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カプセルギア・アーケード ベースガードマッチ!
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■鋼と魂
速攻をかけたのは
新田 樹
の『悟空』。
古典西遊記に搭乗するキャラクターであり道教の神、孫悟空をモチーフとしたその機体は一般的イメージそのままに雲の形をした飛行パーツを備えていた。
悟空は螺旋上昇によってビル群の上へ出ると、如意棒を思わせるロッドを構えて高速で飛行を始めた。
見た目を裏切らないスピードタイプだ。
操縦席でデータウィンドウを開く樹。悟空に備えた高性能センサーによって広範囲マップに敵影のシグナルマークが表示された。
そのうちの一体が悟空へと接近している。ビルの上(コロニーの形状から言えば筒状都市の真ん中)を飛行する悟空は嫌でも目立つので、迎撃は覚悟の上だ。相手のカプセルギアは大きな手裏剣を投擲してくるが、ジグザグの飛行でそれを回避。回転しながら戻ってくる手裏剣を伸縮するロッドで弾いて防御した。
「おっと!」
スピードタイプかつ飛行中の悟空のバランスを崩すには充分な反動だ。相手のカプセルギアがここぞとばかりに忍者刀を翳して跳躍するが――。
「こんな時のための、ミニ悟空だよ!」
悟空がフッと息を吹くような仕草をすると、ボディに仕込まれていた小型ロボット隊『ミニ悟空』が飛び出し相手のカプセルギアへ次々ととりついた。
慌てて振り払おうとするがもう遅い。次々に自爆したミニ悟空によって爆発四散してしまった。
その横をすり抜けるように走り抜ける相手チームのカプセルギア。
両手と両足を揃えて寝そべることで三輪バギーのようになるカプセルギアだ。
引き返して倒すか? ……と考えた所で、仲間からの通信が入った。
「ここは任せて!」
背中の鞘から剣を抜く渋めの機体。
鈴島 クミ
の『スクラップトレジャー九三式(ST93)』だ!
「我慢と根気は得意技、だからね!」
剣の背に手を添え防御の構えをとると、バギーアタックを正面から受け止める。
今にも壊れそうな両足が大地に踏ん張り、がりがりとアスファルト道路を削っていく。
こらえきれずにビルへと激突したならば、窓ガラスの全てが一瞬にしてひび割れる。
ビルの壁が砕けて窓がのこらず飛び散っても、しかしST93は……いや、『ガラクタ君』は壊れなかった。
「このくらいで折れる私たちじゃないよ。そうだよね、ガラクタ君!」
目を青白く輝かせ、剣を真っ赤に輝かせるST93。
ばきんと音をたて、相手のバンパー部分が大きくへこむ。
「今だよ、ゲンジ!」
仲間の存在に気づいてハッと上を見るカプセルギア。
だがその時には既に、
陸堂 源次
の『カオスダイバー』がビルから飛び降りていた所だった。
チェインガン(機関銃)の乱射をしかけながらの自由落下。
いくつも被弾した相手のカプセルギアは即座に後退。撤退を始めるが――。
「逃がさないよ」
あまりにも軽やかに、そしてスマートに着地するカオスダイバー。
レッグパーツのローラーダッシュで急発進すると、逃げ出す相手に追いついた。
「レフトアーム、セット」
がぎんという音をたてて安全装置が外れ、左腕に鋼の杭がセットされる。
「パイルバンカー、ハンマー」
相手の後頭部に押しつけた左腕。その直後、爆発にも似た音と共に杭が頭部を貫いた。
爆炎。回転しながら飛んだ腕パーツが消防車を押しつぶし激しいアラームを鳴らした。
ゆっくりと振り返るカオスダイバー。
ビルにめりこんだままのST93が、小さく手を振った。よく見ればあちこちから火花がちり、一歩も動けない様子だった。
「また無理して。防御の弱い機体なのに」
「えへへ。『肉を切らせて骨を断つ』だよ!」
戦場を駆け抜ける青い流星。
仙藤 蒼
の『ナイトヘッド・ブルース』。
高速軽量飛行可変機というあまりにも玄人向け過ぎるこのカプセルギアを、蒼は更にカスタマイズしていた。
ヘッドパーツを組み合えて高性能レーダーを備え、武装を犠牲にしてでもステルス機能を獲得した。
気づいた頃にはそばに居る。見つけたところでもう遅い。
超高速で飛ぶ不可視の機体はその名前の示す潜在的な恐ろしさをむき出しにしていた。
