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プール掃除はどきどきがいっぱい?
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桜は転んだ拍子にデッキブラッシを手放していた。それが音を立てて滑っていく。
「ん? デッキブラッシか」
紗雪 幽
は自分が持っていたデッキブラッシで動きを止めると、器用に拾い上げて掴んだ。ちらり、とデッキブラッシが来た方向を見れば桜が転んでいる。
「大丈夫か? なんか入り込んだみたいだけど……」
と、気になって振り返ると鈍い音が聞こえる。良く見れば掃除場所を変えようと移動していた
野々 ののこ
とぶつかっていたのだ。
「わきゃっ?!」
「わ、悪ぃ!」
思いっきりすっころび、滑っていくののこ。助けようとして追いかける幽。だが、その目の前に
佐藤 英二
の姿が!
「野々さん!」
彼は器用に滑ってののこに追いつくと、受け止めるべくしゃがむ。だが、ここで彼は失念していた。……ののこも勢いづいていた事に。
「英二くん、あぶなーいっ!!」
「大丈夫だか……ら?!」
ごい~~ん、と鈍い音がした。ののこを受け止めた英二だが、プールの壁に頭を打ち付けたらしく、目を回してしまった。
「! ごめんなさい! 大丈夫……じゃないね」
「俺もすいません! 先輩にぶつかってしまったから……」
ののこが幽に助けられながら起き上がり、英二の様子を見る。英二は気を失っているようで、幽は申し訳ない気持ちになった。
(……野々さん、いい匂いだったなぁ……)
気を失う前、英二は、ふとそんな事を内心で呟いていた。
桜のデッキブラッシと、幽のデッキブラッシが放置されている。それに気づいた
黒兎 都
はそつなく拾い上げていた。ののこの声を聞いていた彼女は、現場を見、思わず呟く。
「……大丈夫かの……」
「確か、紗雪といった一年生が職員さんを呼びに行ったみたいだ。とりあえずは大丈夫だろう」
近くでこまごまとした部分の掃除をしていた
八神 修
もまた英二たちの様子を見ており、静かに頷く。2人はどうにかなりそうだ、と思いなおし掃除に戻る。
都は拾ったデッキブラッシをプールサイドに上げると、小さくため息を吐く。
「なんでまた水がローションになってる? ま、うちが転んだところでお色気要素になるとはおもえんがの」
と言いながら掃除をしていると……思いっきり何かを踏んだ。
「いっ?!」
それが何かを確認する前に、思いっきり滑る都。修はすかさず助け起こすが、すぐさま彼女にパーカーを羽織らせる。というのも、都の胸部分の水着が放送できないほど脱げてしまったからだ。ぷるるっ、とむき出しになった胸を、晒すわけには行かない。紳士として。それが例え、ささやかバストだとしても……!
「はうぅ、ありがと……」
都は礼を述べてパーカーで胸元を隠す。そして照れ隠しついでにフードをかぶると……それは猫耳だった。
(あ、似合うな……)
顔を真っ赤にして俯く都の猫耳パーカー姿を見、そう思う修。
だが、彼らは気づいていない。都の水着がどこへ行ったかを!! そう、それはバテながらも掃除を(元カノに見られながら)頑張る
北里 雅樹
の足元だ!
――人、それを『天丼』という!(業界用語)
「サボる暇があるなら掃除よ、掃除」
「解ってる」
椎井 莉鳥
にそう言われ、苦笑しながらもごしごしとデッキブラッシを動かす雅樹。だが、彼はここで都の二の舞になろうとは想像していなかっただろう。思いっきり水着をふみ、すっころぶ!
「ぅわぁ!?」
「ちょっと!!」
しかも、莉鳥を巻き込んで……である。どうみたって雅樹が莉鳥を押し倒したようにしか見えない。ぱっ、とみた感じでは実に「いただきます」的なシチュエーションに見えてしまう。
ローションまみれになり、僅かに頬が赤くなる莉鳥。それは顔を上げた雅樹と目が合ってしまったからだろうか?
それだけではない。莉鳥のTシャツがローションに濡れて張り付き、妙に艶かしい。
「……な、何……」
僅かに赤くなる莉鳥の頬。ソレほどまでに見つめ合っていたのだろうか。そして、雅樹はというと……
(去年の)バレンタインデー
と
(同じく去年の)莉鳥の誕生日
を思い出したりして思考回路がショートしていた。
「いや、その……ごめん」
そういって退こうとする雅樹だったが、足を踏み出した途端にまた滑る! そして掴んだのは莉鳥のTシャツ!!
「えっ?!」
勢い余って破けるTシャツ。あと数ミリ手が動いていたら、水着がずり下ろされる展開が待っていた……かもしれない。
(このTシャツ、あまり古いほうではなかったハズよね……)
と、冷静に考えようとする莉鳥だったが、雅樹の手は思いっきり彼女の胸を揉んでいた。
「……そんなつもりじゃなかっ……ゴメンナサイ」
「大丈夫、だから」
雅樹があわてて体制を整え、土下座。莉鳥は冷静にそういったつもりだが、僅かに声が上ずった。
暫くの間、気まずい空気が流れ……雅樹は土下座のまま、莉鳥は立ったまま放心するのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
お色気
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月01日
参加申し込みの期限
2017年10月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年10月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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