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爆走! ハチャメチャバイク猛レース
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■第二のゾーン:モヒカン地帯
何が起こるか分からない、何でもありのハチャメチャレース。
第二のゾーンはモヒカン地帯だ。
「ヒャッハー! 死ぬにはいい日だ!」
顔を真っ白に塗ったモヒカン戦士たちが手槍を持って合流してくる。
左右をモヒカンたちに挟まれた蒼は小さく舌打ちした。
これはレースゲームでありながらバトルゲーム。
モヒカンの投げる槍は刺さった直後に爆発を起こし、マシンを破壊していく。
クラッシュしたマシンは時として放置されるので新たな障害物となり、蒼たちを苦しめた。
「でもってシューティングゲームでもある、と。邪魔よ!」
後方から飛んでくる槍をたくみなハンドリングでかわすと、懐から取り出したキャンディドロップを口に含んだ。
大きく空を見上げ、強引に奥歯で噛み砕く。
すると。
「ヒャッ!?」
空から大量の飴玉が降ってきた。
しょせんは飴玉。軽くて小さな球体がいくら降ってきたところでたいしたダメージはないと思えるかも知れないが、一センチ以上のヒョウが降ってくると考えればその脅威度がおわかりいただけようか。
走っているバイクの速度と落下の速度が合わさり、モヒカンたちの顔面を次々に打つのだ。ひぎゃーといって転倒し、次々に爆発するモヒカンたち。
コース中の両サイドから飛び出したモヒカンバイクが交差しそこねて接触、大爆発を起こし、爆炎の中を蒼のバイクが突き抜けていく。
否、彼女だけでは無い。
「漁夫の利ってやつをとらせてもらうぜ」
横にぴったりとついていた亨が、渋いカラーリングのバイクを指さした。
「楽しくツーリングというのも悪くないが、ミュージックが足りないと思わねえか」
するとマシンから小さなジュークボックスが飛び出した。
ハードなロックミュージックが流れ出し、それを聞いた後続のモヒカンたちが次々と転倒していく。
前方からすれ違うように突っ込んできたモヒカンたちもまた、接触するまえに転倒、爆発していく。
「これは……」
「『グレムリン・ジュークボックス』。意味、わかるか?」
「グレムリン!?」
ゲーム雑学の深い蒼には名前からピンときた。
色々省いて説明するが、戦時中飛行機が不慮の故障を起こしたとき、『グレムリンがいたずらをした』と言われたそうだ。いわゆる機械を壊す妖怪。不慮の事故の代名詞。
「まっずい!」
蒼は急いでバイクのハンドルを握りしめたが、時既に時間切れ(重複表現)。
マシンが大きく歪むように傾いたかと思うと、モヒカンたちのマシンもろとも大きく転倒した。
まざったバイクがぶつかりあって大爆発を起こす中、みつびのマシンは強引に突き進んでいく。
「ネッシー号に仕込まれた第一のギミック、かまぼこコートが守ってくれるのよん☆」
ピッと小指と人差し指を立てるポーズをとるみつび。
マシンの周囲を覆ったかまぼこがモヒカンたちをぽよぽよとはじき飛ばし、時にはクラッシュした別選手のマシンをも弾いていく。
「これで優勝はいただきね。サーファーだけに!」
横並びになった亨にキリッとした顔で言ってのけるみつび。
「…………」
「あの、ほら、サーフィンの板を抱くのといただきをかけてね……?」
「…………」
「えっと……」
亨はみつびのギャグを無言で流していた、のではない。
ネッシー号を覆うぽよぽよのかまぼこによって音が阻まれ、言葉が届かなかったのだ。いや、届いていたとしても似た反応をしたかもだけれど。
亨の『マシンを乱す音楽』もまた届かなかったことで、みつびのマシンは動きを乱すこと無く併走していた。
「こんな手があったとはな。ま、なんでもありのレースだしこのくらい……おおっ!?」
亨が次の手を考えていると、後方からとんでもないものが近づいてきた。
どうとんでもないかというと、モヒカンやらクラッシュしたマシンやらをみな平等にぺったんこにして走るロードローラーである。あとその上で腕組みする唱華である。