その恐ろしさは操縦者もといギアマスターの恐ろしさでもある。
蒼の眼前には複数のウィンドウが開き、高性能センサーで感知した膨大な情報が高速で流れていく。
音や熱を含む複数のそして広い感知、そして高速で飛行することでえられる情報量の爆発的増加。
そのデータ量を、蒼は素早く読み取って理解していた。
「そこ――ッ!」
機体をおおきく捻ってビルの谷間に滑り込み、隠れていたカプセルギアにヘッドパーツによる直接的な体当たりを食らわせる。そのまま思い切り吹き飛ばし、勢いよく離脱するのだ。
突然の衝撃に相手のカプセルギアが慌て、仲間を呼び始める。
こうしてビルそのものを破壊しながら現われたのは西洋重鎧のようなカプセルギアだ。ハルバートをぐるぐると振り回し、凄まじいパワーを発揮している。
ナイトヘッドブルースのボディでは一撃食らえば即爆発。ここは逃げるべきか、それとも暫く引きつけるべきか。
空中で変形してアサルトライフル射撃を浴びせるが、鎧にことどとく弾かれる。
「タンク担当だ。こいういうのは放っておくとマズイんだけどなあ。手練れっぽいし放置するのは……」
複雑そうな顔をする蒼にシグナル通信。
『ここは任せろ』のシグナルだ。プレイヤー名は――『エクリプス』。
その名前に、蒼はピンときた。
「OK、任せるよ!」
ふたたび変形して相手側のタワーへと飛ぶナイトヘッドブルース。
対して西洋重鎧のカプセルギアは侵攻を続けるべく振り返――った途端に真っ白な波動光線がぶつけられた。
咄嗟にハルバートで防御するが、あまりの勢いによろめく。
相手は白狼のごときカプセルギア。『シリウス・プロト』の
スピカ・フォーツ
だ!
「行かせない……!」
操縦席でバーを操作するスピカ。熟練の演奏家のごとく端末を操作すると、背部に備えた大砲から波動光線を発射。
凄まじい火力に相手のカプセルギアが今度こそ転倒し、後ろのビルが数軒まとめて崩壊した。
「援護する!」
別のカプセルギアが機関銃の射撃を浴びせてくるが、シリウス・プロトは獣のようなステップで射撃を回避。ローラーダッシュとスタスター加速によって走り始めると、素早く的確に援護担当の死角をとった。
いや、それだけではない。
「ロックオン。波動砲……発射!」
発射ボタンを押し込むと、ボディパーツの武装発動シグナルが点滅。視界を真っ白に染めるかのような波動光線が発射された。
援護担当のカプセルギア。そしてその先にいた西洋重鎧のカプセルギアもまとめて斜線に入れ、まとめて爆発四散させたのだった。
紅組タワー前。防衛にあたっていた二機のカプセルギアが横一列にならんで銃を乱射していた。
相手はたったの一機。集中砲火の筈である。
しかし――。
「くそっ、当たらない!」
「当! 然! ――ですわ!」
残像を作るほどのジグザグ機動で駆け抜ける
城ヶ崎 梨々子
の『プリンセスダンサー』。
一発の被弾をすることもなく、ウェディングケーキのようなドレスで相手のカプセルギアを切り裂いていく。
至近距離まで入ればもはや独壇場。
高笑いをあげながら舞い踊り、乱れ飛ぶ銃弾やブレードの間をすりぬけながら次々と敵機を切り裂いていく。
あとに残ったのは無数の残骸と炎。そして上品にスカートをつまんでお辞儀をするプリンセスダンサーだ。
その美しい少女のごとくヘッドパーツが、燃える炎のゆらぎをうつした。
「さて、早速タワーへの攻撃を」
リボンを長く伸ばして鞭のようにしならせると、タワーめがけて放つ――が、その直後にリボンが斬撃によって打ち払われた。
「そうはさせるか」
「囲んで倒せ!」
リスポーン(撃破されてスタート地点からやりなおすこと)した敵機たちがプリンセスダンサーを取り囲んでいたのだ。
『ひい』という動きをするプリンセスダンサー。
「回避がうまくても、この数ならひとたまりもないだろう」
「かかれ!」
一斉に飛びかかろうとするカプセルギアたち。
思わず慌てるプリンセスダンサー。
スローモーションになった世界の中で、視界の端にキラリと星がきらめいた。
いや、星ではない。
白い光線である。
光線はカプセルギアたちを一気に巻き込み、次々に崩壊させていく。
断末魔と爆発がいくつも重なり、黒煙が立ち上った。
