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- 種族
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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
ウサギ戦隊 バニレンジャー！
■始まる激闘
タートリアンのアジトは海沿いの洞窟付近に構えられていた。
「……ここね」
月と紫苑がバイクから降りれば、既に碧南と彰尋の姿が見える。
「待ってたよ」
彰尋の姿は女体化し、艶めかしい黒バニースーツに包まれており。男性の時より高く柔らかい声のバニー彰尋。恥ずかしさは拭えなかったが、人質がいると知ってからは真剣な表情へと変わっている。
「アジト内部の情報はある程度調べておきました」
のんびりとした雰囲気ながら、仕事はキッチリこなす紫苑。
「それでも、やはり不明な点は多いが……」
そう言いながら月と紫苑はバイクから降りた。
「……おいで」
月が声をかけた先は、己の影。
声に反応し、月の影は広がり、月の身体を包み込む。彼女の影はバニー服となり、月のメリハリのある身体にフィットした。
（やっぱり恥ずかしいけれど、仕方ない……）
そんな感情を微塵も見せず、月はキリリとした表情を見せた。
「ちゃちゃっとやっつけて、ササッと帰るわよ！」
碧南が胸を張り宣言すれば、形良いバストがピンと上向いた。イェス、バニー！
突入したアジト内部は、想像以上の敵の多さだ。
「飛んで火に入るウサギさんだタコー！」
バニレンジャーの姿を見つけるや、ワラワラ現れる小型のタコとカメ。
「……雑魚め」
月は己の影を広げ、雑魚を薙ぎ払っていく。
彰尋や碧南も迫りくる敵を美脚な足技で蹴り飛ばしていくが、いかんせん敵の姿が多い。
「倒してもキリがあえりませんねぇ」
そう紫苑がため息をつくと、突如部屋に爽やかな風が吹いた。
「みなさん、お待たせしました！」
皆が振り向くと、そこには真っ白い羽根を携えた、水色のバニーガール少女の姿。
「困ってる人がいるならほおってはおけません！ バニーエンジェル、降臨ですっ！」
金髪のポニーテールに、愛らしい水色のワンピースタイプのバニー服。リリエル・エーテライトの姿が光と共に現れた。
「あの子は……確か異世界で活躍するというバニーの一人……！」
彰尋が感嘆の声を上げれば、リリエルは恥ずかしそうな笑みを見せた。
「まだまだバニー服には慣れませんが……がんばリリエルですっ！」
両手の拳を胸の前に持ってきて、愛らしい笑みを見せれば仲間だけでなく、敵もその姿に見惚れる程で。
「そ、そんなに見ないでくださいっ。恥ずかしいですっっ」
顔を真っ赤にし、リリエルは思わず武器である弓から四方八方に発射させれば、タコやカメに次々と矢が突き刺さって行く。
「きゃあっ！ す、凄いけどこっちに攻撃はしないでー！」
碧南を始め、皆がリリエルの矢をひょひょいと避けながら、次の部屋へと向かっていった。
■その頃、幹部たちは
「……くっ、流石バニレンジャータコ。数で押せるようではないタコね」
にゅるにゅると腕を振り回しながらオクトパッシーことタコ男が顔を更に紅潮させる。
「あの位で根を上げられては困るカメ」
ニタリ、と笑みを見せるカメ男。
ここはアジトの奥。
薄暗く、また悪趣味な一室でタートリアン達はモニターでアジト内の様子を伺っていた。
巨大モニターには、颯爽と雑魚敵を蹴散らしながら進むバニレンジャー達の姿がバッチリ映っている。
「あぁ～～、たまらないタコ……」
「ピンヒールでグリグリされたいカメ……」
モニターに映る画像は、それはもう胸元に寄ったり、足から舐めるような画像だったり、で。
「……おい」
タコ男とカメ男の背後に、一人の小柄な少女がいつの間にか現れていた。
ジト～っとした眼差しでタコとカメ、そしてモニターを見比べる。
「せ、先生。人質はどうしたタコ？」
先生と呼ばれる少女――旅鴉 月詠は口を開く。
「悪いようにはしてない」
月詠が傍らのリモコンボタンを押せば、モニターは人質の少女の姿を映し出した。
「そう言えば、もう一人の人質はどうしたカメ？」
「あぁ、あちらは私がいくら時間をかけようと変身する気はないらしい。タコ、あちらは任せた」
やれやれ、と両手を上げ首を左右に振る月詠。
「え！？ いいのタコ？」
「クイーンが良しとしている。私は知らん」
光沢のある白い髪をかき上げる月詠。
「いってくるタコーー！」
手足を振り回しながら、タコ男が部屋を出て行った。
「先生、バニレンジャーが海の間に近づいてきてるカメ」
「ん。思ってた以上に早いな。では行ってくるとしよう」
月詠は颯爽と部屋を後にした。
「しかし、流石クイーンだカメ。変身前のバニレンジャーがわかるだなんて」
カメ男はそう言うと、特別室と書かれた部屋へと向かうのだった。
