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にゃんこのがっこう、はじまるよ~!
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*ご飯にありつくためには*
「生きるためにはご飯が超大事! ですよね☆」
そう元気に言って、キラキラした瞳をスカイ先生に向けるのは、タケミチ(
志波 武道
)です。緑の目に好奇心をいっぱい浮かべ、ヒゲをピンと伸ばしているタケミチは、行動力のあるすこーしやんちゃな短い毛足の黒猫です。
タケミチはこの後の実習のために、座学もしっかり履修しなくてはと意気込んでいます。そんなタケミチにスカイ先生は言いました。
「うむ、その通り。だからこの講義もしっかり受けてもらいたい。さて、では人間からどうご飯を貰うかだが……」
そこでスカイ先生は生徒達の方を向き、すっとチョークを投げる準備。それを見たかーさは、慌てて横の席でくかーと寝ているアンズの手をつんつんとつつきました。
「起きて、起きて……先生見てるよ」
「ふえ……もうご飯だわん?」
「『わん』はもっとダメだよ……!」
かーさのお陰でアンズは何とか頭を起こしました。チョークの行き場を失ったスカイ先生、今度はユキナの方を見ましたが、今回は彼女はばっちりとその金色の瞳を開けておりました。先生はやり場に困った手で自分の耳をぽりぽり掻きながら言いました。
「じゃあユキニャ君。飼い猫は、ご飯が欲しい場合はどうすればいいかにゃ?」
「んー? お皿をこう叩いてカチャカチャ鳴らしてみたりとか、ご飯の時間に空のお皿の前に座ってアピールするとか……?」
ユキナはそう言って、カシカシと切り株の机を軽く叩いてみせます。スカイ先生はうんと頷きました。
「そうだにゃ。他にも、飼い主にねこじゃらしとかで遊んで貰ってご飯を要求する手もある。すんにゃり出てくるし、おにゃかも空いて美味しいし、一石二鳥だにゃ」
「うーん。うち動くの苦手だから、そういうのはあんまり惹かれないです。ぐーたらして動かずに、あざとくごはんをもらう……ズバリこれ」
もうここまでいくと信念と言っていいでしょう。ユキナの堂々とした答えに、スカイ先生は気圧されたように頷きました。
「確かに、それが楽して生きる理想だにゃ。であればお腹が空いたと人間にハッキリとアピールする必要があるにゃ」
ここでタケミチがそのぷにぷにした肉球を元気よく挙げました。
「はいはいセンセー! どういう人がご飯をくれやすそうですか?」
「う~ん、そうだにゃ。人間の子供はわざわざ家から色々持ってきたりしてくれるにゃ。よく遊んでくれるし」
そこにミサキもパッと手を挙げ発言します。
「私知ってます! にゃんこの匂いがする人間はガードが甘いのです。にゃんこの匂いはにゃんこ好きのシルシなのです!」
「確かにそうだにゃ。そういう人間をターゲットにするとやりやすいかもしれにゃい」
「なるほど。じゃあ、食べちゃいけないものとかは何ですか!」
「ああ、それは……」
講義内容がどんどん実践的になっていきます。
タケミチは「なるほど。イカや貝、ネギとかは危ない、と……」と呟きながら真剣にノートをとり、皆も興味深く聴いています。
そこに目つきも鋭く(本人は真剣なだけですが)、アヤカが手を挙げました。
「スカイ先生、実習で失格になったら補習ですか?」
スカイ先生は重々しく頷きました。
「うむ。今日はにゃんこ学校卒業生の方々に、各所に散って貰っている。実習が終われば基本は帰っていいが、不合格者は私の所に連絡が来ると同時にこちらに連れ戻されるので、そのつもりで」
中々の厳しい内容に、アヤカを始め皆の顔が引き締まりました。
(自信がないけど、復習をしっかりして望もう)
アヤカは心の中で、ぐっと猫手を握りました。
講義は続きます。オサムはしっかりとそれをノートにとりながら、そっと机の脇を見ました。そこには持参したお弁当。マグロスモークやデザートに甘さ控えめプリンもあります。
(いっぱい持ってきたから、皆で食べよう。楽しみだな)
オサムはにっこり微笑みました。
そんな和やかで楽しい教室を、ニャケーチ(
アケーチ・タッマーキ
)はうっとりした瞳で眺めていました。
彼は、飼い猫に憧れる流浪の黒猫です。この学校に入り学べば、人間に愛され、素晴らしいご主人様に恵まれる……という噂を聞きつけ、にゃんこ学校に入学しました。
ですが、学校に入学してみると、学校生活のなんと楽しいことか……! 愛くるしいにゃんこだらけのこの学校で、ずっと過ごしていたいとも思ってしまうほどです。
(人間に飼われるのが夢でしたが……にゃんこ学校にいるのも幸せに思えますね、ふふ)
ニャケーチはほわほわしながらスカイ先生の美しいお尻を眺めています。すると、ポンと机の上に包みが投げられました。横を見ると悪戯猫のブラックが手を振っています。ニャケーチが包みを開けてみると、何とマタタビが入っていました。
(ブラックさんが私のために……!)
ニャケーチが感激しながら手をブンブン振り返していると、いつの間にか目の前にスカイ先生が立っていました。
スカイ先生は一呼吸置くと、クワッと牙を見せ言いました。
「―――2匹とも、黒板の前に立ってにゃさーい!!!」
そして。黒板の前には立たされ坊主2匹の姿。ブラックは口を尖らせていますが、ニャケーチはこの罰の嬉しさにくねくねと身悶えしていました。
(ああ、皆さんの視線が痛いです……! 何て素晴らしいスカイ先生の愛の鞭なんでしょう。にゃんこ学校万歳、青春万歳……!)
そんなニャケーチにスカイ先生は少し苦笑すると、また講義を再開しました。しっかり生徒達に教えてあげないと、この後の実習が大変です。
生徒のにゃんこ達もお腹が空いてきたのを我慢しながらお勉強を頑張ります。
―――さあ、講義が終わればワクワクドキドキの実習です。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
NPC交流
定員
15人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月25日
参加申し込みの期限
2017年11月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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