきなり現れた。
その距離、約200メートル。
考える前に体が動き、物陰に隠れた後、じわじわとこみ上げるものがあった。
でっけー! しかも空飛んでる!
あんな鯉、初めて見たよー!
あれ、退治してもいいんだよね? そうだよね?
面白くなってきた!
さっそく鯉をバックに自撮り。自宅に居るだろう兄に画像をメールして、今に至る。
「あ、きたきた」
着信音とともに兄から送られてきたメールを読んで、樹はニンマリと笑う。
「さすが兄さん。面白そうなこと考えるね」
この時、樹の脳内には、兄からの情報を基にしたあるアイデアが浮かんでいた。
後ほど亮が聞けば「そこまで過激なことは言ってない!」と反論するだろうアイデアが。
* * * * *
亮は再びガレージに移動していた。
「硬球をポーチに詰めて、と」
ろっこん『鬼人の体』を使えば、身体能力を最大で6倍にまで高められる。
本格的な野球の経験はないし、反射神経やスピードに比べると筋力に自信はないが、それでもないよりましだろう。
「あの巨体と鱗には通じるか分からないな。狙うなら目か」
鯉の情報を調べた結果、音や臭いに敏感で、生命力が強いことがわかった。
鱗に覆われているので、あの大きさではかなり防御も固いだろう。
魚は水中にいるため、唾液を分泌しないとも書かれていた。
空を泳ぐ鯉に当てはまるか分からないが、口内を燃やすと効果が高いかもしれない。
そこへ、聞き慣れた声がかかった。
「兄さん、お待たせ」
「お、上手く帰ってこれたみたいだな」
「まかせてよ。私にかかれば簡単簡単」
「……鯉の察知能力って結構高いらしいんだけど。本当にお前の行動力には驚くよ」
「それより作戦だけどさ。こんなのどう?」
無事合流した樹とともに、作戦会議をする亮。
ガレージと自宅という、自らのテリトリーにいるときに鯉に遭遇したのは幸運だったといえる。
少なくとも突然襲われてパニックにおちいる事は避けられたのだから。
しかし、状況は急変する。
鳴り響く轟音。巨大な質量が動くさまが空気を伝わり圧迫感となって迫ってきた。
「な、なんだ?」
「兄さん。急に動き出したみたい!」
ガレージの窓から伺うと、巨大な鯉がその身を翻したのが見えた。
何かを追っている。
そう。
巨大鯉を目撃したのは、彼ら兄妹だけではなかったのだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
阿都
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月14日
参加申し込みの期限
2017年12月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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