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ある触れたくない何か
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午前中の講義が終わって、昼休みに入ったところだった。
仙藤 紫
は外のベンチに腰かけて、5月の陽気を楽しんでいた、のだが……手に何かカサカサと這う嫌な感覚が走った。
「え?」
その感覚はとても不吉なもの。紫が恐る恐る手の方を見ると、なんと、どこから来たのかわからないトカゲが手の甲を這っていた。
時間にしてほんの一瞬、知覚がなくなったかのような感覚を覚える。まさか、そこにそんなものがいるわけがないと認識できないかのような。
しかしそれは束の間のことで、紫はすぐに正気に戻った。
「いやっ!」
思わず叫んで、手を上から下に思い切り振る。だが、トカゲは手の甲に張り付いたまま離れない。
紫は仕方なく、トカゲのいない方の手で恐る恐るトカゲを掴み、引きはがした。そうして、地面に放つ……それ以外に今の窮地を脱する手段はなかったからだ。
紫にとって、爬虫類はどうしても苦手なものだった。見るのですら怖いもの。それなのに、それが自分の肌を這っているなど、想像することさえ本当に恐ろしいことなのだが、不運にもなぜか現実と化している。
地面へ放たれるかと思ったトカゲは、両足を踏ん張って、紫の手の甲から離れる気配を見せない。それどころか、トカゲは手の甲から腕を伝って、服の中へ入り込もうとし始めた。
(冗談じゃない!)
これはまずい。トカゲが服の中に入ったことを想像するだけでも恐ろしいのもあるが、入った後がまずいのだ。紫は、意を決してトカゲを捕まえようとした。が、時すでに遅し。トカゲは袖の中へ入り込んでしまった。
さっきよりも大きな声で叫びたくなるのを、冷静な自分が必死で抑える。
叫んでもトカゲは出てくるとは思えない。むしろもっと服の中で動かれたら……そうならないためには、どうすればよいのか。
紫は、なるべく服の中のトカゲに刺激を与えないよう、いそいそと女子トイレに駆け込んだ。個室に入り、服を脱ぐ。トカゲは、もぞもぞ動き回ることもなく、辺りの様子をうかがっているように見えた。紫はトカゲを捕まえ、どこかへまた潜り込まないよう……そうして便器に入り込んでしまわぬよう、ハンカチでそっと包んだ。ハンカチ越しにトカゲを捕まえたまま、器用に服を着ると、トイレの外へ出た。そこで、ハンカチの中のトカゲを逃す。
今度は手に戻ることなく、すんなりと離れて草むらへ帰っていったトカゲを眺めて、紫は我知らず深いため息をついた。一気に精神が消耗してしまった。
(今日は早く家へ帰りたいわ)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鳴葉ゆらゆ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年11月29日
参加申し込みの期限
2017年12月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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