ゆらぐ陽炎と黒煙のさきより現われたのは四足式の女性型カプセルギア。
白 真白
の『ネージュリェーツ』だ。
「大丈夫? 助けに来たよ」
「た、たすかりま――オホン! 褒めてさしあげますわ! あなたには私と一緒に戦う栄誉を差し上げましてよ!」
ぐいんと胸をはるプリンセスダンサー。
「素直じゃ無いなあ」
真白は苦笑してほほをかき、そして。
「けど、後ろの敵は払ったほうがいいかも」
「わすれてましたわ!」
ハッとして振り返るプリンセスダンサー。まだ飛びかかってる最中の敵カプセルギアたち。
しかし虚空に閃いた一文字がカプセルギアたちを一息に打ち払った。
「淑女一人を取り囲むとはな」
一歩踏み出せば大地が吠える。
二歩踏み出せば天空が吠える。
凄まじいまでの威厳を纏い、
煌 白燕
の『サンゴクナイト』が現われた。
「その戦、サンゴクナイトが引き受ける!」
ばちばちと雷が走り、振りかざした剣が輝いた。
しびれるような威厳を放ち、足を踏み込んだなら周囲の自動車がひっくり返って大地にひびわれが走る。
「しゃらくせえ!」
「まずはお前からだ!」
前後から三人がかりで囲んで斬りかかる敵機。
対するサンゴクナイトは青白いアイライトをぎろりとひとつ動かすと、背中から激しい『威圧』を飛ばした。それは相手の機体に浸透し、動きを強制的に鈍らせる。
さらには中国刀で正面の敵を切り裂き、青龍の顎を模した左腕で別の攻撃を受け止める。
流れた雷が敵機を走りあちこちから小爆発を起こさせた。
「他愛ない」
背後の敵機が爆発する。
ネージュリェーツの援護射撃が直撃したのだ。
ビッと親指を立てるネージュリェーツ。
サンゴクナイトはこくりと頷くと、新たに襲い来る敵たちへと身構えた。
「暫く敵を引きつける。その間にタワーへ攻撃するのだ。皆、よろしくたのむぞ!」
一方その頃。白組タワー前では二機のカプセルギアが身長に歩を進めていた。
椿 美咲紀
&
八神 修
による星壱號&星弐號。
彼らはチーム戦という普段とは異なるシチュエーションから、カプセルギアに新たなる可能性をもたらしていた。
それは――。
「特定の味方一体を自分と一緒にステルス状態にする高性能ステルスシステム――名付けて『ジェミニ・ガーデン』なのです!」
「双子星の園、か。美咲紀らしいよ」
遠近両対応の高火力カプセルギアである星弐號と、彼と自分をまとめて覆い隠す星壱號。二人が手を取り合って進み、発見され次第高火力で薙ぎ払うという作戦だ。
基本一対一のギアバトルにはない、柔軟な発想力と言えるだろう。
「だが片方が撃破されれば引き下がらなければならない作戦だ。そういう意味でも、俺たちは一心同体というわけかな」
「シュー君、早速敵さんのおでましなのです」
過剰なほどにステルスに特化したカプセルギアといえど、二機を同時に隠すにはコストが重い。それなりに高い索敵能力をもったカプセルギアであれば発見することができたようだ。
だが勿論!
「俺がいる」
星弐號がライフルを発射。着弾した敵が一発で大爆発を起こし、飛び散っていく。
爆発を聞きつけリスポーンした敵機が襲いかかるが、赤く輝く左手で掴みかかり頭部を粉砕。
更に増える敵機。
「美咲紀!」
「はい、まってました――なのです!」
特殊なボタンを押し込み、同時に飛び上がる星壱號と星弐號。
「重なる星が世界を照らす!」
「カプギア合体!」
「「明星皇!!」」
カプセルギアとは思えないほど背の高いロボットに変形合体した二機――いや明星皇。
明星皇は拳を煌めかせると、大地を派手に殴りつけた。
集まる敵機たちが一斉に吹き飛んでいく。
「美咲紀、このままタワーまで行くぞ。ダメージを与えられるだけ与えるんだ!」
「了解なのです!」
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
バトル
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月04日
参加申し込みの期限
2017年12月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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