『制御不能。マシンは全速力で直進しています』
「あらお二方、お避けになったほうがよろしいかと」
「マジかよ!」
「ひい!?」
カーブも段差も関係なく破壊しながら強引に直線移動だけを続ける唱華のマシンに、亨とみつびは慌てて回避を選択。
一方の唱華は派手にコースアウトすると、次の合流しようとしていたモヒカンたちの集団をぺったんこにならしていった。
荒野を駆ける三頭の馬。
この光景だけを見るとバイクレースだと誰も信じてくれなさそうだが、もう少し引いて見て欲しい。
まわりを取り囲むモヒカンマシンの群れが分かるだろう。
……いや、こうしてみてもバイクレース感はまるでないが。
「ヒャッハー!」
「焼き馬にしてやるぜー!」
ピアスをした舌を出し、火炎放射器を乱射するモヒカン。
ギターをかき鳴らすモヒカン。
松明を振り回すモヒカン。
このどうかしちゃってる世界観で、三頭の馬は……もとい馬に跨がった三人はぎらりと目を光らせた。
「一角獣ちゃんはこんなモヒカンに負けたりなんてしないのです!」
美咲紀が手綱を引くと、一角獣は体当たりを仕掛けてきたモヒカンバイクを逆にタックルやキックで撃退していく。
一方で修もまた……。
「ラファール、切り抜けるぞ」
全身から激しい電流を放出すると、近くのモヒカンたちを感電させてけちらしていった。
「なかなかの馬でござるな」
こちらは徹之進と愛馬の雷鳴号。
左右から挟むようにモヒカンたちが接近し、爆弾のついた槍を振り回している。
「邪魔者は斬るのみ!」
徹之進は懐に手を入れると、親指で弾くように一枚の銅貨を発射。片側のモヒカンの顔面に当ててひるませると、素早く馬を寄せて抜刀。
逆手握りによる抜刀即斬のフォームでモヒカンを切り捨て、持ち手を変えてもう一方のモヒカンを迎撃。突き出された槍を刀で跳ね上げると、胸を突いてバイクから引き落とした。
美咲紀、修、徹之進。
三人の視線が交わされ、彼らは同時に手綱を握りしめた。
スピードをあげた馬たちが荒野を駆け抜けていく。
やや遅れて集団についていく夏朝とジャイアントにゃんこさん。
「モヒカンが、いっぱい……爆発もして、危ないよ……?」
ネコさん大丈夫? といった様子で頭を撫でてやると、にゃんこさんは大きく口を開けた。
「わな~ん!」
「わなーん?」
「ンわなぁ~ん!」
大きくわなると、なんだか力が抜けてきた。
どうしたことかと周りを見ると、さっきまで殺意満点で襲いかかってきていたモヒカンたちがうっとりしながらバイクのハンドルにもたれていた。
「うるるなーん」
「「にゃーん!」」
かわいさにヤられたモヒカンたちがうっとりしすぎて集団スリップ。
跨がっていた夏朝もうっとりしながらにゃんこさんの背中にぺたんとうつ伏せになった。
「ネコさん……かわいい……」
「トーウ!」
そこへ現われる新たなる刺客。じゃなくておっさん。
亮を背負ったおっさんはモヒカンから奪ったバイクを操ってにゃんこさんの横を抜けていく。
背負われた亮はおっさんの両耳を手で塞ぎ、自分はふにゃふにゃになっていた。
「ああー、そんな手が……でもにゃんこさんもふもふしてるー」
夏朝はまだふにゃふにゃだ。
おっさんは反撃しようかと拳を握ったが、にゃんこさんの顔を見て小さく首を振った。
「俺は誰にも負けないぜ。けど、動物をいじめるのだけは勘弁してくれ!」
「いいぞ~」
亮はふにゃふにゃしながら頷いた。
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
バトル
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月22日
参加申し込みの期限
2017年09月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年09月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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