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きづいたら、あかちゃん
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「あれー? なにしてたんだっけ?」
と、声をあげたのはののこである。彼女はいつの間にか元に戻っていた。絵本を読むまほろの声を遊びながら聞いていたののこだが、うとうとしているうちにこの姿に戻っていた。
「大丈夫でしたか?」
それとなく綾花が問いかけるとののこは「うん」と笑顔で頷く。
(まぁ、元に戻ってよかったわ)(ホント、ホント)
紫とスグリが顔を見合わせて頷いていると、今度は亮が苦笑していた。というのも、妹である樹は兄に抱っこされている最中に元の姿に戻ってたのである。
「っと、大きくなったな」
「それって重かったっていいたいワケ?」
樹がむくれて兄を見る。だが、そんな二人がなんとなく「らしく」思えるのは纏うほのぼのとした空気の所為だろうか?
「……ん?」
なんとなく眠くなっていて、テーブルに頬を載せていた奈津樹も、身を起こしたとたん視界が高くなった気がした。そこから元の姿に戻った事を知り、僅かにため息をつく。そして、辺りを見渡しているとスグリと目が合う。
(……そういえば、お世話されてたかも)
赤ちゃんに変身している時のことが蘇り、ちょっと恥ずかしくなる奈津樹だった。
「……はっ?!」
勘三郎もまた我に返った。そして振り返ると、まほろがちょっと驚いた様子で勘三郎を見ている。というのも、彼は赤ちゃんに変化している際まほろが座っていた椅子に寄りかかっていた為こうなったようだ。
「……お、おはよう」
「う、うん。おはよう……」
まほろと勘三郎は顔を見合わせぎこちなく挨拶すると、暫くの間硬直するのであった。
勿論、異変は外でも起こっていた。
「えーっと、そろそろ片付けの時間かな?」
湊弥は、丁度美姫がその場を離れていた時に元の姿に戻っていた。美姫は「どこに行っていたんですか?」と苦笑しつつ問う。だが、その記憶が微妙に曖昧になっていた湊弥は、「ちょっと色々と……」と口を濁した。
2人はとりあえず保育士さんからおやつの時間の事を聞いたので、子供達を水道に呼び寄せて手を洗わせる事にした。もちろん、コトコも「わーい、おやちゅのじかんー♪」とその中に混じっていく。
「今日のおやつは野菜の蒸しパンやて! 楽しみやね~」
そういいながら奏も1歳児クラスの子どもたちを水道に連れて行く。修は美咲紀と共におもちゃの片付けをするように呼びかける。
「片付けが済んだお友達は、水道に行こうな」
「おもちゃは元の場所に入れておかないとなくなっちゃいますよ~」
2人で手分けしていると、元の姿に戻った咲耶もまた子ども達に混じって片付けをしていた。
(やっぱり、自由に動けるっていいな)
妙にほっとした顔をしているのはさておき、彼もまたあらためて頑張ろう、と思ったようだった。
この後、園児達とおやつを食べた体験者達は別室でアンケートに答え、お土産をもらって解散となった。
その帰り道、勘三郎は「はぁ……」とため息をついた。
「どうしたんだ?」
亮が問いかけ、樹が興味深そうに視線を向ける。と、勘三郎は身体を伸ばすと肩を竦めながらこう言った。
「いや、赤ちゃんってーのも苦労するよなぁ、ってね……」
「確かに普段出来ていることが出来なくなるのは辛かったね」
彼と同じく赤ちゃんに戻っていた樹がうんうんと頷く。
「まぁ、災難だったな」
と、亮が相槌をうつのを聞きながら、勘三郎はどこか遠い目になる。
(やっぱ、赤ちゃんの姿なら綺麗なお姉さんに甘えられるか……っていったらそうでもないっすね、うん!)
そんな彼だが、すっかり忘れている事がある。
実は昼食の際、紫に口を拭いてもらっている事を……。
まぁ、ともかく。どうにかこうにか大きなトラブルもなく(?)体験デーは幕を閉じたのである。
「ほいくえん、たのしかったれす」
いつの間にか、コトコもそこを出ていた。だが、保護者の姿はない。まぁ、そこはどうにか……なると信じたい。うん。
コトコはどこか満足げにぽてぽて歩き、シーサイドタウンの雑踏に紛れていった。そして、その姿をテオは自販機の上から「ふぅ……」と疲れた様子で見送るのだった。
(終)
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あとがき
担当マスター:
菊華 伴
ファンレターはマスターページから!
菊華です。
諸事情によりリアクションが遅くなってしまい、大変申し訳ありませんでした。
お待たせしました、『きづいたら、あかちゃん』、できあがりました~!
皆さんのアクションを読んでいてほっこりするやら、おもわずくすっ、と笑うやら。
大変楽しませていただきました。
書きながらほのぼのしておりました。やっぱり子どもって和みますね~。
機会がありましたらこの『しぶき保育園』でシナリオを出したいな、と思っておりますのでお楽しみに。
今回は次のものをプレゼントいたします
称号:保育士体験は大騒ぎ
取得:体験デーの写真、パンフレット等
それではこの辺りで。
縁がありましたらよろしくお願いします。
※このシナリオの半分は、皆さんのやさしさで出来ています。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年11月18日
参加申し込みの期限
2017年11月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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