タートリアンのアジトは海沿いの洞窟付近に構えられていた。
「……ここね」
月と紫苑がバイクから降りれば、既に碧南と彰尋の姿が見える。
「待ってたよ」
彰尋の姿は女体化し、艶めかしい黒バニースーツに包まれており。男性の時より高く柔らかい声のバニー彰尋。恥ずかしさは拭えなかったが、人質がいると知ってからは真剣な表情へと変わっている。
「アジト内部の情報はある程度調べておきました」
のんびりとした雰囲気ながら、仕事はキッチリこなす紫苑。
「それでも、やはり不明な点は多いが……」
そう言いながら月と紫苑はバイクから降りた。
「……おいで」
月が声をかけた先は、己の影。
声に反応し、月の影は広がり、月の身体を包み込む。彼女の影はバニー服となり、月のメリハリのある身体にフィットした。
（やっぱり恥ずかしいけれど、仕方ない……）
そんな感情を微塵も見せず、月はキリリとした表情を見せた。
「ちゃちゃっとやっつけて、ササッと帰るわよ！」
碧南が胸を張り宣言すれば、形良いバストがピンと上向いた。イェス、バニー！
突入したアジト内部は、想像以上の敵の多さだ。
「飛んで火に入るウサギさんだタコー！」
バニレンジャーの姿を見つけるや、ワラワラ現れる小型のタコとカメ。
「……雑魚め」
月は己の影を広げ、雑魚を薙ぎ払っていく。
彰尋や碧南も迫りくる敵を美脚な足技で蹴り飛ばしていくが、いかんせん敵の姿が多い。
「倒してもキリがあえりませんねぇ」
そう紫苑がため息をつくと、突如部屋に爽やかな風が吹いた。
「みなさん、お待たせしました！」
皆が振り向くと、そこには真っ白い羽根を携えた、水色のバニーガール少女の姿。
「困ってる人がいるならほおってはおけません！ バニーエンジェル、降臨ですっ！」
金髪のポニーテールに、愛らしい水色のワンピースタイプのバニー服。リリエル・エーテライトの姿が光と共に現れた。
「あの子は……確か異世界で活躍するというバニーの一人……！」
彰尋が感嘆の声を上げれば、リリエルは恥ずかしそうな笑みを見せた。
「まだまだバニー服には慣れませんが……がんばリリエルですっ！」
両手の拳を胸の前に持ってきて、愛らしい笑みを見せれば仲間だけでなく、敵もその姿に見惚れる程で。
「そ、そんなに見ないでくださいっ。恥ずかしいですっっ」
顔を真っ赤にし、リリエルは思わず武器である弓から四方八方に発射させれば、タコやカメに次々と矢が突き刺さって行く。
「きゃあっ！ す、凄いけどこっちに攻撃はしないでー！」
碧南を始め、皆がリリエルの矢をひょひょいと避けながら、次の部屋へと向かっていった。
■その頃、幹部たちは
「……くっ、流石バニレンジャータコ。数で押せるようではないタコね」
にゅるにゅると腕を振り回しながらオクトパッシーことタコ男が顔を更に紅潮させる。
「あの位で根を上げられては困るカメ」
ニタリ、と笑みを見せるカメ男。
ここはアジトの奥。
薄暗く、また悪趣味な一室でタートリアン達はモニターでアジト内の様子を伺っていた。
巨大モニターには、颯爽と雑魚敵を蹴散らしながら進むバニレンジャー達の姿がバッチリ映っている。
「あぁ～～、たまらないタコ……」
「ピンヒールでグリグリされたいカメ……」
モニターに映る画像は、それはもう胸元に寄ったり、足から舐めるような画像だったり、で。
「……おい」
タコ男とカメ男の背後に、一人の小柄な少女がいつの間にか現れていた。
ジト～っとした眼差しでタコとカメ、そしてモニターを見比べる。
「せ、先生。人質はどうしたタコ？」
先生と呼ばれる少女――旅鴉 月詠は口を開く。
「悪いようにはしてない」
月詠が傍らのリモコンボタンを押せば、モニターは人質の少女の姿を映し出した。
「そう言えば、もう一人の人質はどうしたカメ？」
「あぁ、あちらは私がいくら時間をかけようと変身する気はないらしい。タコ、あちらは任せた」
やれやれ、と両手を上げ首を左右に振る月詠。
「え！？ いいのタコ？」
「クイーンが良しとしている。私は知らん」
光沢のある白い髪をかき上げる月詠。
「いってくるタコーー！」
手足を振り回しながら、タコ男が部屋を出て行った。
「先生、バニレンジャーが海の間に近づいてきてるカメ」
「ん。思ってた以上に早いな。では行ってくるとしよう」
月詠は颯爽と部屋を後にした。
「しかし、流石クイーンだカメ。変身前のバニレンジャーがわかるだなんて」
カメ男はそう言うと、特別室と書かれた部屋へと向かうのだった。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2017年08月21日
- 参加申し込みの期限
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- 2017年08月28日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2017年08月28日 11時00分
